月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

月ナカ生活196パック

8月9日(水)正午まで データ版:3900円/CD版8100円

〇月刊・中谷彰宏196

「和菓子は、風景を味わう。」

――『和菓子』

〇別冊・中谷彰宏196

「好みのタイプは、映画で決まる。」

――『ロミオとジュリエット』『パッセンジャー』

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月ナカ生活196パック

【データ版】 価格:3,900円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】価格:8,100円(税・送料込)


イノベーションは、お寺から。

「和菓子」で味わう、

中谷流「貴族」教養術。

月刊・中谷彰宏196「和菓子は、風景を味わう。」――『和菓子』

「東風」は菅原道真の「東風吹かば――」の歌に由来。
「飛び梅」も菅原道真の逸話、「竜田」は大和の竜田川、
「初ちぎり」は江戸期の俳人・加賀千代女の句に由来。
「和菓子には、菓銘がある。菓銘は、短歌や俳句、花鳥風月、
歴史や名所旧跡に由来している。風景を味わう。」と中谷さん。
和菓子を味わうためには、教養が不可欠です。
教養があれば、和菓子をもっと味わえます。
教養を身につける方法、中谷さんから教わりました。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】月刊・中谷彰宏196

【データ版】月ナカ196 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】月ナカ196 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

★月ナカ196――7つの学び

○「追い詰められたとき、発明が生まれる。」(中谷彰宏)

江戸の街を悩ましたのが、洪水でした。 将軍・徳川吉宗は、堤防に桜の木を植えました。 多くの人が訪れて、踏み固めてくれるからです。 悩みは落ち葉。でも、それを生かしたのが山本新六。 塩漬けにした桜の葉で、餅をくるんで「桜もち」に。 「追い詰められたとき、発明が生まれる。」と中谷さん。 吉宗と山本新六、二人のアイディアは秀逸ですね。

○「菓子は、果物。田道間守が持ち帰った。」(中谷彰宏)

垂仁天皇の命を受けた田道間守は、「常世の国」にある、
不老長寿をもたらす「非時香菓」を探す旅に出ました。
10年かけて発見した「非時香菓」は、今でいうところの橘。
橘とは、みかんの原種。最上級の「菓子」とされていました。
「今でも、果物を水菓子というように、大昔、菓子とは、
果物のことだった。田道間守は、菓祖となった。」と中谷さん。
果物と菓子は、同じカテゴリーだったとは驚きですね。

○「鑑真が、砂糖と蜂蜜をもたらした。」(中谷彰宏)

お菓子の歴史に一大変革をもたらしたのは、甘み。
それまでのお菓子は「甘味」とはいえないしろものでした。
「鑑真が日本にもたらしたのは、戒律だけじゃない。
砂糖と蜂蜜。この時代、どちらも薬扱いされていた。
マルクハニーは殺菌効果がある。口内炎によく効く。
渡来僧は、テクノロジーを持ってきた。」と中谷さん。
「甘み」は、テクノロジーの賜だったのですね。

○「空海が、どら焼きを発明した。」(中谷彰宏)

「お坊さんは、お腹が空く。主食が少ないし、重労働。
アスリートレベル。そこで発案されたのがどら焼き。
どら焼きを発明したのが空海。「どら」とは銅鑼。
お茶を持ち帰った栄西は、饅頭も持ち帰った。
甘酒を足すと発酵して、甘くなることがわかった。
これで、革命的スイーツブームが起こった。」と中谷さん。
お寺は、お菓子のイノベーションセンターだったのですね。

○「奈良の自由さが、奈良饅頭を生み出した。」(中谷彰宏)

中国の禅僧・林浄因は室町時代、饅頭をもたらしました。
饅頭の祖・林浄因が住み着いたのは、奈良。
「当時の奈良は、政治闘争から一線をおいていた。
商工業も盛んで、中国人や朝鮮人も多かった。
奈良の自由さが、奈良饅頭を生み出した。」と中谷さん。
饅頭「まんとう」が饅頭「まんじゅう」に。
イノベーションには、自由な気風が必要なのですね。

○「御用達は有料、献上は無料。」(中谷彰宏)

「宮内庁御用達」で検索してみると、食品だけでも、
味噌、醤油、酢、饂飩、カステラ、海苔、蒲鉾、
緑茶、コーヒー、日本酒といった品々が見つかりました。
お菓子ジャンルには、とらやの「竹皮包羊羹 夜の梅」が。
調べてみると、とらやは室町時代後期に京都で創業。
以来、皇室とのつながりを保ちながら、現在に至りました。
和菓子の歴史を通じて、日本の歴史を学びましょう。

○「和菓子は、菓銘がある。風景を味わおう。」(中谷彰宏)

和菓子には、味わい深いネーミングのものが多々あります。
「東風」は菅原道真の「東風吹かば――」の歌に由来。
「飛び梅」も菅原道真の逸話、「竜田」は大和の竜田川、
「初ちぎり」は江戸期の俳人・加賀千代女の句に由来。
「和菓子には、菓銘がある。菓銘は、短歌や俳句、花鳥風月、
歴史や名所旧跡に由来している。風景を味わう。」と中谷さん。
和菓子は、教養で味わうものなのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美

選択の連続の人生に、指針を与える。

中谷さんの「運命の映画」発見術。

別冊・中谷彰宏196「好みのタイプは、映画で決まる。」――『ロミオとジュリエット』『パッセンジャー』

感受性とは、芸術作品から受ける影響の大きさ。
その点、中谷さんは絶大な感受性の持ち主といえます。
高校時代に観た「ロミオとジュリエット」。
「これだな。目標が決まった。僕は、この世界で生きよう。
この映画が、ぼくの人生を決めた。」と中谷さん。
「ロマンチック」と「極限状態からの脱出」。
これらが、中谷さんの人生の2大方向性。
人生を決める映画との出会い方、中谷さんから伺いました。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏196

【データ版】別ナカ196 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】別ナカ196 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

★別ナカ196―7つの学び

○「この映画が、僕の人生をおかしくした。」(中谷彰宏)

デートで「ロミオとジュリエット」を観よう。
でも、ふられてしまい、1人で観た高校時代の中谷さん。
「これだな。目標が決まった。僕は、この世界で生きよう。
この映画が、ぼくの人生をおかしくした。」と中谷さん。
このときのシェイクスピア体験が、
早稲田演劇科への道を歩ませたのかもしれないと回想。
1本の映画が、人生を変えてしまうものなのですね。

○「ロマンチックに生きるのは、茨の道。」(中谷彰宏)

ロミオとジュリエットのキスシーン。
途中で目を開けたジュリエットに、中谷青年はびっくり。
ジュリエット「いま、わたくしの唇に罪がうつったのですね」
「あなたに罪をおうつししてしまいましたので、
その罪をお返しください」と切り返すロミオ。
「これや! 以来、ラブレターの文体がこれになった。
キモいよね。当然、相手はドン引きする。」と中谷さん。
ロマンチックに生きるのは、茨の道なのですね。

○「ロミオとジュリエットは、バカップル。」(中谷彰宏)

有名なバルコニーのシーンでのやりとり。
ジュリエット「ごめんなさい。言うことを忘れてしまいました。
ロミオ「では、思い出すまで、お待ちします」
ジュリエット「え、いてくださるんですか。じゃ、思い出しません」
ロミオ「では、いつまでもここにいます。ここを我が家と致します」
「バカップルの会話。想像を超えたところに持っていく。」
シェイクスピアは台詞回しがはんぱじゃない。」と中谷さん。
この跳躍力が、シェイクスピアの魅力なのですね。

○「その朝、ジュリエットはケラケラ笑っていた。」(中谷彰宏)

中谷さんの恋愛観を築いたのも「ロミオとジュリエット」。
「一番びっくりしたのは、2人で迎えた朝のシーン。
ジュリエットがケラケラ笑っている。微笑みじゃない爆笑。
これって、どういうこと? 童貞には衝撃だった。
理想のベッドシーンは、笑わせることだと学んだ。」と中谷さん。
別ナカに「ベッドで笑い転げよう」という作品がありますが、
これは「ロミオとジュリエット」に着想を得たのかも。

○「『このとき、どうする?』が映画の楽しさ。」(中谷彰宏)

2本目の映画は「パッセンジャー」。
中谷さんの2016年のベスト3作品だそうです。
「『このとき、どうする?』という会話が映画の楽しさ。
ああでもない、こうでもない。これが楽しい。
これは、アートと同じ。正解はない。」と中谷さん。
このとき、自分だったら、どうするか?
こんな問いかけの集積が、中谷さんを形作ったのですね。

○「追い詰められた体験は、日常生活に応用できる。」(中谷彰宏)

別の惑星への移り住むために、5000人を乗せた宇宙船。
人工冬眠しているところ、1人だけ起き出してしまった主人公。
到着まで、あと89年。それは、死ぬまで1人ということ…
「追い詰められた状況に感情移入した経験は、
日常を生きる上で生きてくる。」と中谷さん。
ゾンビ襲来、崩落トンネルに生き埋め、独居房。
極限状態を仮想体験するは、最高のメンタル修行なのですね。

○「ロボット相手では、言い合いができない。」(中谷彰宏)

唯一の話し相手は、バーテンダーロボットだけ。
「おっしゃるとおりでございます、お客様」
如才ない会話はできても、血が通った会話は無理。
「ロボット相手では、言い合いができない。」と中谷さん。
酒浸りになりながら、しだいに自堕落になる主人公。
ついには、禁断の一手を実行に移すことになります。
人間とAIの未来について、考えさせられる映画でした。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美