月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

月ナカ生活187パック

11月9日(水)正午まで データ版:3900円/CD版8100円

〇月刊・中谷彰宏187

「偶然の出会いに、迷わない。」

――『わらしべ長者』『富山の薬売り』

〇別冊・中谷彰宏187

「真理は、逸脱した所にある。」

――『バッドサンタ』『イミテーションゲーム』

〇欲しい月ナカ・別ナカをもう1本

※「備考欄」で、ご希望をお知らせください。

〇学習チェックテスト

(300円分のポイントバック付き)

「月ナカ生活」トップ

月ナカ生活187パック

【データ版】 価格:3,900円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】価格:8,100円(税・送料込)


人脈を交換する人が、成功する。

中谷流「わらしべ」金運術。

月刊・中谷彰宏187「偶然の出会いに、迷わない。」――『わらしべ長者』『富山の薬売り』

「わらしべ長者」は出会う人たちと「交換」しました。
わらしべをミカンに、ミカンを反物に、反物を馬に、
その馬を通じて、お金持ちのお婿さんになりました。
この間、トントン拍子だったわけではありません。
ときには、価値の下がってしまう交換もしました。
愛のある交換をすることで、人脈がつながったのです。
「富山の薬売り」も、人脈をお金に換えるビジネス。
顧客データベースを構築し、品質を科学的に管理し、
ノベルティグッズを用いて、顧客の心をつかんだのです。
人脈をお金に換える心構え、中谷さんから伺いました。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】月刊・中谷彰宏187

【データ版】月ナカ187 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】月ナカ187 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

「わらしべ長者」は出会う人たちと「交換」しました。
わらしべをミカンに、ミカンを反物に、反物を馬に、
その馬を通じて、お金持ちのお婿さんになりました。
この間、トントン拍子だったわけではありません。
ときには、価値の下がってしまう交換もしました。
愛のある交換をすることで、人脈がつながったのです。
「富山の薬売り」も、人脈をお金に換えるビジネス。
顧客データベースを構築し、品質を科学的に管理し、
ノベルティグッズを用いて、顧客の心をつかんだのです。
人脈をお金に換える心構え、中谷さんから伺いました。
★月ナカ187――7つの学び

○「願い事は、声に出して、正直に言おう。」(中谷彰宏)

昔話「わらしべ長者」は、男が観音様に手を合わせ、
お金持ちになりたいと願をかける場面から始まります。
「パッとしない中年男だけど、ここがすごい。
欲望を正直に言っている。枯れちゃダメ。欲望は大事。
ここの教訓は、欲望を正直に声に出そう。」と中谷さん。
日本人は全般的に、欲望をあらわにすることをためらいます。
でも、それを表明することが、成功への第一歩なのです。

○「相談するなら、観音様。実力者に相談しよう。」(中谷彰宏)

「男のすごいところは、観音様に相談しているところ。
お金持ちになりたいのなら、お金持ちに相談する。
実力者を見つけ出し、相談するから成功できる。
近くにいるというだけで、むやみに相談しないこと。
清貧が大事とか、正論を言ってくる。」と中谷さん。
つい身近な人に相談しがちですが、それは禁物。
「実力者」を見つけ出すことも、実力なのですね。

○「素直で無欲だから、チャンスをつまむ。」(中谷彰宏)

「外に出て、最初に手にした物を大切にしなさい」と観音様。
男はいきなり転んで、わらしべを手にします。
それにアブを結わえたら、むずがる子供が泣き止みました。
お礼にもらったミカンは反物へと「変身」を繰り返します。
「どう見ても値打ちのない物でも、これは違うと思わなかった。
素直で無欲だから、チャンスをつかめる。」と中谷さん。
「丸呑み」の大切さは、ここにあるのですね。

○「愛があるから、人脈を交換できる。」(中谷彰宏)

ところが男は、価値を下げてしまう取引にも応じます。
高価な反物を、病気の馬と交換したのです。
「愛情深く介抱した結果、馬は駿馬になった。
駿馬をきっかけに、名家に婿入りすることになった。
ぐずる子供、不調の姫君、病気の馬。
愛があるから、人脈を交換できる。」と中谷さん。
「わらしべ長者」の教訓は、愛の大切さにあったのですね。

○「米がとれないから、製薬業が発展した。」(中谷彰宏)

雑誌の「幸福度ランキング」上位の常連といえば富山県。
家の大きさ、教育レベル、福祉などで高く評価されています。
ところが富山県、昔は、けっして豊かではありませんでした。
「富山藩は、加賀前田家の分家筋。幕府から目をつけられていた。
それに、川が急、洪水が多いこともあり、田んぼが少なかった。
藩主は病弱で、薬が手放せなかった。」と中谷さん。
こういう苦しい事情から「富山の薬売り」が生まれたのです。

○「置き薬ビジネスは、情報ビジネス。」(中谷彰宏)

使った分だけ、後払いしてもらうのが置き薬ビジネス。
薬売りたちは、全国津々浦々、行商してまわりました。
「立山の修験者は、以前から御札を売ってまわっていた。
このネットワークとビジネスモデルに、薬をのせた。
置き薬ビジネスは、情報ビジネス。」と中谷さん。
その他にも、クオリティ管理、データベースの共有、
ノベルティグッズの活用、健康相談からスクール創設まで。
富山の薬売りは、現代に通じる先駆的存在だったのです。

○「人脈を交換できる人が、成功する。」(中谷彰宏)

愛をベースに、人脈をつないでいった「わらしべ長者」。
先駆的なアイディアと創意工夫を次々と取り入れながら、
人と人とを結びつけていった「富山の薬売り」。
「出会いを大切にする人だけが、出会える。
人脈を交換できる人が、成功する。」と中谷さん。
むやみに広げるだけでは意味のないのが人脈。
人脈に対する意識をアップデートできるトークでした。

**

月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美

正義・正論は、正しくない。

善悪のジャッジをしない、

中谷さんの「逸脱」クリエイティブ論。

別冊・中谷彰宏187「真理は、逸脱した所にある。」――『バッドサンタ』『イミテーションゲーム』

正論は正しいだけで、真実はそこにはありません。
正義は正しいだけで、現実はそこにはありません。
「正しい」にこだわる人は、善悪のジャッジをしがちです。
ジャッジをすることで、失ってしまうものがあります。
それは「クリエイティブ」。
「善悪をジャッジして、怒りをぶつけるより、
自分に活かそうと考えるのが、クリエイティブ。」と中谷さん。
「正しい」より高次の概念、中谷さんから教わりました。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏187

【データ版】別ナカ187 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】別ナカ187 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

★別ナカ187――7つの学び

○「必要のないシーンに、味が出てくる。」(中谷彰宏)

「ハリウッド映画は、必要のないシーンがない。
必要のないシーンがないと、疲れてしまう。
何度も観るうちに、必要ないシーンに味が出てくる。」
今回は「バッドサンタ」と「イミテーション・ゲーム」。
私は「イミテーション・ゲーム」を観ましたが、
「必要ないシーン」が、どこか見つかりませんでした。
もっと修行して、メリハリを見つけられるようになりたいです。

○「善良な主役は面白くない。悪さがリアル。」(中谷彰宏)

映画「バッドサンタ」はその名の通り、悪党サンタ。
サンタに扮しながら、デパート泥棒を企む主人公。
その悪巧みに気づいたデパートのガードマン。
でも、それを通報するどころか、強請ってくる始末…
「正義の大切さをちっとも訴えていない。
善良な主役は面白くない。悪がリアル。」と中谷さん。
悪の世界のリアルに、人間の本質が浮き彫りになりますね。

○「正論だけでは、教訓にならない。」(中谷彰宏)

「商売は、口車に乗らないといけない」
これは、中谷さんのお父さんの教えでした。
調子のいい話、眉唾な話であっても、時にはのってみる。
そうしないと、チャンスが掴めないし、学びも得られない。
「悪から学ぶ教訓もある。教訓は多面的。
正論だけでは、教訓にならない。」と中谷さん。
「バッド」から学ぶことが、大人の勉強なのですね。

○「胡散臭さに、真実がある。」(中谷彰宏)

どういう人とつきあうかは、人生の大問題。
「胡散臭い人」とは、どう向き合うべきでしょうか。
「胡散臭い人とは、やっかまれている人。
モテモテで、すごい人だから、胡散臭いと言われる。
ときには騙されたり、めんどくさいことになる。
でも、いい人限定で排除していたら可能性がなくなる。
胡散臭さに、真実がある。」と中谷さん。
胡散臭い人と渡り合える度量を持ちたいですね。

○「数学者は、アーティスト。」(中谷彰宏)

アラン・チューリングは、コンピュータの生みの親。
天才的数学者として、ナチスの暗号解読に挑みます。
「エニグマを解読するためには、協力者が必要。
俺よりすごいやつを雇いたい。傲慢でありながら謙虚。
数学者は、アーティスト。」と中谷さん。
「正しく考察された数学にあるものは真実のみではない」
これはバートランド・ラッセルの言葉。
「美」の追求こそ、数学者の宿命なのかもしれません。

○「正義では、クリエイティブになれない。」(中谷彰宏)

チューリングのチームに、ソ連のスパイが潜り込んでいました。
気づいたチューリングは「お前、スパイだな」と迫ります。
一方のスパイは「お前、同性愛者だろ」と逆襲。
当時、同性愛者は刑罰の対象とされていたのです。
それを乗り越えて上官に訴え出たチューリングに、
「知ってたよ。泳がせているんだ」と上官。
さらに、チューリングの同性愛も知っていました。
正義に囚われていれば、大きな仕事はできないのですね。

○「ジャッジは、クリエイティブではない。」(中谷彰宏)

3億円事件が起きたとき、東京の人たちは怒りました。
ところが、大阪の人たちは違ったと中谷さん。
「おっちゃんも噛ませてくれれば――」
まるで小噺のようですが、ここにも教訓がありそうです。
「善悪をジャッジして、怒りまくるより、
自分に活かそうと考えるのが、クリエイティブ。
カウント、1、2、2.9。これはAIにはできない。」
善悪を超越したところに創造性は花開くのですね。

**

月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美