9月8日(水)正午まで データ版:3900円/CD版8100円
「ギリギリを、楽しもう。」
――『ピアノ』
「誰も、悪くない。」
――『カーネーション』
※「備考欄」で、ご希望をお知らせください。
(300円分のポイントバック付き)
自分の可能性の芽を摘んでしまっているのは、他ならぬ自分かも。
仕事に一生懸命になりすぎて、体をこわしてしまった「ハラミちゃん」。
でも、彼女はそこから「日本一身近なストリートピアニスト」という、
本来の自分の人生を発見して、歩み始めました。
同じくピアニストの角野隼斗さんは、バリバリの秀才。
東大に進むか、東京芸術大学に進むか悩んだ末、東大に進学。
ピアニストとして、研究者として、活躍しています。
廣津留すみれさんは、大分の県立高校から現役でハーバード大学入学。
さらには、ジュリアード音楽院。ともに主席で卒業というピアニスト。
天才たちの生き方を畏れ奉るのではなく、生き方のお手本とする。
「無理」と言われたら、できるかも。
人生のリミッターの外し方、中谷さんから教わりました。
★こんな方にお奨めです♪
□勝ち負けにこだわってしまう方。
□自分の人生に限界を設定している方。
□ギリギリに強くなりたい方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
今回のテーマは「ピアニスト」。
今をときめく3人のピアニストを紹介します。
あまり馴染みのない方も少なくないと思います。
そこでぜひ、以下の検索語で動画をご覧になってみてください。
「ハラミちゃん」「角野隼人 3分クッキング」「廣津留すみれ」
いきなり惹き込まれると思いますよ。
それから、3人の若手ピアニストの生き様に触れてみる。
きっと、無意識のうちに設定している壁を破ってくれるはずです。
IT企業に就職したハラミちゃん、無理しすぎて体調を崩します。
原因は「休み方がわからない」ことでした。
「焚き火やハンモック。ぼんやりできるのも才能。
脳をぼんやりさせることで、切り替えられる。」と中谷さん。
「日本一有名で、日本一身近なストリートピアニストになる」
お客さんを観ながら、ニコニコと弾くハラミちゃん。
観客との楽しそうなセッションこそ、メディテーション。
自我から離れるための技法を体得したいですね。
角野隼斗さんは、中谷さん絶賛の若手ピアニスト。
ピアニストであるお母さんの美智子さんから、手ほどきを受けました。
「まだ早い」とは言わずに、やりたいことをやらせる。
手ではなく、音。面白そうなところではなく、本質から教える。
コンテストで大事なのは勝ち負けではなく、どう成長したか。
「お母さんは、マインド。考え方を教えた。」と中谷さん。
中谷さんが再三強調されているように、親の存在は重要。
親の心構えや精神が子供に伝授されていくのですね。
廣津留すみれさんは、公立高校から現役でハーバード大学入学。
そこからジュリアード音楽院へ。さらには、ともに出席で卒業。
「授業は、学校で集中する。個性とは専門性をいう。
『無理』と言われたら、『できるかも』。」と中谷さん。
みずから限界を軽く突破していくメンタルはすごい。
すみれさんを教育したのは、お母さんの廣津留真理さん。
その教育法は「ひろつるメソッド」として知られてきています。
「無理」という言葉は「できるかも」と受け止めましょう。
「前倒し」は、中谷さんが繰り返し強調する仕事術の基本。
それでも間際になれば、なにかと問題は発生するものです。
もっといえば、ギリギリまで努力を続けるのがプロフェッショナリズム。
「あたふたしないためのメンタル力、そして体力。
僕は、収録前ギリギリまで、考えている。
ギリギリに強いのが、プロフェッショナル。」と中谷さん。
ギリギリになって、余裕をもって丹精する。これがプロなのですね。
段取りは大事。でも、予定通りに行くとはかぎりません。
ときには土壇場も訪れます。そんなときは、ハッタリ。
「ハーバード大学は、めちゃくちゃ忙しい。
課題図書を『読んでいません』と言ったら、負け。
読んでない本でも堂々と語ってしまう。
ビクビクするときほど堂々としよう。」と中谷さん。
いざというときのハッタリ。そのためにはメンタル強化ですね。
「落ち着きは、外側から生まれる。」と中谷さん。
服装一つで、物腰が変わった。そんな経験は誰にでもあるでしょう。
今回の「別ナカ」では、ドラマ「カーネーション」がテーマ。
コシノ三姉妹のお母さんが主人公の朝の連ドラです。
中谷さんの親戚にあたる「綾子おかあちゃん」の言葉に、
「服っちゅうもんはな、着て歩くことで、
それにふさわしい物事を引き寄せてまうんや」があります。
服装は、自分の運気すらも変えてくれるものなのですね。
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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美
NHKの朝ドラ「カーネーション」。
主人公は「綾子おかあちゃん」は、中谷さんのご親戚にあたる方。
ファッションデザイナーのコシノ三姉妹のお母さんでもあります。
「誰もわるない。しょうがないやんか」
事業不振や家族の問題、そして戦争という世相。
誰かを悪いとしてしまえば済むところを、そうしない根性。
そんなど根性が「カーネーション」の基調になっています。
「みとれえ」――どんなときもめげないのが岸和田の流儀。
粘り強い「あきない」の本質、中谷さんから教わりました。
★こんな方にお奨めです♪
□中谷さんのルーツを見てみたい方。
□最高のセリフから元気をもらいたい方。
□「あきない」の真髄を体得したい方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
ドラマ「カーネーション」、セリフがしびれると中谷さん。
とくに、主人公の「綾子おかあちゃん」。
「ええときに、調子のるのもあかんけど、
つらいときにいじけるのも、あかん。
なんぼでも、くるしんだらええ。あがいたらええ、悩んだらええ。
命はな、燃やすためにあるんや」と綾子おかあちゃん。
「実物を知っている。僕のなかではリアル。」と中谷さん。
このドラマで、中谷さんのルーツにアクセスできそうですね。
夢を持って、努力しても叶わないこともあります。
その一方で、思いがけない幸運に見舞われることも。
「夢は大きいほど、こわれやすいもんやによってな、
大きい夢もたなあかんけど、大きい夢ほどこわれやすいで」
「人生ちゅうもんは、やさしいもんで、
なにが欲しいのかよういわん人間のような手にも、
急にぽこっと宝物をくれるときがあります」
見えない未来を予想せずに、一日一日に打ち込むことですね。
「服っちゅうもんはな、着て歩くことで、
それにふさわしい物事を引き寄せてまうんや」
暴力事件の原因は、当人のファッションに原因がある。
でも、けっして否定はしないのが綾子おかあちゃん。
「若いこのやることは自分にはわからんかて、
まちごうとるとは限らんっちゅう、覚えたらええんや。
要はな、あれは外国語みたいなもんや。うちにはわからんでも、
それで通じておうている人もいてるっちゅうことや」
肯定でも否定でもない絶妙な言葉だからこそ、響きますね。
「うちがなんかして成功したときちゅうんは、
必ず相手のためを思うてしたときなんです。
自分のために、欲に目がくらんでやったときは、
ぜーんぶ、失敗しました」と綾子おかあちゃん。
「自分の身銭きってこそなんや。
自分で崖っぷちに立たんことには、ぜったい
ここまでおもろないよってな」
利他的な行為と身銭を切るという覚悟。
成功は、この心構えからもたらされるのですね。
「知恵というもんはな、増えていくばっかしのもんや。
10年ちゅう時間はな、減っていくばっかしのもんや
その気になれば、勉強できることは山ほどある」
このあたり、中谷さんのメッセージそのもの。さらに、
「若い子らがな、無理やと思うことほどやったらんで、
どないするんや 歳とっとる意味ないがな」
高齢者こそ、無茶をしよう――元気が出るメッセージですね。
成功と成長、この二択に迷わず「成長」の綾子おかあちゃん。
「しんどいけどな、必死にやらんと勉強にならない。
うまくいくねんと勉強になるは違う」と綾子おかあちゃん。
「求めていることは、成長。
『うまくいく』、成功より『勉強になる』は、もっと得。
勉強になればいいと思えば、ショックがない。」と中谷さん。
成功にとらわれないで、成長にこだわりたいですね。
「堂々としなさい。洋服を着て胸を張って歩くことを、
あなたの使命だと思いなさい それが洋服をつくる人間の使命」
「堂々」、これは中谷さんが日頃言う「余裕」の現れ。
中谷さんは、つぎのようにおっしゃいます。
「ファッションデザインとは、元気をつくる仕事。
いい服を着るには、品格と誇りが必要。
誇りと品格なくして、夢と希望は持てない。」
服へのこだわりは、夢と希望へのあくなき追求だったのですね。
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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美