月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

月ナカ生活164パック

12月2日(水)正午まで データ版:3900円/CD版8100円

〇月刊・中谷彰宏164

「ドサクサに、チャンスをつかもう。」

――転換期を楽しむ生き方術。

〇別冊・中谷彰宏164

『目撃者』『男と女』

――一緒に、脱走しよう。

〇欲しい月ナカ・別ナカをもう1本

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〇学習チェックテスト

(300円分のポイントバック付き)

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月ナカ生活164パック

【データ版】 価格:3,900円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】価格:8,100円(税・送料込)


こんな時代だから、チャンスが掴める。

中谷流「ドサクサ」下剋上術。

月刊・中谷彰宏164「ドサクサに、チャンスをつかもう。」――転換期を楽しむ生き方術

今まさに時代の転換期。コロナ禍によって、社会は一変しました。
医療は破綻寸前まで追い込まれ、経済活動も急ブレーキがかかりました。
飲食業界や旅行業界は壊滅的な打撃を受けていると言われています。
でも、こんな時も、次の時代の成功者は、着々と行動しています。
「安定している時代には、チャンスが少ない。
不安定な時代にこそ、チャンスがある。」と中谷さん。
ピンチを前にして、身をすくまるのではなく、さらに行動する。
ドサクサで下剋上する方法、中谷さんから学びましょう。

★こんな方にお奨めです♪

□チャンスを掴みたい方。
□ピンチになると思考停止してしまう方。
□違う世界の人と結婚してしまった方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】月刊・中谷彰宏164

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ164 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】月ナカ164 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

○「物語で学べば、記憶に定着する。」(中谷彰宏)

歴史の授業は、つらい思い出でしかありません。
ひたすら名称と年号を覚えることは苦痛そのもの。
今となっては、すべて忘却の彼方です(笑)
「年号や用語の暗記では、定着しない。
人物のエピソードを知ることで、記憶に定着する。」と中谷さん。
一代記を通じて、時代を知る。歴史の流れを掴み取る。
教養は「物語」で身につけるものなのですね。

○「不安定な時代に、チャンスがある。」(中谷彰宏)

幕末から明治、終戦直後など、時代の転換期は時々訪れます。
今回のコロナ禍は、その一つと言っても差し支えないでしょう。
こんな時だからこそ、チャンスを掴み、飛躍している人もいるはず。
「安定している時代には、チャンスが少ない。
場が落ち着いていない、不安定な時代で下剋上が起きる。
闇市状態のドサクサだから、成り上がれる。」と中谷さん。
戦後最大級のピンチは、戦後最大級のチャンスでもあるのですね。

○「赤っ恥をかいて、未来を見よう。」(中谷彰宏)

「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という慣用句があります。
恥をかきながら、先達に学んだのが、明治政府の遣欧使節団。
「明治政府の遣欧使節団は、海外で赤っ恥をかいた。
100年後の未来を前にして、自分たちの現状に危機感を持った。
一方の居残り組は、危機感を持つことがなかった。
遅れている人間は、遅れを感じられない。」と中谷さん。
先進国の文化を見て危機感を持った人と、そうでない人。
両者は、その後対立して、現実を直視した側が勝利しました。

○「読み書きできないと、記憶力がよくなる。」(中谷彰宏)

明治のドサクサで成り上がった炭鉱王・伊藤伝右衛門。
貧しい家に生まれ、幼少にして丁稚奉公に出ました。
寺子屋に通うこともかなわず、読み書きができない伝右衛門。
「読み書きができないと、記憶力がよくなる。」と中谷さん。
石炭の露天掘り鉱夫として、父とともに採掘に従事。
日清・日露戦争などの特需を背景に炭鉱事業が急成長。
銀行経営から学校を開設するなど、手広く事業を展開しました。
ついには、衆議院議員として政界へと進出した伝右衛門。
伝右衛門の「下剋上」物語は、私たちを元気にしてくれます。

○「500体の雛人形に、物語がある。」(中谷彰宏)

今年1月に開催されたホテル雅叙園の「雛人形展」。
中谷さんの印象に残ったのは「座敷雛」だったそうです。
「500体の雛人形のジオラマ。雛壇ではなく、部屋中いっぱい。
お内裏様がどこにいるかわからない。」と中谷さん。
これをつくったのが伊藤伝右衛門。
貴族から輿入れしてきた新妻の孤独を慰めるために作りました。
しかし、伝右衛門の素朴な愛情は、白蓮には届きませんでした…
「物語」を知ることで、「座敷雛」をさらに味わえますね。

○「やっかみと憧れは、表裏一体。」(中谷彰宏)

社会運動家・宮崎龍介と駆け落ち。いわゆる「白蓮事件」です。
「このとき、大阪朝日新聞は伝右衛門を叩いた。
白蓮に持ちかけて、絶縁状を掲載して論陣を張った。
ライバルの毎日新聞は、伊藤伝右衛門擁護のキャンペーン。 
面白いことに、男性読者は朝日を支持して、女性は毎日支持。
ふつう逆でしょ。怖いよね、世論て。」と中谷さん。
憧れだった成り上がり男が一転して、やっかみの対象に。
憧れだったお姫様が一転して、やっかみの対象に。
やっかみと憧れは、表裏一体の心情なのですね。

○「一度惚れた女に、手出し無用。末代まで弁明無用。」(中谷彰宏)

伝右衛門と白蓮の関係は、大騒動を巻き起こしました。
伝右衛門配下の若い衆には、白蓮を憎み、つけ狙う者も。
それに対して伝右衛門は、こう言い放ったということです。
「一度掘れた女に、手出し無用。末代まで弁明無用」
伝右衛門、男ですね。一方の白蓮は、32年ぶりに福岡を訪れたとき、
「ここでの私の暮らしは、人生のいい道場でした」と述懐。
いずれも腹が座っています。明治人の根性が見て取れますね。

○「独自の切り口を愉しむのが、歴史の面白さ。」(中谷彰宏)

伊藤伝右衛門と柳原白蓮、私は、どちらも知りませんでした。
でも、この2人の物語を通じて、明治から大正にかけての、
富国強兵政策、近隣諸国との関係、さらには家制度を学べました。
「座敷雛から興味が始まった。人物で知れば、歴史は面白い。
平凡な生き方ではない。攻めていく生き方。
男が男であった時代。女が女であった時代。
みんなと違う切り口を楽しむのが、歴史の面白さ。」と中谷さん。
根性のある生き方を、歴史上の人物から学びましょう。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美

最良の日々は、この先の人生に訪れる。

フランス映画で学ぶ、人生100年恋愛術。。

別冊・中谷彰宏164「目撃者」「男と女」――一緒に、脱走しよう。

53年ぶりのリメイク作品、映画「男と女 人生最良の日々」。
サブタイトルは、詩人・ヴィクトル・ユーゴーの言葉が由来。
「最良の日々は、この先の人生に訪れる」という意味です。
80代ともなると、人生の終末に向けて準備する段階。
でも、アンヌとジャンは違いました。
50年ぶりに再会するや、いきなり通い合う心情と情動。
情を交わしあった男女だからこそ、到達できる境地かもしれません。
「いっしょに脱走しよう。80代が、楽しみだよね。」と中谷さん。
80歳で恋に落ちるための準備、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□「説明」を期待してしまいがちな方。
□フランス映画の鑑賞法を学びたい方。
□年を取るのが怖い方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏164

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ163 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】別ナカ164 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

○「説明が多いと、緊張感がなくなる。」(中谷彰宏)

映画「目撃者」の冒頭。帽子を目深にかぶる若い男。
クルマに給油中、なぜか音楽を大音量にする――
「説明が多い映画は、つまらない。
説明が丁寧だと、緊張感がなくなる。
韓国映画は冒頭がうまい。緊張感を与えてくれる。
文章もどれだけ我慢できるか。半分は書き手、半分は読み手。」
説明の少なさは、集中力を高めるための装置だったのですね。

○「落ち度なしの不条理が、ヒッチコックのパターン。」(中谷彰宏)

たまたま事件を目撃してしまった、マイホームパパの主人公。
犯人に目をつけられ、家族が危険にさらされることに。
「見なかった」ことにして家族を守るか、それとも通報するか。
そんな「理不尽」に、主人公は追い込まれます。
「なんの落ち度もない人が、連続殺人鬼の犠牲になる。
これは、ヒッチコックや松本清張のパターン。」と中谷さん。
「理不尽」への腹の括り方、映画で鍛錬しましょう。

○「凶悪犯より、普通の人のがよっぽど怖い。」(中谷彰宏)

以前取り上げた韓国映画「新感染ファイナル・エクスプレス」。
ここでも、ゾンビよりも怖い、一般人の行動に戦慄しました。
本作「目撃者」でも、凶悪犯より怖い、一般人が登場します。
マンション価格が下がるからと、事件を封印しようとする住人。
「助けてー」と叫んでも、誰一人顔を見せない住人。
転居する主人公に発せられたのは「いくらで売却できましたか」。
「凶悪犯より、ふつうの人のがよっぽど怖い。」と中谷さん。
韓国映画は、人間の心の闇をあぶり出してくれますね。

○「脚本は設定だけが、ヌーヴェルヴァーグ。」(中谷彰宏)

「男と女」は1966年制作のフランス映画。監督はクロード・ルルーシュ。
「ダバダバダ…」のスキャットでおなじみですね。
「手持ちカメラ。脚本は設定だけ。これがヌーヴェルヴァーグ。
学生時代、こういう映画いいな。おしゃれだなと思った。」と中谷さん。
ルルーシュ監督は、インタビューで、こう回想しています。
「当時、私は若かったので、苦しんだ経験を持つ女性を
幸せにしてあげられると思ったのです。
苦しみを知っている女性にとって、愛は恵みのようなもの」
ヌーヴェルヴァーグの「若さ」を体感してみませんか。

○「続編のために、53年前の映画があった。」(中谷彰宏)

あれから53年、当時のキャストが再集結して、続編が撮られました。
それが、「男と女 人生最良の日々」です。
「このために、66年の映画があったんじゃないかと、びっくりした。」と中谷さん。
<主人公の2人が再会するシーンは、自然に描くためリハーサルなしで撮影された。
監督自身、このシーンには涙したという。「愛の強さを示す最も重要なシーンで、
うまくできるかどうか最も怖かったシーンでもあった」と振り返った>(産経新聞)
「(ルルーシュ監督お気に入りなのが)「2人で車に乗って再出発していくシーン。
まるで若者同士という感じ。この映画自体が前向きでポジティブな作品なんだ」
人生百年時代の「恋愛」のキーワードは「再会」にありそうです。

○「カットした時点で、作為がある。」(中谷彰宏)

クロード・ルルーシュのインタビューにこんな一節があります。
「俳優が演じているのか、演じていないのか、私にはすぐにわかります。
演技をしていると思ったら、そこでストップをかけます。
私はリハーサルからすべてを撮り続けます」(「映画.com」より)
「カットした時点で、作為がある。ドキュメンタリーなんだよ。
フィクションとの境目なんてない。」と中谷さん。
「男と女」は、制作におけるドキュメンタリー性に注目しましょう。

○「80代が、楽しみ。」(中谷彰宏)

「いつも、今が最高に素晴らしいのだ」とルルーシュ監督。
80代なんて、人生の終末に向けての準備段階。
そんなふうに捉えている人もいるかもしれません。
でも、それでは「今が最高に素晴らしい」という心境になれません。
これから先、どんな「再会」があるかわかりません。
「80代が、楽しみだよね。」と中谷さん。
その「人生最良の日々」に向けて、日々映画修行していきたいですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美