月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

月ナカ生活157パック

5月6日(水)正午まで データ版:3900円/CD版8100円

〇月刊・中谷彰宏157

「クリムト」「エゴン・シーレ」「ココシュカ」

――尖る人ほど、勉強している。

〇別冊・中谷彰宏157

「パイレーツ・ロック」「エンジェル、見えない恋人」「テキサスの五人の仲間」

――選ぶ前に、やってみよう。。

〇欲しい月ナカ・別ナカをもう1本

※「備考欄」で、ご希望をお知らせください。

〇学習チェックテスト

(300円分のポイントバック付き)

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月ナカ生活157パック

【データ版】 価格:3,900円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】価格:8,100円(税・送料込)


恋多き女だから「あげまん」になれる。

才能を引き出す、「あげまん」式教育法。

月刊・中谷彰宏157「クリムト」「エゴン・シーレ」「ココシュカ」――尖る人ほど、勉強している。

自分の才能は、どうやって見つけることができるのでしょうか。

それを発見してくれるのは「才能ある女性」であると中谷さん。

「才能ある女性」が男性の「才能」を引き出し、育成していく。

そう「あげまん」とは「教育者」だったのです。

多くの天才たちと浮名をならしたアルマ・マーラー。

音楽家・マーラー、建築家・グロピウス、画家・ココシュカ、

そして、小説家・ウェルフェル。クリムトとも噂がありました。

「あげまん」によって才能を開花させられた天才たち。

でも、彼らの恋愛は、けっして幸せなものではなかったようです。

恋愛の苦しみを、才能開花につなげる方法、中谷さんから伺いました。


★こんな方にお奨めです♪


□クリムトにつらなる芸術家を勉強したい方。

□景気と芸術の関係を知りたい方。

□あげまんになって、芸術家を応援したい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】月刊・中谷彰宏157

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ157 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】月ナカ157 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

○「芸術は、景気の影響を強く受ける。」(中谷彰宏)

芸術家の特技の一つは、時代の実力者から愛されること。

絵を描いているだけで、陽の目をみることはまれです。

貴族や富豪といったパトロンをもって、初めて創作に打ち込めるのです。

「バブル時代は、芸術家にとってもチャンス。

でも、隈研吾さんのように、バブル崩壊を逆手に取った人もいる。

予算が絞られたことで、隈さんの木の世界が花開いた。」と中谷さん。

芸術家とは、時代を作品にした人でもあるのですね。

○「大富豪は怒らない。器が大きい。」(中谷彰宏)

芸術家の活動を支えたのは、大富豪。

クリムトも、そんな大富豪に支援された一人でした。

「クリムトは、大富豪の奥さんの肖像画を描いた。

絵のセクシーな表情をみて、何かあったはずと思っても、

大富豪は怒らない。器が大きい。」と中谷さん。

クリムトの周辺には、いつも魅力的な女性が数多く。

でも、そのクリムトを成り立たせていたのは、

じつは、器の大きいパトロンたちだったのですね。

○「水平線が消えるのが、印象派。」(中谷彰宏)

「琳派にみられる左右非対称はヨーロッパにない。

空白を残し、色で埋めないのが、日本ならではの伝統技法。

花びら1枚ふわりを、1枚フワリをクリムトはやった。」

「日本画には、地面がない。いきなり立っている。

水平線がないのは、すごい不安感。夜空にも水平線がない。

鳥獣戯画は、じつは夜を描いている。

なぜなら、フクロウの瞳孔が大きくなっている。」

中谷さんの芸術論は、これまでの認識を一新させてくれますね。

○「シュールレアリストは、モテる。」(中谷彰宏)

「わけのわからない男が、モテる。

シュールレアリストはわけがわからない。だからモテる。」

エゴン・シーレはアドルフ・ヒトラーと同年代の画家志望者。

両者はともに、ウィーン美術アカデミーを受験しました。

シーレが合格したにも関わらず、みずから退学。

それに対し、ヒトラーは2浪して断念することになりました。

権力を握ったヒトラーは、前衛的な芸術を「退廃芸術」として排撃。

シーレも本来なら槍玉に挙げられるところでしたが、免れました。

シーレはスペイン風邪にかかり、27歳にして死去していたからです。

○「才能ある女性は、男の才能を見抜ける。」(中谷彰宏)

アルマ・マーラーは、その名の通り、グスタフ・マーラーの妻。

しかしアルマは、家に収まるような女性ではありませんでした。

束縛するマーラーに、嫌気がさし始めるアルマ。

アルマの気持ちを引き留めようと四苦八苦するマーラー。

建築家・グロピウス、画家・ココシュカ、小説家・ウェルフェル。

アルマに魅了された男たちには、いずれも悲劇な恋愛顛末。

才能が見出され、開花したことは、かけがいがありません。

「才能ある女性は、男の才能を見抜ける。」と中谷さん。

アルマから、学ぶものは少なくなさそうです。





○「等身大の人形と暮らすところに、愛がある。」(中谷彰宏)

恋多きアルマ。彼女のが32歳のときに出会ったのがココシュカ。

当時、ココシュカは25歳。画家として上り坂の時期でした。

「アロマは、自分から追いかけたいタイプ。

アロマに夢中になったココシュカは、マーラーの轍を踏む。

アロマは、ココシュカが従軍中、グロピウスと恋に落ちていた。」

失意の底に沈んだココシュカは、アロマそっくりの人形を作りました。

「いっしょに馬車に乗り、いっしょにオペラを観る。

人形と暮らす、これが愛。これがアーティスト。」と中谷さん。

芸術家の恋愛は、まさしく「アート」なのですね。





○「未来は、過去にある。」(中谷彰宏)

アートを気取っていると、かえって陳腐になってしまうかも。

中谷さんは、つぎのように警鐘を鳴らします。

「東京タワーも太陽の塔も、カルティエも新しい。

アルフォンス・ミュシャも100年前とは思えない。

変わったことをやっても、飽きられる。未来は、過去にある。」

温故知新――先人たちの偉業を味わい尽くす。

これが「創作」への第一歩なのかもしれませんね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美

「ワル」が教科書。

「筋」ではなく、「劇」を観る。

中谷流・いけない大人勉強法。

別冊・中谷彰宏157パイレーツ・ロック」「エンジェル、見えない恋人」「テキサスの五人の仲間」――選ぶ前に、やってみよう。


国家に歯向かう海賊ラジオ局。壮大なトリックを仕込む詐欺集団。

いけない大人――ワルの魅力は、映画の見どころの一つです。

「いけない大人を通じて、主人公は成長する。

僕が観る映画は、観る人が違えば、違う映画。

ネタバレなんて関係ない。筋ではなく、劇を観よう。」と中谷さん。

「筋」とはストーリー。では、「劇」とは何でしょうか?

中谷さんの言葉を借りれば、「劇とは、主人公の成長の物語」。

ワンシーンに込められた人間の成長物語。これを味わい尽くす。

「劇」の鑑賞法、中谷さんから教わりました。


★こんな方にお奨めです♪


□ネタバレでがっかりしてしまう方。

□「筋」ではなく「劇」を味わいたい方。

□「いけない大人」体験が少ない方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏157

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ157 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】別ナカ157 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

○「いけない大人に、会おう。」(中谷彰宏)

ご紹介する映画、1本めは「パイレーツ・ロック」。

60年代のイギリス。海上に停泊する船の海賊ラジオ局。

濃いDJたちが、うぶな青年を大人に成長させていきます。

「常識の外にいるのがワル。自由な人たち。

『そんなの、ありですか』という、いけない大人に会おう。」

なかなか接点の持てないロックな大人たち。

「異界」体験で、古い殻を破っていきましょう。

○「何も言わない男が、モテる。」(中谷彰宏)

DJのなかでも、とびきりモテるのが、マーク。

マークは、DJにしては言葉が少ない、というより無口。

「モテモテの秘密を、マーク本人に尋ねてみると、

『何も言わないことだよ。そしてひと言。どう?』。

世の中には、モテる男とモテない男がいる。

どちらに感情移入するかで、モテるかどうかが決まる。」

「パイレーツ・ロック」で、モテの極意を体得しましょう。

○「夢が曲を作り、曲が奇跡を起こす。」(中谷彰宏)

「パイレーツ・ロックは、セリフがいい。」と中谷さん。

「両足の間に、風を感じているかい?」

「臨時ニュースです。ただいま『打ち上げ』に成功しました」

まじめな大人なら、眉をひそめるセリフもポンポンと。

「銃弾では誰かが死に、爆弾では大勢が死に、暴力では愛が死ぬ」

「夢が曲を作り、曲が奇跡を起こす」

ふつうの大人なら、紡ぎ出せないようなセリフも折々に。

こんなセリフを、パッと口に出せるようになりたいですね。

○「目隠しして、デートしよう。」(中谷彰宏)

今回2本めはフランス映画「エンジェル、見えない恋人」。

透明人間として生まれた主人公エンジェル。

彼の存在を「発見」したのは、盲目の少女マドレーヌ。

やがて2人は恋に落ちてゆきます。

その後、マドレーヌは手術を受けて、視力を取り戻しました。

彼女と、どう向き合えばいいのか――エンジェルは悩みます。

「マドレーヌは目隠ししてデートした。列車に乗って湖畔の小屋へ。

ベッドシーンも目隠し。とても、おしゃれ。」と中谷さん。

フランス映画の「おしゃれ」は、こういうところにあるのですね。

○「タイトルバックに、伏線がある。」(中谷彰宏)

「テキサスの平原を、霊柩車が爆走している。

こういうタイトルバックを見逃してはだめ。伏線がある。

伏線は、2回3回観ただけでは気づけない。」

「西部劇の銃声は、パーン パパーン。

パーンパーンでも、パンパンでもない。」

こういう細かな気づきは、中谷さんならではのもの。

よきナビゲーターを得て、私たちの観方も上達しますね。

○「筋ではなく、劇を観よう。」(中谷彰宏)

一世一代の名勝負。破れて、成長したのはギャンブラーでした。

帰宅するや、彼は財産目当てで娘と結婚しようという青年に、

「広い世間を見て歩け。経験を積んで、自分を磨け。

そして真の伴侶を見つけろ」と一喝し、窓から逃がしました。

「ストーリーは筋。筋を観るか、それとも劇を観るか。

劇は、主人公の成長物語。人間のドラマを観よう。」と中谷さん。

人間の成長を噛みしめるのが、映画というものなのですね。

○「映画は、生きるための教科書。」(中谷彰宏)

「西部劇で、ボヤボヤしていてはいけないことが学べる。

勝ったつもりでいると、騙される。それがギャンブルというもの。

ギャンブルをやるなではなく、ギャンブルというものを学ぶ。

映画は、生きるための教科書。」と中谷さん。

私も、この映画の「筋」は楽しく観ることができました。

でも、「劇」ともなると、中谷さんの解説は不可欠でした。

映画修行を積んで、自分で「劇」を見出せるようになりたいです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美