月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

月ナカ生活148パック

8月8日(水)正午まで データ版:3800円/CD版7800円

〇月刊・中谷彰宏148

「正しい人生より、好きな人生を生きよう。」

――わからなさを楽しむ人生術

〇別冊・中谷彰宏148

「マナーを身につけることで、自由になろう。」

――パブリックスペースに生きる作法術

〇欲しい月ナカ・別ナカをもう1本

※「備考欄」で、ご希望をお知らせください。

〇学習チェックテスト

(300円分のポイントバック付き)

「月ナカ生活」トップ

月ナカ生活148パック

【データ版】 価格:3,800円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】価格:7,800円(税・送料込)


まずは、芸術家をめぐる物語から。

芸術家を味わう、中谷流「脱力」鑑賞術。

月刊・中谷彰宏148「正しい人生より、好きな人生を生きよう。」――わからなさを楽しむ人生術

芸術作品は、どのように鑑賞すればいいのでしょうか。

数多くみれば、しだいに目が肥えてくることはたしかです。

でも、中谷さんは、芸術家をめぐる物語にふれることを提唱します。

ルブランがマリ・アントワネットに出会うまでの物語。

失われる名建築を残そうとした谷口吉郎と明治村の物語。

ピカソとマティス。二人のライバル関係と相互リスペクトの物語。

「物語」を通じて、力まずに芸術作品を味わってみませんか。

人物ドラマを通じて、芸術を鑑賞する方法、中谷さんから教わりました。


★こんな方にお奨めです♪


□芸術をどのように鑑賞すべきか知りたい方。

□芸術家をめぐる人間ドラマに興味のある方。

□「正しさ」にこだわってしまう方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】月刊・中谷彰宏148

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ148 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】月ナカ148 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

○「変わらなければ、体験とはいえない。」(中谷彰宏)

芸術鑑賞というと、見たあと、論評をしなければならない。

そんな気持ちにさせられますが、そうではないようです。

「知っているものを見に行くのは『確認』。体験ではない。

1ミリでもいいから、観る前と後で変化が欲しい。

展覧会は、自分自身を変えに行く場所。」と中谷さん。

作品の「評価」ではなく、自分自身の「変化」。

美術館に出かけて、自分を進化させていきましょう。

○「本当の愛とは、リアリズム。」(中谷彰宏)

いま、画像の修正アプリは、すごいようですね。

もはや、「別人」の域まで、加工することができるそうです。

「お抱えの絵師は、盛りすぎた。その点、ルブランは女性。

マリ・アントワネットの内面を描こうとした。

加工して自分好みにするのは、愛がない。

本当の愛とは、リアリズム。」と中谷さん。

生身の人間の内面に光を当てられるのが、愛なのですね。





○「ゼロか100かでは、長いおつきあいができない。」(中谷彰宏)

抽象絵画やシュールレアリズム絵画には、好みが出ます。

「大好き!」という人もいれば、「粗大ごみ」にしか見えない人も(笑)。

でも、両極端に触れやすいからこそ、第一印象で終えたくはありません。

「落とし所を見つけたり、折り合いがつけたりするには、

グラデーションが必要。そのためには、たくさんみること。

ゼロか100では、社会でも通用しない。」と中谷さん。

経験値を増やすことで、微調整が可能になるのですね。





○「必死に見ると、見落としてしまう。」(中谷彰宏)

長い行列に並び、それなりの料金を支払って、対面した名画。

食い入るように必死にみてしまう。その気持ちもわかります。

でも、中谷さんは、こうおっしゃいます。

「全体をぼんやりみよう。必死にみると見落としてしまう。

よさがわからないからと焦らない。そんな余裕が欲しい。」

損保ジャパン日本興亜美術館にあるゴッホの「ひまわり」。

この絵、遠くからぼんやりみると、ゴッホの自画像に見える。

そう中谷さんがおっしゃっていましたよ。皆さんも、ぜひ!





○「自分の好みがわかるのが、メタ認知。」(中谷彰宏)

「絵のよさ」をわかろうとするのは「正解」志向。

中谷さんは、つぎのように指摘します。

「良い悪いは、高い安いと同じように、他者の基準。

『自分、こういうのに弱いんだよね』と自分を眺めてみる。

自分独自のストライクゾーンを知るのが、メタ認知。」

世間的な評判や評価にとらわれずに、自分の好みで接する。

自分の価値軸を確立することで、深い絵画体験ができるのですね。





○「青はマリア様のケープの色。高貴を意味する。」(中谷彰宏)

一人の恋人の出現で、ピカソは作風を一変させました。

「青の時代」から「バラ色の時代」といわれる展開がそれです。

「青というと、日本人にとってはブルー。精神的にへこんだイメージ。

だけど、キリスト教世界では、青はマリア様のケープの色。

高貴を意味する。赤はキリストの血の色というのが約束事。

スーパーマンが青と赤なのも、そういう意味。」と中谷さん。

その「青」でサーカスの団員を青で描いて、世の中に衝撃を与えた。

それがピカソの本領発揮ということなのですね。勉強になりました。





○「絵を鑑賞するために、物語に没頭しよう。」(中谷彰宏)

「覚悟が絵に表れる。まっとうな生き方を捨てたという覚悟。

絵を鑑賞するために、芸術家の物語に没頭しよう。」と中谷さん。

ルブランがマリ・アントワネットに出会うまでの物語。

失われる名建築を残そうとした谷口吉郎と明治村の物語。

ピカソとマティス。二人のライバル関係と相互リスペクトの物語。

こんな「物語」にふれることで、力まずに芸術作品に向き合えるのです。

人物ドラマを通じて、芸術を鑑賞してみませんか。

**

月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美

お天道さまは、ご覧になっている。

貴族のマナーで、自由になる。

中谷流・公共精神獲得術。

別冊・中谷彰宏148「マナーを身につけることで、自由になろう。」――パブリックスペースに生きる作法術


他人の自由を奪う人は、自分の自由も奪われてしまう。

自分がやったことが自分に返ってくる。これが世の摂理です。

私たちに求められるのは、自分の言動を監視する「外からの目」。

昔の人は「お天道さま」や「ご先祖様」という意識を通じて、

自分の行動を律し、これが庶民の心意気となっていました。

貴族にはプライベートはなく、ひたすら「公」に生きました。

つねに人の目にさらされているという緊張感と心地よさが、

彼らの行動を、美しいものにしていったのです。

そう、貴族の高貴さの源は「パブリック」精神だったのです。

貴族の高貴さをまとう方法、中谷さんから伺いました。


★こんな方にお奨めです♪


□迷信や縁起を信じる方。

□高貴さを身につけたい方。

□日本と世界の歴史を学びたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏148

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ148 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】別ナカ148 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!

○「宗教改革で、絵巻物が大ブームになった。」(中谷彰宏)

源氏物語絵巻、信貴山縁起、伴大納言絵巻、鳥獣人物戯画。

これらをして、「四大絵巻物」と呼ばれるそうです。

「鎌倉時代に絵巻物が大ブームになった。

それは、新仏教対旧仏教という宗教改革があったから。

このせめぎあいが、多くの物語を必要とした。」と中谷さん。

一度みた「鳥獣戯画」。あらかじめ、この話を聴いていたら、

見え方がだいぶ変わっただろうなと悔やまれます。

歴史で紐解かれる中谷さんの芸術論、展覧会に行く前にぜひ。





○「迷信とは、解明されていないサイエンス。」(中谷彰宏)

4や13といった忌み嫌われる数字。北枕から血液型占い。

これらを迷信として一蹴するのは、ちょっと乱暴かもしれません。

「迷信とは、解明されていないサイエンス。

迷信には2通りある。これをするとバチが当たる。

もう一つは、これをすると御利益がある。

縁起のいい迷信を信じて、御利益を得よう。」と中谷さん。

パワーをもらえる迷信が、信仰というものなのかもしれませんね。





○「上流階級ほど、信心深い。」(中谷彰宏)

旧家には、ご先祖様の写真がずらりと飾られていることがあります。

こういうかたちで、ご先祖さまの存在が身近にあれば、

知らず知らずのうちに、その目を意識しているものです。

「貴族は哲学と信仰を持っている。大衆は流行。

信仰は見られているという気持ち。これが自分を律してくれる。

上流階級ほど、信心深い。だから道徳的。」と中谷さん。

自分を見つめる「目」を持つことが高貴さにつながるのですね。





○「パブリックスペースで、マナーを学ぼう。」(中谷彰宏)

ひと目を気にせずに行動できるのが、プライベートスペース。

他者の目に配慮して行動すべきなのが、パブリックスペース。

「パブリックスペースがこんにち、消えかけている。

世の中、怖いものがなくなってきたから、マナーが悪くなる。

パブリックスペースで、見えないルールを学ぼう。」と中谷さん。

銭湯、エレーベーター、タクシー、展覧会、スタジアム。

パブリックスペースは、マナー体得の学びの場なのですね。





○「マリ・アントワネットにプライバシーはなかった。」(中谷彰宏)

自由気ままを放棄した人ほど、社会階層が上がる。以前、

そんな文章を読んだことがあります(何の本でしたっけ?)。

言い換えれば、社会階層が上がるほど、プライバシーがないということ。

「マリ・アントワネットにプライバシーはなかった。

貴族は、着替えから出産に至るまで、お付きの人が立ち会った。

プライバシーがない人たちの立ち居振る舞い。それがエチケットの源。

ご機嫌でいなければならないもエチケット。」と中谷さん。

社会階層の上昇か、それとも自由気ままか、あなたはどちらにしますか?





○「マナーがないから、不自由になる。」(中谷彰宏)

マナーというと、ちょっと堅苦しいものだというイメージがあります。

でも、それは誤解であると、中谷さんはおっしゃいます。

「大家族やいいところの子供は、マナーがいい。

それは、家がパブリックスペースだから。」と中谷さん。

パブリックスペースで成長した人は、マナーをわきまえています。

だから、世の中に出ても、自由闊達に行動することができます。

マナーが身についていなければ、キョロキョロオドオド。

マナーで自由になる。これが人間社会というものなのですね。





○「他者の価値観を否定する人は、自由になれない。」(中谷彰宏)

「許せない!」と、いとも簡単に怒りをあらわにする人がいます。

「他者の価値観を否定すると、自分が自由でいられない。

違う価値観の人がいる。その人に寛容になれなければ、

自分にも寛容になれない。結局、自分自身が不自由になる。」

自分にとって価値を感じられないもの、意味のわからないもの。

それを否定していては、学びの機会を失っているだけのこと。

「わけのわからないもの」に出会ったときこそ、食いつきましょう。

**

月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美