7月3日(水)正午まで データ版:3800円/CD版7800円
「没頭し、解体することで、新しいものが生まれる。」
――正しさに引きずられない成長術
「いいね」より「いいの?」を集めよう。
――わからないことを増やす魅力術
※「備考欄」で、ご希望をお知らせください。
(300円分のポイントバック付き)
なぜ、継続できないのでしょうか?――中谷さんはこう答えます。
「まじめな人ほど継続しない。1回でも休んだらポッキリ折れてしまう。
いい加減な人は、来たり来なかったりしながら、だらだら継続する。
正しさや正解から離れることが、結果として覚悟になっていく。」
「正しさ」や「正解」は至上の価値。多くの人はそう思っているでしょう。
でも、それらに執着することで、失うものは少なくないのです。
継続、柔軟性、覚悟――こういった特質が損なわれてしまうからです。
正しさや正解を超越した価値軸の作り方、中谷さんから伺いました。
★こんな方にお奨めです♪
□継続しない方。
□正しさにこだわる頑固な方。
□柔軟な対応が苦手な方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
「正解」とは無条件でグッド。そう思っている人は少なくありません。
でも中谷さんは、その「常識」に疑義を呈されます。
「覚悟とは、仏道修行。覚悟とは、正解から離れること。
僕はその時点での最高解を、本に書いているけど、
その次の本では、前の本の反論を書き始めている。」と中谷さん。
永遠に到達できない「正解」。でも、それを求め続けること。
それが修行であり、覚悟というものなのですね。
継続は力なり。継続は、真面目な人だからできること。
これも、中谷さんに言わせれば、誤解の一つ。
「真面目な人は、一度休むと、ポッキリと折れてしまう。
いい加減な人は、来たり来なかったりで、だらだら継続する。
真面目な人ほど三日坊主になる。不真面目は人は継続する。」
これはとてもわかります。私自身、実体験あります(苦笑)。
力まず、リラックスして取り組む。これが継続のコツですね。
黒澤明監督は「自分は、映画の素人」だとおっしゃっていたそうです。
本職は画家。映画はたまたま携わった仕事に過ぎないというのです。
手塚治虫さんも、宝塚歌劇団に恋い焦がれるお医者さんでしたが、
成り行きで、漫画家への道を進むようになりました。
「雑誌をやりたい。編集者命。イメージを固めすぎるとだめ。
むしろ、成り行き任せのほうが、運命の仕事に出会える。」と中谷さん。
セルフイメージに束縛されないようにしたいですね。
しっかり段取りして、それを遂行することに喜びを感じる男性。
一方、思いがけないアクシデントやサプライズに心動く女性。
「段取り見え見えもいやだけど、段取りが悪いのもいやが女性。
手品師のように、相手の女性に、そのカードを引かせよう。
段取り力とは、先回りする力。完璧なダンドリを作って捨てていく。
見破られたら、段取りではない。」と中谷さん。
段取り力も正解から離れる力。覚悟が問われますね。
月ナカのジャケット撮影は、驚くほど成り行き任せです。
でも、中谷さんの中にある構想を、奈良さんが上手に絵にしていく。
その過程は、お二方の力量が如実に出ていると、毎回驚かされます。
ただ時々、天候などの思いがけないアクシデントが起こります。
「成り行き任せでも、グッドなものはできる。
でも、その上のグレートに必要なのが臨機応変力。」と中谷さん。
状況次第で、手を加えていくことでグレートの域に達するのですね。
中谷さんは、新学期にもらった教科書を一気に通読したそうです。
そうすることで、今後1年間の学習内容の全体像を把握できます。
学習でも仕事でも、部分だけやっていると力が入りません。
全体像を把握することで、今やっていることの意味がわかり、
打ち込めたという体験は、誰にでもあるところでしょう。
「戦国武将の軍議は、まず地図を広げることから始まる。
受験校は、3ヶ月で一巡して、全体像を把握させる。」
全体像を把握することで、覚悟と段取りが手に入るのですね。
「ものをつくる覚悟」は4段階に分かれると、中谷さん。
1.「訪問の覚悟」で、未知との遭遇を果たす。
2.「没頭の覚悟」で、手当たり次第に網羅する。
3.「解体の覚悟」で、細分化してスクラップする。
4.「再構築の覚悟」で、自分の価値軸で整理し直す。
重要なのが「没頭」。これがないと「選択」してしまうからです。
ネット情報をあてにして行動するようでは、クリエイティブとは程遠い。
コスパを意識することが、創造性の最大の敵なのですね。
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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美
現代アートから奇人変人まで、「わけがわからない!」に出会ったとき、
私たちの精神のみずみずしさが現れると、中谷さんはおっしゃいます。
「わけわからない!」と怒こる人もいれば、
「わけわからない!」」と笑う人もいます。
わけのわからないものに出会ったときこそ、学びのチャンス。
「異質」「異形」「異常」経験で、私たちは一皮むけて成長できます。
わけのわからないものを楽しめるマインドセット、中谷さんから伺いました。
★こんな方にお奨めです♪
□「いいね」を集めている方。
□「貴族」でありたい方。
□「わからないこと」で動揺する方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美