月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏144「継続すると、愛が生まれる。」――反復から面白さを生む仕事道
別冊・中谷彰宏144「難しい仕事が、創造性を生み出す。」――リスペクトと思いやりを持つ人間道


月刊・中谷彰宏144「継続すると、愛が生まれる。」――反復から面白さを生む仕事道
好きなことを見つけたい。だから、あれこれと手を出す――
でも、これでは「好きなこと」は、見つからないのが現実。
中谷さんは、こう指摘します。
「反復するから好きになる。反復するから変化を味わえる。
変化を求めると、かえって同じパターンに陥ってしまう。」
最初はイヤイヤやっていた仕事でも、やっているうちに、
工夫を重ねて、だんだん面白くなってくることはよくあります。
しだいに上達しているのも実感できて、さらに面白くなります。
これが「好きなこと」が確立していく流れなのです。
好きなことを確立する方法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□仕事がいっぱいいっぱい。余裕のない方。
□ついスタンドプレーに走ってしまう方。
□好きなものが見つからない方。



別冊・中谷彰宏144「難しい仕事が、創造性を生み出す。」――リスペクトと思いやりを持つ人間道
仕事か家庭か。ルックスか性格か。お金か友情か――
二択で考えるから、「高み」に上がれないのかもしれません。
そもそも、この設定した対比が適切かどうかもわかりません。
さらには、割り切ることで、思考停止してしまいかねませんから。
「矛盾から、クリエイティブが生まれる。
両極端の価値軸を、持とう。」と中谷さん。
いま目の前にある「矛盾」は、飛躍のタネ。
矛盾に悩み、工夫し、行動することで、知恵と技が磨かれる。
その結果、新しい境地に到達できるのです。
矛盾を受け入れる覚悟術、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□矛盾や軋轢に苦しんでいる方。
□もっと精神的に豊かになりたい方。
□他人の欠点が気になる方。

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○「両極端の価値軸を、持とう。」(中谷彰宏)
相反する考え方が、おたがいに刺激を受けあって、
より高次な概念に昇華していく。いわゆる弁証法です。
ぶつかり合う価値軸の中に身を置いたほうが、
私たちは思索し、真理を追い求め、検証しようとします。
そのプロセスが、叡智や柔軟性をもたらしてくれます。
「右脳型と左脳型。両極端の価値軸を、持とう。」と中谷さん。
割り切らない強さが、創造性を育むのですね。

○「芸術家とつきあって、精神的に豊かになろう。」(中谷彰宏)
イサム・ノグチ、岡本太郎、アンリ・ルソー、そしてジェローム。
名だたる巨匠たちですが、一生活者としては変人ばかり。
たとえ、社会的には破綻していても、自分の価値軸に沿って生きる。
そんな芸術家たちの生き様からは、多くのことを学ぶことができます。
「異質なものと接すると、元気になる。
芸術家とつきあって、精神的に豊かになろう。」と中谷さん。
芸術家という「異質」に触れることで、心は豊かになるのですね。

○「どこに焦点を合わせてコピーするかが、勝負。」(中谷彰宏)
完全にオリジナルな作品を創ることが芸術であると、素人は考えます。
でも、北大路魯山人さんの言葉に、「俺がやっていることは、
すべてコピー。天才がすでに、すべてをやっている。」とあるように、
完全オリジナルを目指すこと自体、クリエイティブではないのです。
「どこに焦点を合わせてコピーするかが、勝負。」と中谷さん。
これまでの業績のどこに光を当てるか、これが創造性なのですね。
そのためには、先人の「業績」を血肉にすること。
多くの作品を観ることが、クリエイティビティの礎になるのです。

○「矛盾から、クリエイティブが生まれる。」(中谷彰宏)
彫刻家のクリエイティビティが発揮されるのは、
「言うことをきかない石」を目の前にしたときなのだそうです。
「言うことをきく石」では、創造性が喚起されないというのです。
意のままにならない状況を前にしたほうが奮い立つのが、プロ。
「あれはだめ、これはだめという、難しい仕事だから工夫する。
自由にやってくださいだと、クリエイティブは伸びない。」と中谷さん。
難問が立ちはだかった時こそ、才能開花の瞬間なのです。

○「人間ドラマで 芸術を観よう。」(中谷彰宏)
芸術家にまつわる人間ドラマは、芸術論から除外されがちですが、
一番勉強になるのは、じつは、ここかもしれません。
たとえば、「へたうま」画家のアンリ・ルソー。
税関員の日曜画家だったルソーを見出したのは、ピカソでした。
カンバスを買いに行ったらアンリ・ルソーを「発見」したのです。
40歳で国立美術学校に行くという遅咲きのルソー、
その後、まったく画風の違う、ジェロームに師事します。
そして、初めて開いた個展は惨憺たる結果に――
芸術家の人間ドラマ、中谷さんの絶妙な語りをぜひ!

○「欠点も含めて、リスペクトしよう。」(中谷彰宏)
芸術家には、すぐそこにいたら、奇人・変人・怪人。
いっしょに生活するには、ごめんなさいという人ばかりです。
でも、ひとたび売れて、社会的に評価されれば、巨匠となり、
リスペクトを受けるようになります。
でも、そうでなければ、白い目で見られ続ける哀れな存在。
「天才は欠点だらけ。つきあいにくい。だから、思いやり。
リスペクトと思いやりは、ワンセット。」と中谷さん。
リスペクトと思いやりの両輪が、芸術家理解には不可欠なのです。

○「理解力がなければ、リスペクトできない。」(中谷彰宏)
自分の好みに合えば、リスペクトする。合わなければ毛嫌いする。
これでは、真の意味での「リスペクト」とはいえません。
リスペクトとは、相手の覚悟や心意気に対してなされるもの。
自分の好みに左右されていては、「鑑賞」とはいえないからです。
「理解力がなければ、リスペクトできない。
理解して、思いやることは、憐憫ではない。それは愛。」と中谷さん。
好みを度外視した上で、理解し評価し、愛せる度量を持ちたいですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美




○「お小遣いの使い方には、文句を言わない。」(中谷彰宏)
お金の使い方には、その人の価値観が如実に出ます。
ボーナスをすべて鉄道模型につぎ込む人もいれば、
すべて貯金。通帳を見てニンマリという人もいます。
そう、お金の使い方こそ、多様性そのもの。
家族だろうと、部下だろうと、それはリスペクトすべきもの。
多様性と寛容性が問われる時代、不寛容では自滅します。
リスペクト力は、結局、我が身を助けることになるのです。

○「36種類のキャラで、仏像を理解しよう。」(中谷彰宏)
今回の別ナカを聴けば、仏像の世界がざっくり理解できますよ。
「キャラは36。これだけ覚えれば、仏像がわかる。」と中谷さん。
阿弥陀如来や大日如来などの「如来」系は7タイプ。
地蔵菩薩、弥勒菩薩などの「菩薩」系は10タイプ。
「明王」系7タイプ、「天部」系9タイプ、その他3タイプで、
合計36種類の仏像があり、それぞれに役割がある。
仏像はいくらか観てきましたが、今回、初めて知りました。
この教養を元に、もう一度、いろいろな仏像を観てみたいですね。

○「阿弥陀如来様の顔を、覚えよう。」(中谷彰宏)
仏教では、人は死んでから、来世のランクが決まると考えるそうです。
生前、善いことをたくさんした人は極楽往生できますが、
悪事ばかり働いた人は、閻魔様の裁きを受けるというわけです。
死んだとき、迎えに来てくださるのが阿弥陀如来様。
「阿弥陀様の目印は手のOKマーク。阿弥陀様の顔がわからないと、
極楽に行けない。しっかり、お顔を覚えておこう。」と中谷さん。
仏像をたくさん観て、お迎えのときに迷わないようにしましょう。

○「知識がないと、出会えない。」(中谷彰宏)
シンクロニシティというのでしょうか。興味を持ったことが、
いきなり、いろいろなところで目に入るようになることがあります。
中谷さんも、京都の東寺で不思議な体験をされました。
なにかに導かれるように、相次ぐ「作品」との対面。
「僕を案内してくれたおばちゃんは、仏さまの化身。
虚空蔵菩薩も武蔵の絵も、知識がないと、出会えなかった。」
準備した人だけが招き入れられる世界があるのですね。

○「上司のうなずきで、切り替えられる。」(中谷彰宏)
高校野球の監督は、選手がミスしても、笑顔でうなずきます。
ミスは、しくじった選手本人がいちばんわかっています。
そこに追い打ちをかけるように、苦虫をつぶしたような顔をしては、
その選手のみならず、チームの士気も一気にしぼんでしまいます。
「上司のうなずきで、切り替えられる。」と中谷さん。
失敗という屈辱に、さらに屈辱を与えては、上司失格です。
部下が失敗した時こそ、ニコニコうなずきましょう。

○「審判と、仲良くなろう。」(中谷彰宏)
地獄の閻魔様(?)にしても、スポーツの審判にしても同じ人間。
感情によって、判定が揺らぐことがあるのも仕方がありません。
「態度によっては、イエローカードがレッドになる。
審判に嫌われてはだめ。長谷部は審判と仲良くしている。」と中谷さん。
もちろん審判にしても、偏ったジャッジをしようとは思っていません。
でも、瞬時の判断の場面では、つい好き嫌いが出てしまうもの。
そういう人間心理を踏まえて、試合にのぞみたいですね。

○「教えるとは、人生を変えること。」(中谷彰宏)
「教えているのではない。彼の人生を変えているのだ」
これは、音楽会の巨匠・レナード・バーンスタインの言葉。
でも、多くの教師は「教える」ということにばかり目が行って、
学ぶ人の「人生を変える」という視座には立っていないのが現実です。
数学でも作動でもバドミントンでも、教科指導で終わるのではなく、
人間対人間という「対話」に高めていきたいものです。
それによって、学んだ人の人生が変わるのみならず、
教えた人の人生も変わることでしょう。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美