月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏139「学びの関係に、言い訳はいらない。」――承認関係から成長関係になる学び術
別冊・中谷彰宏139「尊敬とは、相手の時間を粗末にしないことだ。」――願望を覚悟に変える人間術


月刊・中谷彰宏139「学びの関係に、言い訳はいらない。」――承認関係から成長関係になる学び術
習い事では、2通りの人がいると中谷さん。
1.先生から学び取ろうという人。
2.先生から認めてもらおうという人。
一見似ていますが、じつはまったく逆の心構えなのです。
先生から「承認」を得ようとしている人は、学習意欲よりも、
自分を認めてもらいたいという自己承認欲求を優先。
その結果、時間外に質問をする、個人的な誘いかけをするなど、
他の人の時間や機会を平気で奪うことをしてしまいます。
そうするうちに、先生からは煙たがられ始め、しだいに孤立。
その結果、そのコミュニティに居場所を失ってしまいます。
仕事の場では「承認」。でも、学びの場では「成長」がベースです。
そのためには、先生や仲間へのリスペクトが不可欠。
リスペクトをもった学び方、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□言い訳をよくする方。
□承認欲求の強い方。
□教室経営をしている方。



別冊・中谷彰宏139「尊敬とは、相手の時間を粗末にしないことだ。」――願望を覚悟に変える人間術
人間のキャパシティには、それほど差はありません。
成功者とうだつが上がらない人の違いは「覚悟」。
成功者は、一つのことにすべてを投下します。
お金も名声も捨てて、仕事に打ち込む。
遊びも怠けも捨てて、研究に打ち込む。
本人は好きなことに、愉しく没頭していただけなのに、
結果として、お金も名声も手に入れてしまうのが現実です。
ところが、現代人の多くは、願望ばかりが肥大化して、
捨てるという覚悟ができません。だから、心身が疲弊する。
手放して、一点突破する方法、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□欲張って、虻蜂取らずになっている方。
□覚悟を持ちたいのに、持てない方。
□一人で行動できずに、群れてしまう方。

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○「言い訳をする人は、出禁にしよう。」(中谷彰宏)
習い事の場で、「迷惑な人」とは、どのような人でしょうか?
1.言い訳する。
2.経験談や持論を展開する。
3.時間外に質問する。
共通点は、他人の時間を平気で奪うという、リスペクトの欠落です。
「学びの場に、承認欲求を持ち込んではならない。
みんな、その人の経験や考え方を学びに来ているわけじゃない。」と中谷さん。
他人の時間を尊重することが、リスペクトの核心なのですね。

○「上司・部下は承認の関係。師匠・弟子は学びの関係。」(中谷彰宏)
コミュニティに応じて、人間関係をつなぐ要素も変わってきます。
たとえば、会社。上司と部下は「承認」で結ばれています。
仕事で結果を出せば承認され、結果を出さなければ承認されません。
でも、この関係を「学び」の場に持ち込んではなりません。
「上司と部下は承認の関係。師匠と弟子は学びの関係。
弟子は、師匠の承認を求めていては学べないし成長できない。
師匠の承認より、自分の成長。」と中谷さん。
自分の成長のためにがんばる弟子を、師匠は結果として承認するのです。

○「承認を求めると、ケンカになる。」(中谷彰宏)
子供は生まれつき、親の承認を得ようとするものです。
親からの承認は、子供にとって安心の源。承認を求めるのも当然です。
成長するにしたがい、他者からの承認をだんだん必要としなくなり、
自分で自分を承認する、つまり自信を持つようになります。
「承認を求めると、言い訳が出る。
言い訳は、そのうち怒りに変わる。」と中谷さん。
いつまでも他者承認を求める、自立できていない人は、ケンカがち。
円満な人間関係は、自分の承認欲求に自覚的になることからですね。

○「お金が目的の人には、リスペクトがない。」(中谷彰宏)
お金が、何にでも通用する通行手形だと思っている人がいます。
「『俺はカネを払っている客だぞ』という態度には、リスペクトがない。
大将の許しを得て、お寿司を食べさせてもらっている。
それがリスペクト。」と中谷さん。
すべてを、お金で理解しようとしたり、計ろうとしたりする。
そんな下品な人には、往々にしてリスペクトが欠落しています。
リスペクトとは品性。品性を高めてリスペクト体質になりましょう。

○「お金持ちは、お金の話をしない。」(中谷彰宏)
「お金持ちって、具体的にいくらくらい持っている人ですか?」
奈良さんの質問に、中谷さんはこう答えました。
「どれくらい持っているかわからない人が、お金持ち。
お金のことを考えない人、お金に不自由しない人。」
莫大な財産を持っていても、お金が頭から離れない。
そういう人は、お金持ちではないということになります。
一方、たいした貯金がなくても、お金を意識しない人はお金持ち。
お金以外の価値軸を持っている人が、お金持ちなのですね。

○「上司に、部下を成長させる責任はない。」(中谷彰宏)
部下を成長させるのがいい上司――こういう考え方は一般的です。
でも、中谷さんに言わせれば、それは「上司」というより「師匠」。
「上司・部下の関係に、リスペクトはいらない。
師匠と弟子の関係は、リスペクトで成り立っている。
リスペクトがなければ、成長できない。」
部下が上司をリスペクトすれば、師弟関係になることができる。
そのとき、初めて部下は弟子として、成長していけるというわけです。
「部下」ではなく「弟子」になって、成長していきたいですね。

○「かまってちゃんだから、成長できない。」(中谷彰宏)
いい年をして、他者承認を求める人。そう、かまってちゃん。
そういう人は、次のような特徴があると中谷さん。
1.遅刻が多い。
2.わざとミスをする。
3.場をわきまえない。
「いい年になっても、幼児のまま。
甘やかされてきたし、甘えてきた。」と中谷さん。
周囲の反応ではなく、自分の価値軸で行動しましょう。

○「お客さんを減らして、売上を上げよう。」(中谷彰宏)
これまでは、お客さんがお店を選んだり評価する時代でしたが、
これからは、お店側がお客さんを選ぶ時代になるのかもしれません。
「面倒くさいお客さんは切り捨てたほうがいい。
出禁にすることで、いいお客さんが来るようになる。
長い目で見れば、そのほうが利益に貢献する。」と中谷さん。
目先の利益より、先々の利益という損得勘定。
ご実家がスナックを営まれていた中谷さんの言葉に、
ビジネス、というより商いの本質をみることができますね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美




○「一人で行動する人が、社交的。」(中谷彰宏)
いつも誰かと一緒にいるような人が社交的――
これはどうやら誤った認識のようです。
「一人で行動する人が、社交的。
女子会ばかりやっている人は、社交的じゃない。
僕は絵と対話するために、一人で展覧会に行く。」と中谷さん。
いつも群れて行動していては、新しい出会いがありません。
外に開かれていて、はじめて「社交」ができるのですね。

○「疲労=願望−覚悟。」(中谷彰宏)
ストレス、疲労、疲弊が生み出される原理はいたってシンプル。
「覚悟がなくて、願望が大きすぎるから疲労する。
疲労=願望−覚悟。
命もいらないと覚悟を決めている武士は疲れない。」と中谷さん。
スマホ、お酒、友達、さらには会社。
今まで執着してきたものをさらに維持しようとして疲弊する。
捨てて身軽になることで、余計な疲労から解放されましょう。

○「何かを手放したときに、人生の転機が訪れる。」(中谷彰宏)
人生の転機は、何かを「得た」ときに起こる――
こう考えがちですが、中谷さんはこうおっしゃいます。
「何かを手放したときに、人生の転機が訪れる。
結婚したときより離婚、就職したときより退職したとき。
手放したとき、新たなステップに上がっていく。」
大事にしてきたものを「失った」のか、それとも「手放した」のか、
主体的な選択が、主体的な人生を築くのですね。

○「芸術家の覚悟に触れよう。」(中谷彰宏)
芸術家のすごさ、それは「覚悟」のようです。
「芸術家は、実家が大金持ちか貧乏な境遇を受け入れている。
どちらにしても、顧客の顔色を見ないで済む。
だから、純粋芸術に高めることができる。」と中谷さん。
お金でも名声でもない。創りたいものを創るからこそ芸術家。
そんな覚悟が、芸術家を芸術家たしめているのです。
芸術家から学ぶべきことは、「覚悟」なのですね。

○「日常の中の覚悟がないと、チャンスを失う。」(中谷彰宏)
いきなり指名されても、すっと立ち上がり、ダンスを始める。
録音しないで、講義に集中。脇目もふらずにノートをとる。
スマホを見ないし、写真も撮らならい。一心不乱に料理に集中。
チャンスというものは、こんな覚悟がある人に訪れるようです。
覚悟がある人には、ためらいがありません。だから即行動できます。
「ためらって、一拍空くと、リズムが悪くなる。
ポンと出てくる。今という瞬間を共有しよう。」と中谷さん。
一期一会。この一瞬に、全身全霊で集中しましょう。

○「学びがあれば、疲れない。」(中谷彰宏)
ある歴史作家が「テーマのない旅は疲れる」と書いていました。
あてのない旅や出たとこ任せの旅も楽しいものですが、
やはり、事前によく調べてから出向いたほうが学びは深いものです。
「教え教えられ、成長する。学びがあれば、疲れない。
懇親会は時間密度が薄い。だから疲れる。」と中谷さん。
疲労というものは、実りのない不毛な時間で蓄積するようです。
時間密度を高めることで、ストレスは吹き飛ぶのですね。

○「リスペクトのある、フラットな会話をしよう。」(中谷彰宏)
リスペクトする人を前にすると、つい下手に出てしまうものです。
でも、中谷さんは「フラット」な関係を築こうとおっしゃいます。
「接待はフラットな関係じゃない。だから、学びがない。」
師匠は、弟子に学んで成長してほしいと願っています。
なのに、恐縮して、縮こまっていては、師匠も困ってしまいます。
リスペクトがあって、それでいてフラットな関係。
これが理想の師弟関係なのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美