月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏137「不完全なものが、愉しい。」――寛容を身につける生き方術 別冊・中谷彰宏137「しがみつきを捨てることで、覚悟を持てる。」――空間より時間で生きる人生術


月刊・中谷彰宏137「不完全なものが、愉しい。」――寛容を身につける生き方術
完璧を求めてしまっていませんか、他者にも自分にも。
人間関係が損なわれてしまうのは、他者に完璧を求めるから。
メンタルの失調を残ってしまうのは、自分に完璧を求めるから。
「完璧では、成長できない。不完全だから、成長できる。
完全より不完全、確実さよりスピード。」と中谷さん。
不完全に対する寛容性が、私たちの能力を高めてくれます。
他人にも自分に寛容になる方法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□自分にも、他人に完璧を求めてしまう方。
□良好な人間関係が長続きしない方。
□クリエイティビティを発揮したい方。



別冊・中谷彰宏137「しがみつきを捨てることで、覚悟を持てる。」――空間より時間で生きる人生術
お金が欲しい。家も欲しいし、車も欲しい。
時間的ゆとりも欲しいし、モテたいし、評価もされたい。
そんな貪欲な人にかぎって、どれも手に入らないのが現実……
「時間+空間+お金=10という数式は、万人に共通している。
僕は時間を10にして、他はゼロにした。」と中谷さん。
とは言っても、実際の中谷さんは、他の2つに不自由はしていません。
捨て去るという「覚悟」を持つことで、結果的に、すべてが手に入り、
捨て去る覚悟を持てないことで、すべてが手に入らないのです。
優先順位を明確にし、一極集中する方法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□欲張りな方。
□モノや人間関係を捨てることが苦手な方。
□覚悟を決めて、集中したい方。

月ナカ生活137パック

【データ版】 価格:3,800円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【CD版】価格:7,800円(税・送料込)



【単品】月刊・中谷彰宏137

本編の一部を無料試聴いただけます。


【データ版】月ナカ137 価格:1,700円(税込)
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【単品】別冊・中谷彰宏137

本編の一部を無料試聴いただけます。


【データ版】別ナカ137 価格:1,700円(税込)
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○「完璧性より、クリエイティブ性。」(中谷彰宏)
その昔、絵画の価値は、その写実性でした。
カメラのない時代、絵は写真の代用をしていたからです。
カメラができると、絵の価値は大転換を遂げました。
画家の「クリエイティビティ」が問われるようになったのです。
「完璧性を求めるのは、写実を求めるのと同じ。
指示通りでは、クリエイティブ性は生まれない。」と中谷さん。
クリエイティビティを発揮するためには、指示を超えた判断力。
当意即妙のアドリブ力が、クリエイティブ性を生むのです。

○「完璧な人は成長しない。完璧より成長。」(中谷彰宏)
「完璧な人とは、失敗のない人」というのが日本社会の認識。
ところが、クリエイティビティの国・アメリカでは違います。
「失敗のない人」とは、チャレンジしない人、成長しない人。
「完璧志向の人間は成長しない。下がるしかない。
不完全な人間は成長できる。上がるしかない。」と中谷さん。
自分の不完全さに自覚できる人が成長できる。
あなたの「不完全さ」は、どこにありますか?

○「やってもらっている人間は、不幸感を持つ。」(中谷彰宏)
自ら、まとめ役を引き受ける人と、つねに参加者でいる人。
人には、この2種類のタイプがいます。
「幹事をやったことのない人が、文句を言う。
被害者意識ばかりが立ち上がる、不幸な人。」と中谷さん。
月ナカでよく話題にのぼる、「当事者」と「傍観者」です。
当事者となることで、多くの経験値を積むことができますし、
「やってもらっている」という感謝の気持ちを持つこともできます。
一度の人生、せっかくなら当事者でありたいですね。

○「折衷案は、最低。」(中谷彰宏)
A案とB案、どちらを採用するかで、なかなかまとまらない会議。
その時、「では、間をとって、折衷案といきませんか?」というひと声。
妥協の産物「C案」は、最悪なものになってしまうのが現実です。
「折衷案ではきりがない。長いタイトルの本は折衷案。
上司が言った言葉が削れないでいる。
どちらかを選ぶことで、覚悟が鍛えられる。」と中谷さん。
迷ったら、両方採用でも両方却下でもはなく、一つに決める。
こんな鍛錬を通じて、「ここ一番」の決断力が養われるのです。

○「時間がかかった正解は、不正解。」(中谷彰宏)
消防庁の標語に「すばやく、正確に」というものがあるそうです。
消防の仕事には、どちらも大切な心構えですが、これも折衷案。
「やっぱり、すばやさ。正確でも遅ければ意味がない。
両者を盛り込むことで、大事なことがぼやけてしまった。
時間がかかった正解は、不正解。」と中谷さん。
正解にこだわるよりも、すぐに始める、終わらせる。
これが、プロフェッショナルの覚悟なのですね。

○「不完全さが、クリエイティビティの源。」(中谷彰宏)
大家として名を成した画家、彫刻家、音楽家たち。
生まれながらに「完全」であった彼らは、さらに磨きをかけて、
巨匠と呼ばれるようになった――という認識は、じつは思い込みでした。
「セザンヌや横山大観が巨匠になったのは、絵がへただったから。
不完全だから工夫できる。工夫で彼らは巨匠になった。」と中谷さん。
「下手」を工夫で磨くことで、「才能」に昇華するのですね。

○「寛容性が、世の中を豊かにする。」(中谷彰宏)
事件、事故、過失――問われるべき罪はありますが、
だからといって、寄ってたかって非難し、攻撃するのは別問題。
「おたがいの不完全に、つながりが見つけ出せる。
不完全に対する寛容性が、世の中を豊かにする。」と中谷さん。
見ず知らずの人にも、すっと話しかけられる。
よく知らなくても、ふつうにつきあえる。
不完全さがあるからこそ、人は快適に生きられるもの。
水清ければ魚棲まず。
不寛容ブーメランは、いずれ自分に返ってくるのです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美




○「一回こっきりの集中体験が、集中力を高める。」(中谷彰宏)
いつでもどこでも映画を観ることができる。
フィルムを気にしないで、いくらでも写真を撮ることができる。
世の中、とても便利になった反面、失ったものもあります。
それは「一期一会」。その場限りのの体験です。
映画館での映画鑑賞、スタジアムでのスポーツ観戦、劇場での演劇。
その場限りの集中体験は何ものにも代えがたいもの。
そして、集中体験を積むことで、私たちの集中力は高まるのです。

○「モノを捨てれば、人生が変わる。」(中谷彰宏)
人間には「時間型」と「空間型」の2種類の人がいるそうです。
「空間型」の人は、モノに執着する傾向が強いとのこと。
つまり、モノを捨てることは、「空間型」との決別。
「時間型」に生まれ変われるということなのです。
「モノを捨てて後悔することも、1000回に1度くらいある。
だけど、モノを捨てることで、人生が変わる。
このことに気づかないままでいるのが一番怖い。」と中谷さん。
モノを捨てて、「時間型」人生に切り替えましょう。

○「何を捨てるかに、覚悟が表れる。」(中谷彰宏)
何もかも得ようとすると、虻蜂取らず。何も得られません。
一方、「これだけでいい」と覚悟を決めた人は、
意外と、欲しいものが手に入ったり、モテモテだったりします。
一極集中の覚悟が、富や好感を引き寄せるのでしょうか。
「師匠から学ぶべきことは、リズム感とバランス感。
自分にいらないものがわかるのが、バランス感。
目標や願望を持つより、何を捨てるかを決めよう。」と中谷さん。
捨てれば捨てるほど、浮かび上がるのが人生なのですね。

○「過去にしがみつくから、未来へ飛躍できない。」(中谷彰宏)
名刺を失ったとたん病んでしまった、ぶら下がりサラリーマン。
一方、すべてのトロフィーを捨て去り、新しい道を歩むボクサー。
「過去にしがみつくから、未来へ飛躍できない。
人生は旅。荷物が多いと、軽快に動けなくなる。
身軽でいることで、未来へ飛躍できる。」と中谷さん。
学歴、肩書、財産、年収、実績――こんなのは「お荷物」。
「お荷物」をおろして、軽快な旅をしていきましょう。

○「モノと人間関係を捨てれば、運気が上がる。」(中谷彰宏)
時間にゆとりのある人は、チャンスを掴むことができます。
モノを捨てられる人は、モノにとられる時間を節約できます。
時間がある人は、勉強できます。その結果、運気が上がる。
運気とは、どうやら空いたスペースに舞い込むようです。
「モノも人間関係も、多ければ多いほど、時間をとられる。
友達が多い人は忙しくて、勉強する時間も成長する時間もない。
お金と空間を捨てることで、時間に生きられる。」と中谷さん。
月に25回(!)、展覧会に足を運ぶという中谷さん。
その時間は、モノと人間関係の断捨離から捻出しているのです。

○「時間に生きるためには、コツコツやるしかない。」(中谷彰宏)
ひと儲けして、1億円のマンションを買うことは、1年で実現可能。
でも、1億円ぶんの映画を1年で観ることは、ちょっと不可能です。
「映画1本観るのにも、2時間かかる。映画館に行く時間もかかる。
文化的な蓄積には、膨大な時間が必要。コツコツやるしかない。」と中谷さん。
著書やトークで、これだけ濃厚で面白い話ができる中谷さんですが、
その土台となっているのは、こうした膨大な時間投資。
「時間」に生きるためには、コツコツやるしかないのですね。

○「優先順位の低いところに、生き様が表れる。」(中谷彰宏)
駅からの距離、家賃、間取り、築年数――
マンションを借りるにしても、いろいろな指標があります。
「優先順位を上から要望していると、見つからない。
願望ではなく、何を捨てるかという覚悟から入ろう。
譲れる点を明確にすることで、出会いが生まれる。」と中谷さん。
「何をしたいか」より「何をしたくないか」。
「何が欲しいか」より「何は必要ないと切り捨てるか」。
不要なものを明確にすることで、覚悟は定まってくるのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美