月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏125「早寝をする人は、成功する。」――生産性を上げる仕事術
別冊・中谷彰宏125「好きなこととは、失敗の多いことだ。」――ギリギリに強くなる


■月刊・中谷彰宏125「早寝をする人は、成功する。」――生産性を上げる仕事術
キリのいいところまで、終わらせてしまいたい――
睡眠時間が足りないから、移動時間は寝ていこう――
一見もっともですが、じつは、この発想で元気は損なわれてしまうのです。
「時間が来たら、容赦なく打ち切ることで、明日への意欲が高まる。
僕は11時になったら容赦なく眠る。」と中谷さん。
そんな中谷さんも、じつは最近までは夜更かしでした。
ところが、体調不良の原因を探っていった結果、
睡眠時間ではなく、睡眠「時刻」が重要だと気づかれました。
何時間眠るかではなく、何時に眠りにつくか。
これが元気のバロメーターだったのです。
中谷さんが身をもって編みだした元気創出法、ぜひお試しください。

★こんな方にお奨めです♪
□体調不良に悩んでいる方。
□自己肯定感を高めたい方。
□毎日を意欲的に過ごしたい方。


別冊・中谷彰宏125「好きなこととは、失敗の多いことだ。」――ギリギリに強くなる恋愛術
あなたの失敗体験は、どの分野に集中しているでしょうか。
仕事? 恋愛?――そこに、あなたの成功の種がありそうです。
「好きなことだから、チャレンジできる。
たくさんチャレンジするから、たくさん失敗する。
たくさん失敗するから、“ギリギリ”がわかってくる。
僕は、その"ギリギリ”を本に書いている。」と中谷さん。
中谷さんの膨大な著作は、膨大な失敗体験がベースだったのです。
失敗体験が多いことは、恥ずかしいことではありません。
失敗すればするほど、成功がたぐり寄せられているからです。
「失敗」を直視し、修正することで成功できる。
「失敗」を成功に昇華させる方法、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪
□つい同調してしまう方。
□失敗を恥じて、ひた隠しにしようとする方。
□自分の人生を大所高所から見たい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

月ナカ生活125パック

【データ版】 価格:3,800円(税込)
※メールでデータをお送りします。
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【CD版】価格:7,800円(税・送料込)



【単品】月刊・中谷彰宏125

本編の一部を無料試聴いただけます。


【データ版】月ナカ125 価格:1,700円(税込)
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本編の一部を無料試聴いただけます。


【データ版】別ナカ125 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
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○「自分の価値軸がないと、値段に振り回される。」(中谷彰宏)
アートについて価値軸のない方は、値段で作品の価値を知ろうとします。
でも、自分の「価値軸」がある人は、値段に振り回されません。
自分の価値軸に合わなければ、ただでもいりませんし、
自分の価値軸に合えば、どんなに高額でも手に入れようとします。
そう、価値軸を持っている人には、経済合理性なんて無関係。
「価値軸が満たされる」イコール「幸せ」なのです。
幸福感は、そもそも他者と共有できるものではありません。
ひとりでニヤニヤする人が、ほんとうの幸せ者なのです。

○「早寝が大事。睡眠時間は関係ない。」(中谷彰宏)
3年連続で、なぜか3月1日に、体調を崩した中谷さん。
「これは、ライフスタイルを変革せよという神さまのメッセージ。」
そう考えた中谷さんは、これまでの生活リズムを見直しました。
そこで行きついたのが、睡眠「時刻」。
高校時代から「午前様」だった中谷さんですが、11時就寝に。
「夜10時から2時までの時間は、ポイント3倍。
成長ホルモンの出方がちがう。睡眠時間ではなく就寝時刻。
一日は、寝るところから始まる。」と中谷さん。
元気になりたい、健康になりたい。
そんな方は早寝からはじめてみてはいかがでしょうか。

○「強制終了すれば、やる気が明日に持続する。」(中谷彰宏)
村上春樹さんがエッセイで、「毎日10枚書いたら、そこでおしまい。
たとえ、ノッていようとそこで打ち切る」とおっしゃっていました。
ノッているなら、いけるところまで行けばいいと考えてしまいがちですが、
それは、大局的にみると、非効率なようです。
「1日を強制終了すれば、明日が楽しみになる。
だから、やる気が明日に持続する。」と中谷さん。
キリのいいところまで終わらせるのは、気持ちいいものですが、
そのぶん、翌日、一から起動させなければなりません。
キリがいいという快感に浸るか、それとも現実的な効果を取るか。
超一流の人たちが採用するのは、「強制終了」なのです。

○「早寝すると、元気になる。」(中谷彰宏)
早起きすると、空き時間に眠って穴埋めをしようと考えがちです。
でも、その必要はなさそうです。
「朝一番の新幹線で、寝ている人はいない。
みんな、バリバリに仕事している。」と中谷さん。
でもじつは「早起き」というよりも、「早寝」に効能があるのです。
「睡眠時間はメンテの時間。10時から2時は、
メンテ屋さんが空いている時間。
この時間に、メンテしてもらおう。」と中谷さん。
睡眠で大事なのは、「量」より「タイミング」なのですね。

○「嫌いじゃないことが、天職。」(中谷彰宏)
俳優の渡辺裕之さんは、最近、ゴミ拾い活動で知られています。
そもそも、早朝ジョギングしていたときに、
ついでにゴミを拾い始めたのがきっかけ。
これがSNSでも話題を呼び、しだいに社会に影響を与え始めました。
おそらく渡辺さんは、家や仕事場のゴミもよく拾っているのでしょうね。
掃除好きの中谷さんと相通じるものがあります。
「いまこうして、ゴミ拾いできるのは奥さんのおかげ。
ゴミ拾いは、夢拾い」とおっしゃる渡辺さん。
地味な活動のなかに、夢の種があるのですね。

○「あこがれの人がいれば、がんばれる。」(中谷彰宏)
片岡鶴太郎さんはチャレンジャー。
125歳まで生きるために、ヨガや呼吸法など、
さまざなま手法を試みていることでも知られています。
午前3時に起床する鶴太郎さんは、夜は7時に寝床に就くそうです。
「早寝するときがつらいときは、鶴太郎さんを思い出す。
ゴミを拾うときは、渡辺裕之さん。
あこがれの人がいれば、がんばれる。」と中谷さん。
こうしてがんばっている中谷さんがいらっしゃることで、
私たちもがんばれますね。

○「決定打を求めてしまうから、うまくいかない。」(中谷彰宏)
ダイエット、資格取得、ビジネス――どんなことでもコツコツが肝腎。
ところが、世の中には、「決定打」をうたう商品やサービスが蔓延しています。
これさえ購入すれば、無理なく痩せられる――
これさえ学べば、ビジネスで成功できる――
そんな謳い文句が、私たちの怠け心をくすぐります。
でも、中谷さんはこうおっしゃいます。
「決定打を求めてしまうから、うまくいかない。
毎日、コツコツ努力した人しか、達成することはできない。」
抜け道、裏技といった安直思考が、結局、回り道させているんですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美




○「同調していては、ホームルームと同じ。」(中谷彰宏)
中谷さんが、コメンテイターとして心がけていること。それは、
1.他とは違う価値軸を提示すること。
2.司会者の思惑にのらないこと(笑)。
――この2点です。
「同調していては、ホームルームと同じ。
問われているのは、みんなと違う価値軸。
知識ではなく、価値軸が問われている。」と中谷さん。
同調ではなく、自分の価値軸を提示する。
そのために必要なことは、嫌われる勇気と日頃の勉強。
これで、受け売りではない、自分の視座を持てるのですね。

○「失敗が多いジャンルが、得意ジャンル。」(中谷彰宏)
中谷本には、仕事や恋愛というテーマが多いのはなぜでしょうか。
「仕事ができて、恋愛体験が豊富だから」と思われるかもしれません。
ところが、中谷さんは、こうおっしゃいます。
「失敗が多いジャンルが、得意ジャンルになる。
僕は仕事や恋愛でたくさん失敗している。だから書ける。」
好きなジャンルなら、いくら失敗しようとチャレンジできる。
たくさん失敗体験すから、際=きわがわかってくる。
この循環が大量の著書につながっているのですね。
失敗してもへこたれない分野が、あなたの強み分野なのです。

○「同調する男は、下僕。」(中谷彰宏)
女性同士の会話は「同調」が基調となっています。
ああでもないこうでもないと言いながら、終始、同調ベース。
だからといって、女性に同調モードで寄り添うのは愚策かも。
「同調していては、尊敬されない。
女性は自分の父親と比較している。
自分の意見を持っていない男は、しょせん下僕。」と中谷さん。
同調するより、視点の高い切り口を提示する。
こういうとき、女心はぐらつくのです。

○「視点を高めれば、ぶつかりあわない。」(中谷彰宏)
喧嘩するのは、同じレベル同士。 喧嘩しないためには、自分のレベルを上げるしかありません。
中谷さんは少年時代、お母様から叱られたとき、
「半分聞け。半分聞き流せ。あれは女性の意見。
男として生きていく上では、半分聞いておけばいい」
とお父様からフォローされたそうです。
お父様はお母様とぶつかろうとしません。それでいて、
傷心の中谷さんに、高い視点でフォローされています。
「どっちが正しいかという議論ではなく、
時間軸の長い視点を示すのが父親の役割。」と中谷さん。
違う価値観を持っていながら、ぶつかりあうことなく、
お互いを尊重し合う。これが最高の両親像ですね。

○「圧倒的な勉強量と体験量があるのが、凄い人。」(中谷彰宏)
「偉い人」と「凄い人」は一見似ていますが、じつは大違い。
「偉い人」は組織の中に位置づけられるのに対し、
「凄い人」は唯一無二の存在だからです。
「『凄い』という価値軸を持っていないと、
『偉い』が基準になってしまう。」と中谷さん。
では、凄い人の「凄さ」とはどこにあるのでしょうか?
それは、専門分野における圧倒的な勉強量と圧倒的な体験量。
つまり、全身全霊を傾けられるテーマを持っている人。
凄い人に出会うことで、自分のテーマが見つかるのですね。

○「本質は、真似できない。」(中谷彰宏)
いまや、1000冊を超える著書を持つ中谷さん。
世の中には、中谷さんの文体を真似する本もたくさんあります。
でも、ちょっと違う――これが読者の持つ違和感なのも事実です。
「見えているところには、本質はない。
上辺だけになってしまうのは、価値軸が確立していないから。」と中谷さん。
中谷さんの語り方を模倣することは、たしかに勉強にはなります。
でもそれより大事なことは、中谷さんのインプットにかける情熱。
圧倒的な勉強量と圧倒的な失敗量によって構築された価値軸。
ここに、中谷本の本質はあるのです。

○「文化とは、不便を楽しむもの。」(中谷彰宏)
「文明とは、便利を楽しむもの。
文化とは、不便を楽しむもの。」と中谷さん。
例えるなら、いつでもどこでも手軽にお茶を飲むことができるのが「文明」。
だから、「文明」一辺倒だと、茶道という「文化」は理解不能です。
茶道にしても武道にしても、「文化」は面倒くさいことばかり。
一見、「不便」ばかりですが、それを補ってあまりあるのが「充実」。
自分が目指す理想に到達したときの充実感は、何物にも換えがたく、
そのプロセスは厳しければ厳しいほど、得たときの喜びは大きいものです。
精神の満足を楽しむのが、「文化」というものなのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美