月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏119「その場の役割を、演じきろう。」――マナーと礼儀を身につける生き方塾
別冊・中谷彰宏119「想像を共有しよう。」――場数を増やす工夫をする恋愛術


月刊・中谷彰宏119「その場の役割を、演じきろう。」――マナーと礼儀を身につける生き方塾
「感謝」は大切です。でも、感謝の気持ちで終わらせてしまっていませんか?
感謝とは、言ってみれば「相手」とは無関係な、あなたの心の中での営み。
具体的に伝えなければ、その気持は「相手」に伝わりません。
感謝の気持ちを具体的に伝えること、これが「礼儀」と中谷さん。
でも、言葉に出すには勇気が必要ですし、お礼をするのは面倒くさい。
だからこそ、その「ひと手間」が威力を発揮するのです。
さらに言えば、そのひと手間を無意識のうちにやれる心構えが「マナー」。
そう、マナーとは礼儀を条件反射で行ってしまうような習慣付けなのですね。
感謝の気持ちを具体化して、コミュニケーションを深化させる方法、
中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□謝ることができない方。
□マナーと礼儀で、突破したい方。
□役立ち感を得たい方。


別冊・中谷彰宏119「想像を共有しよう。」――場数を増やす工夫をする恋愛術
幼児は目新しい物に興味を持って、手に取ろうとします。
20代までは、チャレンジ精神にあふれ、新しい体験に貪欲なものです。
ところが、人によっては30代を迎えるころには、そんな意欲はすっかり収縮。
年々、新しい体験が苦痛に感じられるようになってきます。
これが「老い」というものの正体です。
放置していたら、あとは下降線をたどるのみ。
何をやるのも面倒くさい、「生ける屍」になるのも時間の問題。
長生きしても、こんな精神状態だったら、生き地獄でしかありません。
老後に向けて準備すべきことは貯蓄などではなく、瑞々しい精神の涵養。
新しい人間関係や体験に挑み続けられる心をいかに維持してゆくか。
精神のアンチエイジング術、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□上流階級の金銭作法を知りたい方。
□精神的に老いを感じつつある方。
□一人行動が苦手な方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

月ナカ生活119パック

【データ版】 価格:3,800円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【CD版】価格:7,800円(税・送料込)



【単品】月刊・中谷彰宏119

本編の一部を無料試聴いただけます。


【データ版】月ナカ119 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
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【CD版】月ナカ119 価格:5,000円(税・送料込)


最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!



【単品】別冊・中谷彰宏119

本編の一部を無料試聴いただけます。


【データ版】別ナカ119 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
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【CD版】別ナカ119 価格:5,000円(税・送料込)


最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!




どうすれば、「自己肯定感」は高まるのでしょうか?
答えは、自分で考えた「工夫」が結果につながった体験の積み重ねること。
ビジネスにしても、ダイエットにしても同様。
試行錯誤した結果、目的を達成したとき、私たちは自信がつけるものです。
だから、成功者は、世の中の「工夫」を観察して、取り入れようとします。
レストランで食事をするときも、コンサートに行くときも、
そこで実施されている「工夫」に注意を払います。
「工夫」に欠けるサービスを受けても、それは学びの機会。
「自分だったこうする」という工夫ポイントをつねに考える。
これが「消費者」ではない、「生産者」という生き方。
自己肯定感を高める日常作法、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪
□メンタルが弱く、打たれ弱い方。
□その場の快楽を求めがちな方。
□ついクレームを言ってしまう方。
★月ナカ119――7つの学び ○「人生で、ヤマは張れない。」(中谷彰宏)
老後の準備には、どんなことをしたらいいのか?
こういう問いは、歳を重ねるごとに、自問する機会が増えるものです。
でも、中谷さんはこうおっしゃいます。
「人生で、ヤマは張れない。老後の準備より、仕事の準備をしよう。」
不確定要素に満ちあふれた遠い未来の準備をするより、
目の前にある現実に対して、具体的な対処をする。
結果として、これが「老後の準備」になるのだから人生は面白い。
目の前の仕事に、全力投球しましょう。

○「マナーは、作法ではない。」(中谷彰宏)
マナーと言うと、まず思い浮かべるのがテーブルマナー。
でも、テーブルマナーは、じつはマナーというより作法。
ここで注目すべきは、マナーと作法は異なるという点と中谷さん。
テーブルマナーは言ってみれば作法。
茶道や華道のように、非日常の空間のお約束事。
ところが、エレベーターや新幹線には、確立した作法はありせん。
でも、こういうところだからこそ、その人のマナーが如実に表れます。
作法なき世界で、自分の美意識にのっとった行動をとる。
そんなストイックな精神のありようが、マナーというものなのです。

○「マナーで、運不運が決まる。」(中谷彰宏)
そもそもマナーとは、なぜ必要なのでしょうか?
円滑な人間関係から充足感を得るため。
美しい生き方を追求する満足感を得るため。
これらも重要な要素ですが、もう1つの重要な側面を忘れてはなりません。
それは、「運」をよくするため。
マナーがいいと運が良くなり、マナーが悪いと運が悪くなるのです。
人は、私たちの行動を意外と見ているものです。
マナーのいい人は言祝がれ、マナーの悪い人は呪詛(?)をかけられる。
人から陰に陽にかけられるエネルギーが、実は運気というものなのです。

○「謝れるのが、余裕の表れ。」(中谷彰宏)
「ごめんなさい」「間違っていました」と言ってしまうと、
自分の「負け」や「誤り」を認めてしまうことになる――
そう思っている方は、この機会に、認識を改めましょう。
「謝れるのが余裕。そこに、器が出る。」と中谷さん。
そう、自信があるから謝ることができるのです。
言い換えれば、謝れない人は自信のない人であり、
謝れないことで、さらに自己肯定感が減退していきます。
「謝る」とは謝罪ではなく、相手への譲歩。
強い人にしか持ち得ない余裕の表れなのですね。

○「感謝している人ほど、礼儀知らずになる。」(中谷彰宏)
心で感謝しているから、わざわざ言葉にして相手に伝える必要はない。
――こういう人は、たとえ感謝の気持ちを持っていても、礼儀知らず。
それは自己満足であり、成熟した人間関係は結ぶことができません。
「礼儀は、その日の内にやらなければならない。
きついことをするのが礼儀。感謝していなくても、
礼儀を知っている人が勝利する。」と中谷さん。
心の中で「ありがとう」と100回唱えるより、お礼のメールを送る。
礼状を書く――こんな具体的な行動が「礼儀」というもの。
感謝を礼儀として具体化できるかに、誠実さが表れるのですね。

○「与えられた役割を、演じきろう。」(中谷彰宏)
「自分に正直に生きる」とは、とても耳ざわりのいい言葉です。
でもこれは、往々にして「わがまま宣言」だったりします。
「私は好きなことしかやらない。嫌なことはやらない。」
学芸会で、自分が主人公でなければ嫌だと言う小学生と変わりません。
こんなことでは、社会で活躍したり成功を掴むことは到底不可能。
なぜなら、成功者とは、与えられた「役割」を演じている人だからです。
希望する「役割」でなくても、真剣に淡々と演じる。
そういう人が引き上げられ、担ぎ上げられているのが現実です。
「自分に正直に生きる」のか、それとも「役割を演じきる」のか。
どちらを選ぶかによって、人生は大きく変わってくるのです。

○「役割に、罪悪感を持つ必要はない。」(中谷彰宏)
あるときは人気者、あるときは憎まれ者のヒール。
役者さんは求められるまま、じつにさまざまな「役」を演じます。
だからといって、英雄を演じるときに天狗になり、
悪役を演じるときに罪悪感にさいなまれる――そんな役者さんはいません。
人間社会も、いわば一場の舞台。
「自分も一役者なのだ」と割り切ってみてはいかがでしょうか。
「その場その場で役割が変わる。役割は、ふだんの性格とは関係ない。
嫌われ役をやるのも役割。そこで罪悪感を感じる必要はない。」と中谷さん。
自分の感情を棚上げして、求められる役を淡々と演じきる。
これが、燃焼感あふれる人生には不可欠な心構えなのでしょうね。
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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美




○「割り勘は、思考停止。」(中谷彰宏)
「上流階級は、長い期間を見据えたグロスで考える。
だから、彼らには、割り勘はない。」と中谷さん。
先代にお世話になった。亡き祖父に目をかけられた。
そんな長い時間の人間関係を前提にしているので、
その場その場での「精算」は必要ないというわけです。
さらに中谷さん、「割り勘は楽。思考停止。」とバッサリ。
一見、平等で妥当な支払い方とされる割り勘ですが、
じつは、その場限りの「行きずりの方法」だったのですね。

○「女性のショッピング、男の買物。」(中谷彰宏)
「ショッピングは、女性がイマジネーションをふくらませる場。
何を買うか、いっしょに悩んで欲しい。
男の場合は買い物。アマゾンで済んでしまう。」と中谷さん。
「物を買う」という行動に込める意味は、男女でこんなに違うのですね。
そういえば、知人の男性は、見ないでクルマを買ったり、部屋を借りたりします。
彼に言わせれば、迷うのが面倒くさいとのこと。
これが男性脳というものなのでしょう。こういうとき、女性は、
「せっかくのイマジネーションをふくらませられる機会がもったいない」
――と考えがちです。
ショッピング中に仲がこじれる理由がよくわかりました(笑)。

○「おごられ方に、力量が出る。」(中谷彰宏)
「おごられるのは難しい。マナーが必要。」と中谷さん。
たしかに、おごられるほうが気を使います。
遠慮しすぎても、遠慮しなさすぎてもいけない。
お返しも考えなければならない――そんな配慮が問われます。
若い時は、おごられながら、人間心理を学び、マナーや礼儀を習得する。
だから、お金があるからと、おごっていたり、割り勘ばかりしていては、
学習の機会を失ってしまうことになりかねません。
上手におごられて、上手におごれるようになっていきたいですね。

○「人生下り坂になると、円陣を組んでしまう。」(中谷彰宏)
年を取ると、新しい人間関係や状況に対応するのが苦痛になる――
今回の別ナカでは、このことをつくづく実感しました。
たしかに、人間関係は閉鎖的になりがちで、私自身、反省するところ大です。
「人生下り坂になると、円陣を組んでしまう。
上り調子の人は、半円をつくる。」と中谷さん。
仲間と仲良く語らいながらも、新しい人を受け入れる余裕がある。
その状態を「半円」と表現した中谷さん、さすがです。
仲間内でも半分開放し、自分でもよその半円に入り込んでいく。
それが、精神のアンチエイジングにとって、最高のトレーニングなのですね。

○「場数の少なさは、勉強で補える。」(中谷彰宏)
場数に恵まれた人は、それだけで成功者といえるでしょう。
ふつう、場数を踏む機会にすら、なかなか恵まれないものです。
場数が多い人はさらに場数を踏め、少ない人はいつまでも少ないまま……
場数をめぐる格差は、そのまま人生の格差になってしまいます。
では、どうすれば、場数格差を挽回できるのでしょうか。
それは、勉強。
実体験には当然かないませんが、疑似体験からも叡智は獲得できます。
「場数の少なさは言い訳にならない。勉強して補おう。」と中谷さん。
膨大な中谷さんの場数。そこから得た叡智を学んでいきましょう。

○「一歩踏み込めば、かわいがられる。」(中谷彰宏)
私にも、「怖い人」はたくさんいました。
でも、実際に会ってみると、全員が「怖い人」ではありませんでした。
「怖い」のは、私の心が勝手にそう思っているだけのことで、
相手の実像とは何の関係もなかったのです。
「ビビって、逃げ回っているから怖くなる。
相手の懐に飛び込めば、かわいがられる。」と中谷さん。
コワモテなトランプ大統領にしても、デヴィ夫人にしても、
一流の人たちとは、そのほとんどが優しくて気さく。
「役割」としてのコワモテをテレビで演じているだけだったりするものです。
そんな虚像に怯えていないで、思い切って懐に飛び込んでみる。
人生は、その瞬間の勇気によって切り拓かれるのです。

○「一人行動すれば、不機嫌にならない。」(中谷彰宏)
知らない人、知らない国やまち、知らない仕事や趣味――
そんなアウェイ体験が増えると、私たちはどうなるのでしょうか?
「何があろうと動じない。不機嫌にならない。」が正解です。
言い換えれば、つるんだり、集団行動ばかりしているから、
すぐに動揺したり、不平不満ばかりになってしまうのです。
一人で行動する人は、すべて自己責任。責任転嫁は死を意味します。
揺るがないマインドや上機嫌メンタルを体得したいのなら、一人行動。
「かわいい子には旅をさせよ」という言葉を現代的に翻訳すれば、
「みずからにアウェイ体験をさせよ」ということなのです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美