月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏115「ゴキゲン言葉を、増やそう。」――一流から志を学ぶ生き方術
別冊・中谷彰宏115「真ん中を速く、最初と最後をゆっくり。」――いい距離感を身につける恋愛術


月刊・中谷彰宏115「ゴキゲン言葉を、増やそう。」――一流から志を学ぶ生き方術
幸福な人や成功する人は、感情コントロールに長けています。
むやみに怒ってしまえば、人間関係を損ねてしまいますし、
怒りに駆られた気持ちでは、いい仕事はできませんから当然です。
怒りが不幸の最大の元凶と言っても過言ではありません。
そして、怒りの源にあるのは「所有欲」。
自分の肘掛け、自分の順番、自分の時間――
「自分の物」が犯されるから、腹が立ってしまうのです。
「所有欲を手放せば、逆にすべてが手に入る。」と中谷さん。
所有欲から解放されるためには、まず「言葉」を変えること。
寛大な心になる言語作法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□怒りっぽい方。
□仕事に選り好みしてしまう方。
□ネガティブな言葉を使いがちな方。


別冊・中谷彰宏115「真ん中を速く、最初と最後をゆっくり。」――いい距離感を身につける恋愛術
沈黙することで思考する男性としゃべりながら考える女性。
段取り遂行に命を賭ける男性と予定変更にドキドキする女性。
分業好きな男性と共同作業好きな女性。
これでは、両者がぶつかってしまうのも当然といえます。
でも、モテる人は違います。
なぜなら、おたがいの性差を熟知しているから。
モテる女性は、男性に段取りを遂行させてあげます。
モテる男性は、機嫌よくプランを捨て去ることができます。
性差を踏まえて深くつきあう方法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□黙っている男性を、不機嫌だと思ってしまう女性。
□女性は言うことがころころ変わると思う男性。
□パートナーの心の内を理解したい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

月ナカ生活115パック

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【単品】月刊・中谷彰宏115

本編の一部を無料試聴いただけます。


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本編の一部を無料試聴いただけます。


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○「気持ちの切り替えで、怒りは消える。」(中谷彰宏)
友人が面白い話をしていました。
少年時代、彼の両親はいつも夫婦喧嘩をしていたそうです。
そこで友人は、両親の雲行きがあやしくなってくると、
「ここで問題です。日本で一番高い山は富士山ですが、
では、二番目に高い山は?」とクイズを出すことにしました。
すると両親の怒りは、あっけなく終息したというのです。
そう、怒りなんてものは、この程度のものなのです。
気持ちの切り替えを促す、コーピング・ネタをたくさん持つ。
これが、怒り体質から抜け出すための一番の鍛錬なのですね。

○「怒りは、所有欲の表れ。」(中谷彰宏)
あとから来たお客さんのほうに、先に料理が出た。
前の人が、リクライニングシートを思いっ切り倒してきた。
映画館で、肘掛けをとられた。
こんな些細なことから、怒りはふつふつと沸いてきます。
「怒りは、所有欲の表れ。所有にこだわるから腹が立つ。
一つも持たないことで、すべてを持つことができるのに。」
中谷さんは、新幹線はJRに管理してもらい、乗りたい時に乗る。
名画は美術館に預かってもらい、観たい時に観ると語ります。
この「超解釈」が、中谷さんの寛容さの秘訣なのですね。

○「思い出がある人が、いちばんリッチ。」(中谷彰宏)
周囲にモノがあふれていても、幸せとはいえません。
これはお金についても同様で、いくらお金があっても、
いい思い出が何もないようでは、幸せとはいえません。
「思い出がある人が、いちばんリッチ。」と中谷さん。
お金があったら、まず“買う”べきものは「思い出」。
体験する、学習する、出会う――
そんな体験が、その後の人生を支えてくれます。
「むしろ、ハズレが思い出になる。」と中谷さん。
失敗を恐れずに、どんどん体験していきましょう!

○「トライする人は、寛大になれる。」(中谷彰宏)
「40代で、だんだん固定化してしまう。
不安もなければ、希望もない。残るのは怒りだけ。」
中谷さんのこの言葉には、とても考えさせられます。
たしかに、希望があれば、怒り感情も芽生えませんし、
不安があれば、怒っているどころではありません。
怒りとは、生きがいを失った人に訪れる心理なのかもしれません。
「物を作ろうとすれば、9割がた失敗する。
だからこそ、トライする人は寛大になれる。」と中谷さん。
新しいことにチャレンジし続ける人生が、
希望のない人生に、光を与えてくれるのですね。

○「ゴキゲン言葉を、使おう。」(中谷彰宏)
感じのいい人とそうでない人の違い、
それは使う言葉で決まると中谷さんはおっしゃいます。
感じのいい人は「ゴキゲン言葉」を使います。
一方、感じの悪い人は「不機嫌言葉」を使います。
不機嫌言葉が、そのまま性格に反映されてしまうのです。
「感じのいい人は、ボキャブラリーが多い。
とくに、褒め言葉のボキャブラリーが多い。」と中谷さん。
ゴキゲンな言葉や表現を心がけていきたいですね。

○「仕事に選り好みすると、稼げなくなる。」(中谷彰宏)
「オタク」と専門家の違いは何でしょうか?
「オタクは偏りがある。好き嫌いがあるので、対象が狭い。
専門家はまんべんなく詳しい。」と中谷さんは解説されます。
では、稼げない専門家と稼げる専門家の違いは何でしょうか?
「仕事に選り好みをしない」――これが正解です。
「好きじゃない分野の仕事も淡々と受ける。
そこで好き嫌いを言うと、稼げなくなってしまう。」
「専門外」の仕事を振られた時こそ、成長のチャンス。
勉強の機会と捉えて、血肉にするのがプロなのですね。

○「勉強する人は、怒らない。」(中谷彰宏)
うまくいかない人は、今の悪い状態が未来永劫変わらないと考える。
転落していく人は、今の良い状態が未来永劫変わらないと考える。
「未来永劫変わらない」という勘違いをしていては、
そこに、勉強が入り込む余地はありません。
未来を変えることができるのは、唯一「勉強」だからです。
「一流の志や情熱に触れれば、勉強の意味がわかってくる。
勉強し続ける人に、怒っている暇はない。」と中谷さん。
この言葉に、怒りと成長の関係が言い尽くされていますね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美




○「男は黙って考える。女性はしゃべりながら考える。」(中谷彰宏)
中谷さんはよく「男女は別の動物」とおっしゃいます。
それが、もっとも顕著に表れるのは「思考」。
「男の沈黙して考える。頭の中でしゃべっている。
一方、女性はしゃべりながら考える。
口に出したことは、その瞬間の一思考に過ぎない。」
この整理、すばらしいと思います。
男性は、女性の言葉を熟慮の末の決断と真に受けてしまい、
女性は、男性の沈黙を「ほったらかし」だと不満に思う。
「別の動物」と認識することが、相互理解の第一歩なのですね。

○「段取り遂行が男の美学。予定変更が女性のドキドキ。」(中谷彰宏)
事前によく調査して、周到に準備し、確実に遂行する。
男性は「段取り」に精魂を傾けます。
女性は違います。予定変更に、ドキドキを感じます。
「講演で、テーマと違う話をして盛り上げるのは女性。
おじさんたちはクレームを言ってくる。」と中谷さん。
男性にとって、がんばって段取りすることは愛情の表れ。
でも、女性にとって、それは――
面白みのないものに思えてしまうのですね(笑)。

○「分業好きの男性。共同作業好きの女性。」(中谷彰宏)
仕事への向き合い方でも、男女の差が歴然としています。
男性は、手分けして遂行しようとする「分業志向」。
一方、女性は、一緒に取り組みたがろうとする「共同作業志向」。
「列に並んでいるので、どこかでゆっくりしていて」
こんな思いやりの言葉も、女性にとっては肩透かし。
一人でゆっくりするより、一緒に並ぶほうが嬉しいのです。
男女がともに働く、これからのビジネス社会において、
この違いを理解しておくことは、とても重要になりそうですね。

○「ゆっくり、速く、ゆっくり。」(中谷彰宏)
人間関係で一番大事なのは「距離感」。
好かれる人は、距離の取り方に卓越しています。
だいじなのがリズム感。
「ゆっくり、速く、ゆっくり」というリズムを心がけましょう。
これが逆に、「速く、ゆっくり、速く」となるとNGです。
いきなり距離を縮めては、不審がられてしまうのがオチですし、
最初突破しても、その後モタモタしていてはチャンスを失います。
これは仕事でも同じ。ゆったり取り掛かり、
中盤でスピードを上げて、最後はゆったり着地する。
このリズム感、ぜひとも体得したいですね。

○「ベッドの中で、敬語を使おう。」(中谷彰宏)
自然で、受け入れやすいリズムを共有することは大事です。
でも、時にはそれを崩してみましょう。
「距離感を固定化しないことで、刺激が生まれる。
たとえば、ベッドで敬語を使ってみる。
こんな落差が刺激になる。」と中谷さん。
なれあいの関係は、往々にしてマンネリに陥ります。
そんな時、言葉遣いを変えてアクセントをつける。
中谷塾での別れ際の挨拶は「ごきげんよう」。
すでに死語と化した古典的な挨拶ですが、「お疲れさま」より、
ずっとエレガントで、刺激的な表現ですね。

○「スペースを見つけて、パスを送ろう。」(中谷彰宏)
アスリートは技術だけでは、代表選手に選出されません。
選ばれるためには、次の3点が必要だと中谷さん。
1.監督のゲームプランを理解している。
2.自分に求められていることが理解できている。
3.やってはいけないことがわかっている。
これを目線基準に変換すると、こうなります。
三流は、ボールを見ている。
二流は、味方や敵を見ている。
一流は、空間(=スペース)を見ている。
これは、コミュニケーションでも同じことです。
全体を鳥瞰する眼が「キラーパス」を生み出すのです。

○「どれだけプランを捨てられるかが、男の度量。」(中谷彰宏)
プランニングとその実行が、男性の力量の見せ所。
男性社会では、その力量が評価の対象となります。
でも、この考え方は、女性相手には通用しません。
むしろ、周到に組んだプランを平然と捨てられる。
さらには、そのことを相手の女性に察知させない。
こんなところが、男性の魅力となって表れるからです。
もったいないからと、計画を強引に遂行したり、
恩着せがましく予定を変更したり……そんな男性は、
たとえ仕事はできても、モテないのが現実なのです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美