月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏106「やせガマンして、美学にこだわろう。」――しんどい好きなことをする生き方術
別冊・中谷彰宏106「父母以外の信頼できる大人と、出会おう。」――失敗が怖くなくなる成長術


■月刊・中谷彰宏106「やせガマンして、美学にこだわろう。」――しんどい好きなことをする生き方術
芸術とは、どこを観ればいいのでしょうか?
専門的な技法や作家の背景、それも面白いものです。
でも、観るべき本質とは、作家のダンディズム。
どこに美を見出して、いかなる美意識を訴えかけているのか。
それを汲み取れる人が「見巧者」。
たとえば、映画。
ストーリーを追うだけでは「頭」で観ているレベル。
登場人物の「心」で観る、制作者の「魂」で観る。
「見巧者」中谷さんに、ダンディズムの味わい方を伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□ダンディズムを持っていない方。
□芸術の鑑賞のしかたがわからない方。
□「好きなこと」を持っていない方。


■別冊・中谷彰宏106「父母以外の信頼できる大人と、出会おう。」――失敗が怖くなくなる成長術
人は何を基準にして、友達づきあいをしているのでしょうか?
所得? 学歴? 出身地? 職業?
――人によって、いろいろな基準があることでしょう。
でも、上質な人たちは「マナー」を軸にしています。
礼儀作法やモラルがしっかりしている人とは波長が合う。
一方、マナーが悪い人には耐えられない。
そういうものです。
でも、私たちが目標にすべきは、もっと上質な世界。
彼らからすれば、私たちは「マナーが悪い人」に映ってます。
もっと上質なマナーを磨かなければ、彼らの世界に入れません。
上質なマナーの磨き方、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□もっと上質な人たちと交遊したい方。
□品のない人間関係に苦しんでいる方。
□ついお節介をしてしまう方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

月ナカ生活106パック

【データ版】 価格:3,800円(税込)
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【単品】月刊・中谷彰宏106

本編の一部を無料試聴いただけます。


【データ版】月ナカ106 価格:1,700円(税込)
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○「人と同じことをやらないのが、ダンディズム。」(中谷彰宏)
中谷さんの美意識、それは「ダンディズム」。
では、ダンディズムとはどんなことを意味するのでしょうか。
おしゃれ?――たしかに、それもダンディズムの一部です。
優雅な立ち振る舞い?――はい、それもダンディズムの一つです。
いずれも該当していますが、そのものズバリではありません。
ダンディズムとは「人と同じことをやらない」こと。
つまり、流行や周囲のムードに流されない自分の軸を持っていること。
「自分の軸」を獲得していく姿勢、それがダンディズムなのです。

○「映画は、ダンディズムの教科書。」(中谷彰宏)
では、ダンディズムはどうすれば獲得できるのでしょうか?
いちばん効果的なのが、映画を観ることです。
映画とは、自分だけの価値軸を獲得していく物語です。
実生活で、ピンチを迎えたときに役立つのも映画です。
映画て蓄積してきたダンディズムが、ピンチに生かされます。
いざというときに、ジタバタしない、オロオロしない。
映画をたくさん観ることで、「不動心」がやしなわれるのです。

○「好きなことは、快適なことではない。」(中谷彰宏)
「好きなことは何?」と質問されたら、どう答えますか?
「南の島のリゾートでの休暇」「三つ星レストランでの食事」
――こんな回答が多いかと思います。
でも、それらはしょせん「快適なこと」。
真の意味での「好きなこと」ではないのです。
好きなこととは、自分の価値軸にのっとったダンディズム。
「快適ではないことに、『好きなこと』がある。
ネクタイ、詰め襟――不快でもあえて選ぶやせガマン、
それがダンディズムの本質。」と中谷さん。
「快適なこと」に流されない価値軸を築きましょう。

○「暑い、寒いと言わないようにしよう。」(中谷彰宏)
ちょっと暑くなれば、「暑い、暑い……」。
ちょっと寒くなれば、「寒い、寒い……」。
ダンディズムを追いもとめる人たちは、こうした発言を慎みます。
「暑いは、暖かい。寒いは、涼しい」とは、とある禅僧の言葉。
暑いと言うから、暑さが身にしみ、
寒いと言うから、寒さが身にしみるというのです。
「貧しい家の子は長ズボン。お金持ちの子は半ズボン。」と中谷さん。
暑さ寒さを超越するのが、ダンディズムなのですね。

○「ストーリーから離れて、映画を観よう。」(中谷彰宏)
「頭」で映画を観れば、ストーリーしか味わえません。
「心」で映画を観れば、登場人物に感情移入できます。
「魂」で映画を観れば、制作者に共鳴できるようになります。
――同じ映画でも、人によって観方はだいぶ違うものです。
「3回観なければ、見つからないこともある。
ストーリーから離れながら、何度も観返す。」と中谷さん。
「作り手」の魂に近づいていく。
これが芸術作品の味わい方なんですね。

○「着る物ではなく、着方にダンディズムが表れる。」(中谷彰宏)
「道具ではなく、先生にお金を使おう。」
これは、月ナカ105のメッセージでした。
これは、服装についても同じことがいえます。
ダンディズムとは、「着る物」ではなく「着方」。
「スーツは鎧。スーツは軍服。着方によって、
防御力も、気合いも変わってくる。」と中谷さん。
何を着るかではなく、いかに着るか――
これが、中谷さんのダンディズムなのですね。

○「見巧者に、見所を学ぼう。」(中谷彰宏)
見巧者――見所を熟知している人のことをいいます。
同じものを観ていても、違う世界が見えている。
それが見巧者の世界です。
堺の町を案内する観光ボランティアさん。
観ボラさんたちは、史跡の見巧者です。
私たちが歴史的建造物を見るのとは違う眼を持っています。
いうまでもなく、中谷さんは、映画の見巧者。
同じ映画を前にしても、違う映像を「視て」います。
見巧者は目の付け所が違います。
見巧者の眼で観る――これが達人への第一歩なのです。


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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美


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○「常連さんとは、マナーを知っている人。」(中谷彰宏)
常連というと、お店でわがままを聞いてもらえる人。
そんなイメージがありますが、これはたいへんな勘違いです。
常連とは、お店のわがままを「聞いてあげる人」なのです。
お店が混んできたら、お店の手伝いをするのが常連さん。
一見のお客さんがなじみやすくエスコートするのが常連さん。
お店の「マナー」を熟知していて、臨機応変にサポートする。
それが常連さんというものなのですね。

○「出入り禁止で、文化が保たれる。」(中谷彰宏)
「お客様は神様です」という言葉がよくいわれます。
この言葉を曲解して、
「金さえ払えば、何をしてもいい」
――そんなふうに考える、マナーの悪い人がいます。
「出入り禁止は、文化をキープするためにある。」と中谷さん。
そのお店の文化に合わない“異分子”は排除する。
これは、お店の当然の義務であり権利なのです。
「味や高級感よりも、客層でお店を選ぼう。」と中谷さん。
お店の文化度に見あった自分かどうかが問われているのです。

○「マナーは、伝染する。」(中谷彰宏)
「一人のマナーが悪くなると、全体が悪くなる。
マナーは感染する。」と中谷さん。
どのグループに身を置くかで、マナーが180度変わってきます。
そう、「常識」がまったく違うのです。
「安全な場所に住みたいのなら、地域で選ぼう。
間取りや家賃で選んではならない。」と中谷さん。
類は友を呼ぶ。同じタイプの人は同じ所に集まるものです。
多少家賃が高くても、文化度の高い地域を選んで暮らす。
それが、私たちの文化度を高めてくれるのですね。

○「マナーのスタートラインは、挨拶。」(中谷彰宏)
「別ナカ104」では、挨拶について語られました。
いわゆる「大物」ほど、挨拶がしっかりしている。
そんなお話がとても印象的でした。
たしかに挨拶がだめな人で、成功している人はいません。
「マナーのスタートラインは、挨拶。」と中谷さん。

1.元気に挨拶する。
2.知らない人に挨拶する。
3.一人一人に挨拶する。

中谷さんの「挨拶三原則」で、まずは挨拶をしっかりと。

○「マナーは、防犯対策。」(中谷彰宏)
防犯対策で効果的なのは、挨拶なのだそうです。
たしかに、挨拶したり、ましてや名前を呼ばれたりすれば、
犯罪はおろか、マナーの悪いこともできないものです。
荒い運転をするタクシーの運転手さんには、
名前を呼ぶと、運転がおだやかになるといいます。
おたがいを認知しあうのが挨拶。
挨拶を通じた人間関係は、安全と安心をもたらします。
マナーのいい地域は、犯罪率も低いものです。
そう、マナーは防犯対策なのです。

○「守らずに、見守ろう。」(中谷彰宏)
人は誰でも、失敗を体験しながら成長していきます。
失敗体験を「学び」に転換していければ、
それは知恵になり、自信になっていきます。
でも、そのとき、この流れを妨げてしまう人がいます。
それは「やさしいお母さん」です。
失敗から子供を守ろうとしてしまうお母さんは、
子供の成長を止めるという愚を犯しています。
かといって、無関心でも困ります。
大事なのは、見守ること。守ることではないのです。

○「笑いと格闘技で、身を守ろう。」(中谷彰宏)
中谷さんのお話を伺っていると、いつも、
大阪という地域のユニークさに驚かされます。
大阪はなぜ、お笑いと格闘技が「強い」のかといえば、
これによって、身を守る。つまり自衛のためなのです。
笑わせて身を守る。戦闘力を誇示して身を守る。
自衛の方法はじつにさまざまです。
攻守は表裏。身を守れてこそ、トライできるというものです。
チャレンジスピリットの原点を、「大阪」に学びましょう。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美