月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

月刊・中谷彰宏52「断ることで、友達ができる。」――お金を貸して友達をなくさない金銭術

人間関係は、お金に表れます。

人間関係が良好な人は、お金にも困りません。

こういう人の共通点、それは「断り上手」。

断ることが苦手で、人間関係やお金で困っていませんか?

中谷さんから、上手な断り方を教わりましょう。

★こんな方に、お役立ち♪

□断るのが苦手な方。
□つい、いいかっこしてしまう方。
□お金持ちになりたい方。




価格やご注文方法などをご案内しています


1.「いい人が、お金のトラブルに巻き込まれる。」(中谷彰宏)
借金のお願いを断れない……
連帯保証人になってしまう……
つい契約してしまう……
いい人が、お金のトラブルに見舞われます。
「いい人」には、2通りあります。
1.きっぱり断れない人。
2.いいかっこしたい人。
「いい人」を気取っていると、良くないことばかり。
「いい人」を卒業しましょう!

2.「いいかっこが、お金の恨みをかう。」(中谷彰宏)
期待させておいて、裏切ると、恨まれます。
これは、恋愛でも、お金のトラブルでも同じ。
いいかっこしようという下心が、仇になっているのです。
気持ちの弱さを克服して、超然としていれば、
恨みをかうどころか、尊敬されたりします。
弱いほうに流されないために、月ナカ修行を!

3.「失敗した人が、信用される。」(中谷彰宏)
シリコンバレーでは、失敗経験者が優遇されると、中谷さん。
日本でもだいぶそういう雰囲気が出てきましたが、
ひと昔前までは、事業失敗、離婚などにも理解はありませんでした。
失敗した人は、大きなものを学んでいます。
失敗するパターン、それによって波及する悪影響、
自分の心身のコンディションの悪化など。
あなたの失敗は、信用の元なのです。
どんどんトライして、どんどん失敗しましょう。

4.「母親の金銭感覚が遺伝する。」(中谷彰宏)
あなたの金銭感覚は、誰に似ていますか?
ひょっとして、お母さんでは?
あるだけ遣ってしまう。
倹約家で、毎月コツコツ貯金する。
好きなことには、しっかり投資する。
――こういう金銭感覚は、母親から遺伝しているのです。
もし、あなたの金銭感覚を改めたいのなら、
親の金銭感覚を冷静に観察するのがいいですね。

5.「中流家庭が、一番いいかっこする。」(中谷彰宏)
中流家庭は、少しでも上昇しようと必死です。
家、ファッション、クルマ、学歴、交友関係――
大勢いる中流家庭のライバルには負けられない、というところでしょうか。
「大金持ちと貧乏な人は、いいかっこしない。」と中谷さん。
中流から脱出するには、いいかっこしないこと。
「いいかっこする人が、一番かっこ悪い。」
中谷さんのこの言葉、私自身、噛みしめています。(^^;)

6.「とにかく、ハンコは押さない。」(中谷彰宏)
ハンコの怖さをご存じですか?
まだ、怖い経験をしていない方は、
ナカタニアン弁護士・木山泰嗣さんの本がオススメです。
→『弁護士が教える 本当は怖いハンコの話』(祥伝社黄金文庫)
「家訓なので、ハンコは押しません。」で突っぱねようと、中谷さん。
自分の意志というより、家訓とか、遺言のせいにするのが、
カドが立たないでいいですね。

7.「ニコニコ笑って、断ろう。」(中谷彰宏)
断るのが苦手な人は、少なくありません。
「嫌われたくない……」
「いいかっこしたい」
こんな思いが、「断れないあなた」をつくっています。
たしかに、断るのはつらいものです。
でも、そこは修行。
ニコニコ笑いながら、断りましょう。
すぱっと断ると嫌われません。
そして、その瞬間、ちょっと自信が持てるのです。