ピンチの時に、その人の力量が現れます。
オロオロする人もいれば、ドッシリ構えられる人もいます。
その違いは、どこから来るのでしょうか。
それは、ふだんからのメンタル修行。
中谷さんから、その修行法を伺いました。
★こんな方にお奨めです。
□アクシデントでオロオロしてしまう方。
□人をまとめる立場にある方。
□もっとタフで、強くなりたい方。
1.「映画の観方を、学ぼう。」(中谷彰宏)
お金がないから不安――。
「自分の好きなように感じればいい」とよく言いますが、絵画にしても、小説にしても、鑑賞の作法はあります。
当然、プロにはプロの映画の観方があります。
たくさん映画を観ても、観方が良ければ得るものも大きい!
映画のプロ、中谷さんから、映画の観方を学びましょう。
2.「女連れのときに、男の器がわかる。」(中谷彰宏)
女性と一緒の時、男性は気負ってしまいがちです。
いいところ見せようという気持ちは、とてもわかります。
ですが、「いいところ」に対する考え方が、男性と女性では、真逆だったりするから困ったものです。
「いいところ見せようとして、かえって、
自分の器の小ささをさらけ出してしまっている。」
と中谷さん。
男女の勘違いを、この機会に解消しましょう!
3.「プランBを、用意しよう。」(中谷彰宏)
アクシデント発生。
予定していたプランAが、頓挫してしまいました。
こんな時に、その人の人間力が現れます。
こんな時、プランBをさっと出すことができるかが勝負。
想像力とシミュレーション力を磨いて、つねに、プランB、プランCを用意しておきたいですね。
4.「怒りたい時に、怒らない。」(中谷彰宏)
電車が遅れた時、駅員に詰め寄る人っていますよね。
詰め寄っても何も解決しませんし、周りの人を嫌な気持ちにさせるだけです。
「怒りたいと思ったら、怒らない。」と中谷さん。
感情を自由に表現することと、感情を相手にぶつけるのは、まったく違うことですからね。
怒りは、体の毒。怒るのは、やめてしまいましょう。
5.「アクシデントに、強い男になろう。」(中谷彰宏)
アクシデントでオロオロしてしまう男性は頼りない。
アクシデントが起きた時こそ、男性にとっては大チャンス。
では、アクシデントにどうしたら強くなるのでしょうか?
それは、
1.シミュレーションする力。
2.動じない胆力。
3.感情をコントロールする力。
この3つが必要と中谷さん。
この3つの力は、「月ナカ」で磨かれるということです!
6.「モテる男は、リーダーシップがある。」(中谷彰宏)
リーダーはモテます。
リーダーでなくても、リーダーシップがある人はカッコいい。
リーダーと言えば、冷静沈着な判断力、視野の広さ、そして優しさをあわせ持っているイメージです。
「怒鳴るのは、リーダーではない。」と中谷さん。
怒鳴ることは、すでにバランスを崩しているということ。
極限状態でも、バランスを崩さないようにするには、日頃からの修練が必要ですね。
7.「パニック映画で、リーダーシップを学ぼう。」(中谷彰宏)
リーダーシップを学べるのが、パニック映画。
たとえば、「タイタニック」。
船が沈没するという極限状態に、その人の本性が現れます。
おろおろ、おたおたしたり、ジコチュー丸出しになったり……
一方で、最後まで、自分のポジションを捨てずにいる人も。
どんな時でも、ブルース・ウィリスのように、半笑いで向き合える人はカッコいいですね。