人は誰でもついつい他人と比較してしまうもの。
嫉妬したり、劣等感を持ったりするのも人間らしさ。
でも、せっかくなら、そういう感情を有効活用しては?
あなたの「負の感情」をエネルギーにする方法、
中谷さんが教えてくれました。
こんな方に、有効です。
□つい嫉妬してしまい、敗北感を持ってしまう方。
□完璧を求め、思う存分楽しめない方。
□見栄っ張りで、お金がかかって仕方がない方。
1.「ウィークポイントが、個性になる。」(中谷彰宏)
あなたのウィークポイントは何ですか?
出っ張ったお腹?
ちょっと小さな胸?
それとも、薄くなってきた頭髪?
気になるその部分が、あなたの個性なのです。
人はウィークポイントで愛されると、中谷さん。
自分から、ウィークポイントをアピールしましょう!(^^)/
2.「『外す体験』で、直感力を磨こう」(中谷彰宏)
直感力は、実戦体験の積み重ねでしか磨かれません。
実戦体験、それも「外す体験」が効果的。
「ここは美味しいはず」と行った店が空振り……
「絶対OKしてくれるはず」と告白したのに、あえなく玉砕……
「外れを楽しめると、一人で完結できる。」と中谷さん。
「外れ」を嘆いたり、怒ったりするのではなく、楽しむ。
それが、あなたの直感力に磨きをかけるのです。
3.「他人と戦うのではなく、自己記録と格闘しよう。」(中谷彰宏)
知り合いのAさんと収入を比較して嘆くより、
1年後の年収を増やすために切磋琢磨しましょう。
幸せそうなBさんをうらやむのではなく、
半年後に、幸せを掴んでいる自分になるために努力しましょう。
ライバルは「今の自分」。
毎日が自己ベスト更新、毎日、自己記録を塗り替える。
「芸術家の世界に競争はない」と、中谷さん。
日々、楽しく鍛錬する、アーティストな人生をぜひ。
4.「関西人には競争がない。独自の世界に生きている。」(中谷彰宏)
ある人から聞いたことがあります。
東京の人は、みんな地方出身。キョロキョロしている、と。
では、関西人の堂々っぷりは、どこから来るのでしょうか?
それは、独自の世界に独自のルールで生きているから。
他人のルールで生きていると、人の目を気にしてしまいます。
自分のルールで生きれば、自然と堂々としてきます。
関西人に学びましょう。
5.「嫉妬する相手から学べば、嫉妬は消える。」(中谷彰宏)
嫉妬する対象は、たいてい身近な人。
「なぜ、自分だけが……」と思うから、嫉妬してしまうのです。
嫉妬しても、何も解決しません。嫉妬せずに、学びましょう。
いつもいい女性を連れているAさんから、そのモテテクを学びましょう。
いつも金回りのいいBさんから、そのお金テクを学びましょう。
学ぼうと思った途端、嫉妬の炎は消えてしまうから不思議です。
6.「正しい・正しくないという価値軸を捨てよう。」(中谷彰宏)
ケンカの原因は、どちらが正しいか――を争うから。
「正義の敵は、もう一つの正義」という言葉がありますが、
正しいを掲げた途端、争いが勃発するのが世の常です。
正しい・正しくないという価値軸は、今から持ち出すのはやめましょう。
新しい価値軸は、好き・嫌い。
好き・嫌いで生きれば、周囲の人にもっと寛大になれるのです。
7.「『好き』で生活すれば、安上がり。」(中谷彰宏)
「マクドナルドのホットケーキが好き」と、中谷さん。
好きなものは、なぜか好きなのです。そこに理由はありません。
でも、「好き」で生きられない人もいます。
ワインはソムリエの薦めるもの。
お寿司は大トロ。
レストランは三つ星。
世間の価値軸に従うと、どうしてもお金がかかります。
「好き」で暮らして、安くあげましょう。