月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

月刊・中谷彰宏42「星よりも、星座を見よう。」――その場を最大限に楽しむ生き方術

会話とおしゃべりは、別物です。

おしゃべりは得意でも、会話が苦手な人はいます。

会話は、キャッチボール。通常、1対1。

1対1の会話には、力量が如実に出ます。

しっかり受け取って、しっかり返す。

簡単なようで難しい会話の基本、

中谷さんから教わりました。

★こんな方に、有効です。
□会話が苦手な方。
□話を聴けずに、自分ばかりしゃべってしまう方。
□会話力を磨いて、人生を切り開きたい方。




価格やご注文方法などをご案内しています


1.「一個ずつ仕事を片付けるのが、サラリーマン根性。」(中谷彰宏)
プロの仕事は、並行処理。
並行処理することで、さらに脳が活性化します。
脳が活性化すると、不思議と体もついてくると、中谷さん。
すべては脳を活性化させることから始まるのですね。
まだまだ負荷に耐えられるあなたの脳。
ぜひ、「月ナカ」で鍛えてくださいね。

2.「脳が活性化していれば、お金がなくても楽しめる。」(中谷彰宏)
その場の楽しみ方がうまいのが、お金持ち。
お金がなくても楽しめるのが、お金持ち。
楽しくない状況でも楽しめるのが、プロ。
一方、つまらない状況に追い込まれたら、
つまらなくなるのがサラリーマン根性。
あらゆる状況が整う、ベスト・コンディションはありません。
制約や与えられた状況を楽しみましょう。
一流のクリエーターほど、制約が厳しいのですから。

3.「点と点を繋いで、線の会話にしよう。」(中谷彰宏)
オヤジ同士の張り合い会話は、自慢話の応酬。
モテた話、儲かった話が文脈抜きで飛び出しての撃ち合い。
これでは点と点。
ばらけてしまっている、つまらない会話です。
楽しいのは、点と点が繋がって線になっている会話。
そのためには、知識を引っ張り出すのではなく、
新しい知識をつくっていく。
そんな心構えが必要なのですね。

4.「感情で検索をかければ、会話は盛り上がる。」(中谷彰宏)
盛り上がらない会話は、自慢話の応酬??。
「俺はもっと」「俺はもっと」という話は、最後にケンカになるだけ。
盛り上がる会話は、【感情】で検索をかけるのがコツ。
「楽しい」「悲しい」「びっくりした」などの感情で、
過去の経験や出来事に検索をかけてみましょう。
ケンカどころか、共鳴が生まれますよ。

5.「話が深まるとは、反転を繰り返していくこと。」(中谷彰宏)
相手の言うことをそのまま受け入れるのではなく、
逆に言うとどうなるのかを、考えてみましょう。
ただし、気をつけなければならないのが、反論にならないこと。
反論になると、ケンカになってしまいますから。
反論するのではなく、反転。
ひっくり返すことで、会話は深まっていきます。

6.「ラインを見つけ出していくのが、プロの仕事。」(中谷彰宏)
イチロー選手のすごさは、ラインを壊していくところにあると、中谷さん。
ふつうなら、こういうラインになるであろうという玄人の予測。
これを覆すところが、プロの本領発揮なのですね。
目の前に表れる局面に対して、無数の「ライン」を見つけられるかがプロ。
「追い詰められた。もう終わりだ……」となる前に、
先読みしながら、ラインを見つけ出していくことが大事なんですね。

7.「星よりも、星座を見よう。」(中谷彰宏)
きらめく星、明るい星、赤い星??いろんな星がありますが、
星を見るよりも、それらを繋げる星座を見る。
それが、ラインを見るということ。
プロと素人の違いは、ラインが見えているか見えていないか。
目の前に出現するバラバラの現象(星)に、
どのように物語(星座)を見出していけるか。
今回の「月ナカ」は、「物語」を見る目を養ってくれます。