今回のセミナーは、こんな方におすすめです!
あと、お聴きいただくとわかりますが、
中谷さんの思考プロセスを生で知ることができます。
このあたりは、思考がまとまった本では知ることはできません。
こうやって、中谷さんの思考は深まるんだーと知ることができます。
途中、
「お、ようやく、コピーが出てきそうだぞ。」
と、中谷さんが叫びますが、このあたりの感じ、
ぜひ、共有してみてくださいね。(´∇`●)
●中谷さんの、高校時代の短歌(「朝日歌壇」入選作!)を公開!!
学生時代の部活、みなさんは何をやっていましたか?
私は、合唱。
今でも、歌が好きで、よくカラオケに行きます。
さて、中谷さんのやっていたのは、空手部。
これは、その後の中谷さんの修行人生を決定づける活動として、
よく知られていますよね。
今回、初めて(?)、明らかになったのは、短歌部!
中谷さんは、高校時代に、歌を詠んでいたのです。
それも、かなりの実力派。
短歌をやる人なら、誰でも目指す、
「朝日歌壇」に入選!!!キタ━(゜∀゜)━!
どんな歌が入選したのか、気になりますよね?
高校時代の中谷さんが詠んだ歌を発表します!
君が読む ヘッセを買い来て 我もただ
同じページを ともに読むなり
――いかがですか?
歌の解説をしてはならないと、中谷さんは言いますが、
ちょっとだけ解説しますね。
中谷さんが片思いの女性が、
ヘルマン・ヘッセの『車輪の下』を読んでいる。
自分も、『車輪の下』を買ってきて、
同じあたりのページを読んでいる。
同じ“あたり”のあたりがポイントです。
直接、声をかけてどこを読んでいるか聞くのではなく、
「あ、今、このあたりだな」と遠目に見て、察するのです。
ああ、この感じ、青春ですね〜〜 ( ;∀;) カンドーシタ
中谷さんも、こんな時代があったとは、びっくり!!(←失礼!!)
中谷さんは、回想します。
「同じことをやって、同じ世界に入り込もうとしたんだ。」
――この感覚、大切にしたいですね。
他にも、部の仲間と、宮中歌会始に応募したり、
エロ短歌を詠んだりというエピソードも。
学生時代から、中谷さん、やること違いますね。
●人生、終わった!?――取り返しのつかないことは、ない。
さて、今回のメインテーマは、
取り返しのつかないことは、ない。――です。
私は小心者で、すっごいビビリ屋。
すぐに取り返しのつかないことをしてしまった・・・となってしまいます。(´;ω;`)
もう何年も前ですが、公的機関に出す書類を出し忘れて、
会社のビルの上から飛び降りようとしたこともあります(←実話)。(^^;)
今では、すっかりずうずうしくなって、このエピソードにしても、
思い起こせば、信じられないくらいウブだったなと笑えます。
でも、いまだに、ちょっとしたことで、
取り返しのつかないことになってしまった!――となることもしばしば。
このへん、中谷さん、いかがですかー??
「取り返しがつかないことは、一つもない。
子供の時は、もう人生終わったと思うもの。
あと、会社員も。
追い込まれている人は、そう思いがち。
だけど、人生に、取り返しのつかないことは、
一つもない。」
なるほどーー
たしかに、子供の時って、よく人生終わったみたいになっていましたね。
私もサラリーマンだった時の方が、取り返しつかないモードになっていました。
自分で責任を取ればいいんだ、という気持ちが、
取り返しつかないモードから脱却させてくれるのかもしれませんね。(^_^)
「彼女が、浮気をしました。
取り返しがつかないことをしてくれましたって、
泣き言をいう男がいるけど、
これも、取り返しがつかないことじゃない。
すべての変化を、取り返しがつかないことと考えてしまう。」
先日、中谷さんは、クレジットカードを入れた財布をなくしたそうです。
幸いにして、その後、見つかったのですが、この事件を機に、
中谷さんは、いらない物を持ち歩いてたんだなーと反省したそうです。
「いらないものを持ち歩いているから、
取り返しがつかないと思ってしまう。
クラス替えしたくらいで、もう破局。
泣いているところを見られただけで、もう人生おしまい。
漏らしただけで、人生終わった。
大人になれば、取り返しがつかないなんて思わなくなる。」
奈良さんは、この日のズボン、お尻の部分が破れてしました・・・(^_^;)
それでも、普通にしていられるのが大人ということですね(笑)。
「取り返しがつかなくなるという感覚が、
永遠に超えられない壁になる。
委ねる。
飛び込む。
こうするうちに、壁を越えられる。」
委ねる、飛び込む――深いです!
このあたり、最初は、普通のおしゃべりだったのが、
しだいに、核心にまとまっていっています!(^^)/
このあたりの会話って、すごいなーーと思います。
会話のキャッチボールをしながら、どんどん高みに上がっている感じ、 ホント、すごいなーーー (´∇`●)
初対面の時の会話って、難しいですよね。
私もかなり苦手です。。。(T_T)
もっとも、得意だって人は、あんまりいないのかな!?
じつは、中谷さんもその一人。
そんな中谷さんは、出張の旅先では、
NHK「鶴瓶の家族に乾杯」を参考にしているそうです。
鶴瓶さんが、旅先で道を聞く時、何か物を買ってから聞いています。
聞いてから買うのではなく、買ってから聞く。ここがいいのだとか。
「あんまり礼儀正しすぎないこと。
馴れ馴れしいくらいがちょうどいい。
ただし、最後だけは、礼儀正しく。」
なるほどー、初対面だと、礼儀正しくと思ってしまいますが、
お互いの警戒感を解いて、親密さを増すためには、
自分から、ざっくばらんになるというのは、手ですね。(´∇`●)
旅の恥はかき捨てと言いますが、
旅先の方が、積極的になれますよね。
スポーツとは逆に、コミュニケーションでは、
アウェイの方が、力が発揮できるというのはあるようです。
「ホームだと考えるから、意識する。
ホームだと思うから、取り返しがつかないと思ってしまう。
ホームをアウェイにすればいい。
恋愛でも、アウェイのが気持ちの方が力を発揮する。
ホームは、守らなければならないという感覚になる。
失うという気持ちになる。」
自分の物であると思うから、失うことが怖くなる。
これが、取り返しがつかないという感覚を生むのですね。
これが、我欲にとらわれるというやつかな!?
とらわれがないと、力を発揮できる。
力を発揮するためには、とらわれをなくす。
そのためには、いつも心を旅先モードにするということですね。
そうすれば、「取り返しがつかないーー」なんて、
ウジウジとした泣き言とは、さよならできます!!(´∇`●)S