今回の「月ナカ」は【予想外】の展開でした。
「月ナカ・別ナカ」は、いつも、打ち合わせをしてから収録します。
中谷さんは、サンドイッチを頬張りながらの打ち合わせ。
「あの、彼がAV監督なんですが――」
一瞬、その場が固まり、中谷さんも、(゜Д゜)ハァ?
そこから始まった今回の「月ナカ」。
テーマは、「企画力」。
アダルトビデオは、【企画の塊】みたいなもの。
AVを通じて、いかにして企画力を
磨くかというお話です!(^^)/
「企画とは、組み合わせ。
単体は、組み合わせではない。
日常の中に、エッチをセットする。
たとえば、幼稚園に子供を送ったお母さんがそのまま出演する。」
うわー、これ、すごい。(>_<)
妙に【リアル】です。生々しいですよね。
AVの善し悪しは、正直なところよくわかりませんが、これなら、感情移入(?)できる!?
「思い切ってひねるのは、ひねりじゃない。」
企画というと、ひねりという感じがしますよね。
でも、ひねりはほどほどに、と中谷さん。
さっきのお話と関連しますが、
ひねりすぎると、「日常」ではなくなってしまって、
【感情移入】できなくなります。
「日常が入ってきた瞬間、
アクションは、より緊迫感を増し、
AVは、よりリアルになる。」
「企画は、日常の延長線上に」――この言葉に、
これまでの企画観がくつがえされました!!(^^)
最後に、中谷さんの言葉。
「エロエロなコスプレは、1回で飽きる。
日常生活で着る服のコスプレは、飽きない。
たとえば、制服。
自分の延長線上にあるとき、企画は効果を発揮する。」
日常生活の中の【エロ】で、企画にひとひねりを!\(^o^)/
「昼間学校の先生をやっているキャバ嬢は、もてる。
日常であるが、ギャップがある。
この意外性が高まりを生む。」
あー、これ、わかりますー。
すっごい怖い顔のおじさんが、やさしかったり、
お茶目だったりすると、【グッ】と来ますよね。ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ
これを企画に生かすと――?
この「月ナカ」で言うと、
けっこう私たちとのコミュニケーションだったりするのでは、
と思っています。
私は、リスナーの方から来たメールには、すべてレスをしています。
土曜日も、日曜日にもメールしています。
注文の電話にも出ます(いるときは)。
これが、けっこう驚かれているというか、喜ばれています。
これも、ギャップの一つなのかな。
このあたりのコミュニケーションは、ほかのショップでは、
あまりないのではないかと自負しています!(^_^)v
皆さん、遠慮なく、感想などお寄せくださいね!
「女優の自宅を訪問して、というAV。
その自宅の本棚に、ぼくの本が。
これはリアル。
これが、繋がる瞬間というやつ。」
これ、大爆笑してしまいました。( ^∀^)ゲラゲラ
こういうリアルには、やっぱり感情移入してしまいます。
それらしい自宅ふうセットには絶対ムリですね。
観ている人は、【真実】を見抜きます。
企画者としては、リアルを追求したいですね。
「売れるとは、好みの幅を狭くしていった結果。
ある時、ドーンと鉱脈に当たる。」
AVには、かなりマニアックなジャンルがあるそうです。
老けフェチ?
メガネフェチ?
――ちょっと難しいですが、このあたりのこだわりを
最高潮にむき出しにすると、【鉱脈】に当たるのだそうです。
「好みの幅が狭い人が、もっとも企画に向いている。」
とは、中谷さんの言葉。
ほんの【一握りの人】をターゲットに作ったものが、
思わぬ大ヒットを生む不思議。
「月ナカ」も見習います!(´∇`●)
「去る者は、追わない。
来る者は、選ぶ。」
お客さんを絞り込んでいくのが、
これからのビジネスであると、中谷さん。
「月ナカは、マニアの極致。
月ナカは、誰でも聴いていいというわけじゃない。」
たしかにー!!(^^)/
「月ナカ」って、中谷さんの本とまったく違うんです。
本は、自分の呼吸、リズムで読めますが、
「月ナカ」は、中谷さんの呼吸、【リズム】を吸収します。
中谷さんの【間の置き方】。
中谷さんの【言い回し】。
中谷さんの【話題の振り方】。
中谷さんの【聴き方】。
中谷さんの【描写の仕方】。
中谷さんの【思考回路】。
――これらが、ググッと伝わってきます。
これも、【ライブのたまもの】です。
当然、時には、中谷さんのバイブレーションに、
【圧倒】されたり、息切れすることがありますが、
だんだん馴染んでくるのが実感できます。
コアなリスナーの方が、
「何度も聴いているうちに、中谷さんのリズムが、
自分の中に生まれてくるんです。」
とおっしゃっていました。
これは、音声ならではの強みだと思います。
だから、一回聴くだけではダメなんですね。
【何度も何度も】聴いているうちに、しだいに、
中谷さんリズムが自分の中に根差してくる。
この感覚を、多くの人に知ってもらいたいです!!
「ニーズという感覚は 去る者を追っている。
iPodを作って欲しいと誰も思わなかった。
だけど、出てきたら、みんなそれを欲しがった。」
感性にあったものを生みだして、
それに【共感・共鳴】してくださる人たちとの
コミュニケーションを大切にしていきます!!(´∇`●)