子供の頃、どんなアニメやドラマを見ていましたか?
私の場合は、「小公女セーラ」。
苦労してけなげにやっていれば、成功するということを
学んだような気がします。(^^;)
今回のセミナーのテーマは、「自分発見」!
というと、ちょっとアイマイな感じですが、
要は、
自分ってどんな人間なのかな・・・
何を大切に思っているのかな・・・
性格にどんなクセがあるのかな・・・
――こんなことを知って、
自分をよりいっそう高めていこうというわけです。
中谷さんが自らの【少年期】を【回想】しながら、
ご自身を分析するプロセスがそのまま収録されています!
中谷さんといっしょに、
【知らない自分】にアクセスしましょう!!(´∇`●)
今回のセミナーは、こんな方にオススメですよ!
中谷さんは、【練習】が好き。
試合や本番よりも、むしろ練習に喜びを見出す、という中谷さん。
こういう志向性はどこから来たのでしょうか??
答えは、アニメ【巨人の星】。
子供の頃、大好きだったそうです。(*^_^*)
中谷さんが指摘する「巨人の星」の特徴とは・・・
私は、見たことがないのですが、そういう内容なんですねー
ふつうなら、試合のシーンのが盛り上がりますし、
勝ったらハッピーと思いますよね。
そして、天才は、練習しなくても、
すごい人というイメージですが、くつがえされています。
中谷さんは、こうおっしゃいました。
「子供向けのアニメでありながら、
【大人の世界】を描いている。
【成長】こそが、人生哲学になっている。
体育の授業よりも役立つのが、【スポコン】。」
一生懸命になること、努力することの大切さを、
説かれる【原点】がここにあったのですね。(^_^)v
中谷さんが、よく聞かれる質問。
「中谷さんって、サービスマンじゃないのに、
なんでこんなにサービスがわかるのですか?」
その答えは、テレビドラマにありました。
「細うで繁盛記」
「どてらい男(やつ)」
こうしたドラマで学んだというのです。
「主人公が苦労して、努力しながら、商売で成功する物語。
まず、逆境がある。
逆境、【試練】を乗り越えて、
うまくいったり、いかなかったり。
だけど、そこで得ているものは、信用。
信用を、根性で得ていく。」
なるほどーー
中谷さんは、いつも【信用】や【根性】とおっしゃっていますが、
そのルーツは、ここにあったのですね!!
さらに、【中谷家】では、こういうドラマを見た後、
家族で、ドラマについて語りあうのだそうです。
中谷さんのお父様は、染め物のお仕事を、
お母様は、スナックのお仕事をされています。
ドラマを下敷きにして、現実の仕事に向き合う【眼】。
この眼が日々養われる環境にあったのですね!!
「これが、家での授業。
小学校の頃、サービス業の勉強が始まったんだね。
英才教育。(笑)」
――と中谷さん。
その【年季】が中谷さんのサービスマン精神を作っていたのでした!
「子供にとって、現実とフィクションの境目がない。
子供にとってはすべて現実。」
中谷さんがなりたかったのが【宇宙飛行士】。
「宇宙少年ソラン」や手塚アニメの影響で、
宇宙はそんなに遠いものではない、と感じていたとか。
「スター誕生」を見た小学生の中谷さん。
「ぼくも、これ、出よう。」と思ったそうです。
ただし、【審査委員】として!
それも、阿久悠さんのような、鋭い指摘をする審査委員。
阿久さんのコメントが、小学生の中谷さんをしびれさせたそうです。
「こんなすごい指摘をする人になりたい。
厳しいことを言えるようになりたいと思った。」
中谷さんの子供の時の夢――それは、【変身もの】のヒーロー。
【正体は秘密】というところに惹かれたのだそうです。
変身ものって、主人公はふつうの人ですが、
いざという時に、かっこいいヒーローになりますよね。
私の好きな「水戸黄門」も変身もの。
ふだんは、越後の縮緬問屋のご隠居さん。
でも、へんしーんすると、天下の副将軍に!
「俺が行ってくるよ、というヒーローよりも、
素性を隠し、女の子から、
『肝腎なときに、いつもいないのね』と言われて、
『てへへ』と苦笑いしているヒーローのがカッコいい。」
こういうヒーローも、【最終回】には、周囲にわかってしまいます。
(あれ、ひょっとして、この人が・・・)
――この瞬間が、中谷さん、快感なのだそうです。(*^_^*)
「練習が好きなのは、最終回で気付かせたいから。
だから、日々認められないことに耐える。
自分の最終回を創造しているんだ。」
うわーーー、すごい美学ですよね!
出しゃばりな男性に、聞かせてあげたい!!(^o^)
中谷さんの好きなヒーローのタイプは次の2つ。
中谷さんの好きな「ルパン三世」。
うまくいくときもありますが、いつもそうとは限らない。
「巨人の星」の登場人物は、誰もが深い悩みを持っています(らしい)。
師匠の星一徹ですら悩んでいます。
こういうドラマにこそ、中谷さんは【感情移入】できると言います。
「ぼくが800冊以上の本を書くわけ。
それは、悩みながら、成長していこうとしているから。
もっと深く、もっと行動して、もっと掘り下げてみたい。」
――と中谷さん。
なるほどーーー
ちなみに、最近のものでは、
「ハウルの動く城」がオススメだそうです。
「遊んでいるように見られても、じつは戦っているから。」
この映画、私も観ましたが、
そういう観点で見ていませんでした。(^_^;)
「もっともつらいことが、もっともかっこいいこと」
中谷さんの【ストイック】なところは、
こうしたドラマで作られたのですね。(´∇`●)
強いことより、【速い】こと――中谷さんがこだわるのが【スピード】。
これも、子供の頃のアニメの影響だそうです。
「パーマン」が空を飛ぶ。
「スーパージェッター」には、ストップモーションする力がある。
【時間】を超える力に惹かれた中谷少年。
「スピード命。
大きさ、力にこだわらない。
力は、大人の世界の話。」
と語る中谷さん。
スピード
信用
練習
ストイック
正体不明(?)
――こうした中谷さんの【美学】は、こうしたアニメやドラマから得たものなのですね。
中谷さんの好きな色は何でしょう??
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正解は、【緑】。
それも、濃い緑。ブリティッシュグリーンがお好き。
では、なぜ、緑が好きになったのでしょうか??
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答えは、「サンダーバード2号」の色だから。(^^)
「これが、ラッキーカラー。
子供の頃行った白浜の海岸の緑。
歯が浮くような快感を覚える。」
と中谷さん。
大きいんですねえ、子供の時の影響って。
自分の原点を知るには、子供の時に見たテレビを思い出しましょう!
私も、今回のセミナーを聴きながら、
自分自身を多方面から観察することができました。
汝、己を知れ――と言いますが、
その意味がちょっとわかってきたような気がしました!!(^^)/