モテる人の共通点、それは「余裕」。
これは男女共通していますが、男性の場合、
余裕を失わせる最大の原因は、性欲。
性欲が昂ぶってガツガツしていると、余裕がなくなります。
中年男性がモテるのは、性欲が衰えによる余裕があるから。
自分をストイックに追い込むことで得られる、より高い境地。
中谷さんの恋愛論は、もはや禅定の域に達しています。
★こんな方に有効です。
□余裕をもって異性に接したい方。
□ガツガツしていて、モテない方。
□より高い境地に達したい方。
●「気持ちが萎えるから、体が萎える。」(中谷彰宏)
男性機能は、気持ちで”機能”するとはよく聞く話です。
「夢精は、心の営み。体感が存在しないから」と
知人が言っていましたが、とても深遠な世界があるのですね。
「最近、体力が落ちた」と言っている方、ひょっとしたら、
気持ちの部分で萎えてきているのかもしれません。
となれば、もはや精力の問題ではありません。
昂ぶらない気持ちは、人生レベルの問題かもしれません。
●「『打たせて取る』のが、大人のエッチ。」(中谷彰宏)
体力で押し倒すエッチは、野球にたとえれば、三振。
剛速球で打者をなぎ倒すイメージです。
一方、体力が落ちた大人のエッチは、変化球主体。
三振エッチのほうが男性は得意になるでしょうが、
女性の立場から言えば、それは勘違い。
老いも若きも、「打たせて取る」が上質なのです。
●「バッドコンディションだから、がんばりどころが出てくる。」(中谷彰宏)
コンディションがいいときのほうが結果が出ない。
「できた!」と思ったテストのほうが点が悪かった。
こんな経験、皆さんありませんか?
逆に、コンディションが悪いときの方が好成績ということも。
コンディションが悪いときのほうが、
(今日は調子が悪い。しっかりがんばろう)
という気持ちが生まれ、それが結果につながるのでしょう。
好事魔多し。コンディションがいいときこそ要注意です。
●「性欲が衰えた男が、モテる。」(中谷彰宏)
ガツガツしている男性は怖い。殺気立っています。
性欲がそうさせるのはわかっていますが、それでは怖い。
その点、性欲が衰えた男性には余裕を感じます。
「する・しない」を超越した物腰は、好感度を高めます。
性欲にとらわれていない、余裕のある男性がモテるのです。
●「むりやりポジティブになると萎える。」(中谷彰宏)
ポジティブというのは、体質の一種。
暑がり寒がり、朝型夜型みたいなものです。
自分の体質にあわせた生き方をすればいいのに、
むりやりポジティブになろうと体質改造をしてしまう。
これでは、逆効果。
ポジティブになるどころか、心が萎えてしまいます。
ネガティブだから不幸だというわけではありません。
ネガティブな人なりの幸せな生き方があります。
●「究極のストイックが、究極の快楽につながる。」(中谷彰宏)
空腹が最高の調味料――よく言われる言葉です。
あえて自分をストイックな状態にすることで、究極の快楽を得る。
日中、体を動かして汗だくになって飲むビール。
自分で”する”のを我慢してからのぞむエッチ(!?)。
こんな贅沢なことがあるでしょうか。
贅沢な時間を迎えるために、自分を追い込んでみませんか。
●「正しいことを言うから、相手を傷つける」(中谷彰宏)
的外れな指摘で、怒る人はいません。
怒る気にもなれない、というのが近いでしょうか。
ところが、図星を衝かれると、心はグラグラになります。
正しければ、正しいほどダメージは大きいもの。
アドバイスは求められたら、言葉を選んで行いたいもの。
お仕着せの正論は、相手を傷つけて恨まれるだけですから。
●「性格を直すより、自分に合う相手を選ぼう。」(中谷彰宏)
「相手を変えずに、自分が変わろう。」
中谷さんは日ごろから、そうおっしゃいますが、同時に、
「性格は直す必要がない」と付け加えてもいます。
性格よりも、習慣や行動パターンをあらためる。
それ以上に大切なのは、「相手」の選び方をあらためる。
性格ではなく、ものの見方を直していこう。
これが、中谷さんのおっしゃる「変わる」なのですね。