さみしさつのる、年末年始。
でも、ここで磨けるのが孤独力。
一人だからできることがあるのに、むりして群れたらもったいない。
自立した魅力的な人たちは、
誰しも「孤独」という通過儀礼を履修してきたのです。
今だからできる、さみしいからできる、魅力アップ。
その方法を中谷さんから伺いました。
★こんな方に有効です。
□さみしくて、人恋しくなっている方。
□ついはしゃいでしまう方。
□運命の出逢いにまだめぐりあっていない方。
●「趣味が多いと、さみしくならない。」(中谷彰宏)
年末年始、周囲が賑やかなぶん、さみしさがつのる時期です。
だからといって、夜の街をさまよっているようでは問題は解決しません。
そういうときこそ、孤独力。
好きなことに没頭して、さみしさを吹っ切る。
ひとりの時間をやりくりできるようになった瞬間、
人はひと皮むけていきます。
最初は難しいかもしれませんが、練習あるのみ。
そのうち慣れて、さみしさという感情から解放されます。
そしてそのとき、あなたから自立オーラが出始めるはずです。
●「大勢でいるほうが、さみしい。」(中谷彰宏)
さみしいからと、大勢でいようとする人、いませんか?
でも、それでは、さみしさから逃れることはできません。
なぜかと言えば、その「大勢」の人たちは、みんなさみしがり屋だから。
さみしさを超越した自立した大人たちは一人でいられます。
大勢のさみしがり屋の中に身を置くよりも、一人を選択しましょう。
自分の身の置き場一つで、未来が変わってくるのです。
●「さみしい人は、ハイテンション。」(中谷彰宏)
さみしい人は、ローテンションと思われがちですが、
じつは、さみしい人は、ハイテンションなのです。
ハイテンションというのは、じつは、自分を装っている状態。
つくられた感情は、いとも簡単にローテンションに。
満たされている人は、いつも自然体です。ローテンション。
自分の世界を持っていて、一人でも上機嫌で生きています。
そういう人に、人は惹かれるのです。
●「さみしさを抜け出したら、恋人ができる。」(中谷彰宏)
さみしさを紛らわすために、恋人を探す人がいます。
でも、そんな気持ちで見つけた恋人は、しょせん退屈しのぎ。
運命の出逢いのためには、まず自分が独り立ちすること。
自分の世界で、一人でも楽しめるようになる。
さみしさから抜け出して、初めて得られるのが自立。
自立した人は、同じ自立した人を引き寄せるのです。
●「ハッピーエンドは、おまけにすぎない。」(中谷彰宏)
最終回が幸せなら、あとはどうでもいい。
そんなふうに考える人は少数派でしょう。
やはり、日々の幸せを第一に考えるものだと思います。
毎日が幸せで、一瞬一瞬を満喫するのが満たされた人生。
その結果、ハッピーエンドがもたらされるのであって、
満たされない不毛な日々の延長線上にハッピーエンドはないのです。
ハッピーエンドを夢みるより、今この瞬間を楽しみましょう。
●「善悪が逆転していく話は、深い。」(中谷彰宏)
中谷さんがはまっている映画、それは「座頭市」。
善玉が悪玉に、悪玉が善玉に逆転するところに、深さを見たそうです。
人間は誰しも、いい面もあれば、悪い面もあります。
それらが織りなされて、その人の個性をつくっています。
自分の善玉部分と悪玉部分をしっかり自覚することが、
人間的な深みを増していくための必修項目。
映画を観て、人間の多相性を学びましょう。
●「何が来ても怖くないのが、本物のプライド。」(中谷彰宏)
プライドという言葉は、人それぞれ使われ方が違うようです。
変なこだわりやへそを曲げた意地までがプライドと言われたり。
中谷さんは、こう定義します。
「何が来ても怖くないのが、本物のプライド。」
ジタバタしない、オロオロしない、ワナワナしない。
そんな不動心こそが、本当のプライドというものなのです。
だから、本物のプライドは傷ついたりしません。
傷ついているようでは、それはプライドではないのです。