今回のテーマは、「悲しいお知らせ」。
悲しいお知らせって何?――という方、こんなケース、ありませんか?
「○○ちゃんのカレシが、キレイな人と歩いてたらしい。」
「△△クンは、もう○○ちゃんと別れたがってるらしい。」
こういう恋愛ゴシップやスキャンダルの話題、これが、
悲しいお知らせです。
こういう話が好きな人って、けっこういます。
が、嫌いな人もおおぜいいます。
中谷さんは、言います。
「さげまんちゃんは、悲しい話を持ち運ぶのが好き。
そして、忠告好き。」
もし、悲しいお知らせを運んでしまっていたら・・・
今すぐやめましょう!
「悲しいお知らせをしない。
悲しいお知らせを聞かない。
悲しいお知らせを聞いても、忘れる。
悲しいお知らせをする人と会わない。
言わぬが花、聞かぬが花。」
中谷さんのこの言葉を胸に刻みましょう!
でも、「言わない」は実行できるけど、
「聞かぬ」は難しいのでは――と思う方もいらっしゃるのでは?
いえ、聞かないことも、自分の意志でできるのです。
聞いてしまうから、さげまんは、悲しいお知らせを
がんばって伝えようとしているのです。
悲しいお知らせが始まったら、聞き流す。これしかありません!
逆の立場で、考えてみましょう。
自分の話が聞き流された時、あなたはどうしますか?
さあ、どちらでしょうか?
正解は、「1」。話題を変える、です。
聞き流されるのは、相手にとって、受け止めにくい話である証拠。
ひょっとしたら、こちらが、悲しいお知らせをしているのでは?
――と自分を振り返ってみる必要があるかも!?
「さげまんは、落ち込んでいる状態が好き。
怒っている状況が好き。
あげまんだって、落ち込んだり、腹が立つこともある。
でも、あげまんは、それを表に出さない。」
要するに、表に出すか出さないか、なんですね。
怒りやがっかりを表に出してしまうのは、感情の自由さではなく、
忍耐力の欠如や、幼稚さが原因だったのです。
怒りやがっかりは、自分の内側で処理しましょう!
では、ここで問題です。
横柄な人と遭遇したら、あなたはどうする?
さあ、どちらでしょうか?
正解は、「2」。関わらない、です。
だんだん、あげまん・さげまん行動の違いがわかってきましたね。
では、次の問題です。
一緒に、レストランでご飯。でも、あんまりおいしくない。
あなたは、どうする?
答えは、「1」です!(簡単すぎですね・・・)
「ごめんなさい」って、素直に言えますか?
意地を張ってしまって、すぐに言葉に出てこないと・・・
人間関係を長く維持することができません。
「すぐに、ごめんなさいと言える人は、
人間関係が、10倍長くもつ。」
――と中谷さん。
ごめんなさいは、謝罪の言葉じゃなく、
人間関係をリセットするための、ごあいさつみたいなもの。
そう考えれば、「ごめんなさい」は簡単に言えるようになるのでは?
「ごめんなさい」は、ストレスをなくす言葉なのです。