月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

AI時代、問われるのは「成長意欲」。

「人手」ではなく「人材」として生きる、

中谷流・前のめり仕事術。

月刊・中谷彰宏152「受け身の人手から、成長する人材になろう。」――自発的に働く仕事術

自動改札機の普及によって、改札係の仕事はすっかりなくなりました。

今後、スーパーのレジも役所の手続きも無人化していくことでしょう。

さらには、税理士や医師の仕事まで、AIは進出していくようです。

そんななか、私たちは、どのような心構えで仕事に向き合えばいいのでしょうか?

「『人手』として生きるか、それとも『人材』として生きるか。

選ぶのは自分。『人材』として生きるためには、成長意欲。

勉強し続ける人だけが『人材』として生きていける。」と中谷さん。

成長したいという意欲、そしてそれを支える日々の勉強。

これが、両者の生き方を分ける指標になりそうです。

AI時代に、活躍し続ける仕事術、中谷さんから伺いました。


★こんな方にお奨めです♪


□人手不足に悩む経営者やマネジャー。

□代替可能な人手ではなく、人材として生きたい方。

□これからの経営を知りたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】月刊・中谷彰宏152

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ152 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

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○「苦労を表に出さないのが、おもてなし。」(中谷彰宏)

どれだけ努力したか、どれだけ苦労したか。

傾けた労力をを理解してもらいたいのは、人情です。

でも、それを表に出さないのがダンディズム。

「仕込みに十日かけたとか、そういうことを職人は言わない。

苦労を表に出さないのが、おもてなし。」と中谷さん。

これはコシノジュンコさんの受け売りとのことですが、

とても説得力がありますね。

同情より「リスペクト」。苦労こそ、秘すれば花なのですね。





○「『人手』は待遇向上、『人材』は成長を望む。」(中谷彰宏)

「『人手』は待遇重視。待遇向上を望むのは『人手』の権利。

成長することを目的とするのが『人材』。」と中谷さん。

そう考えると、昨今の人手不足は「人材」として生きようという人が、

増えてきていることが、背景にあるのかもしれませんね。

お金より大切な価値。それは「成長」。

「成長」に注視することが、これからの経営の核になりそうですね。

教育力のある仕事、職場をつくっていきましょう。





○「『安く使おう』から『どう成長させよう』へ切り替えよう。」(中谷彰宏)

お金のために働こうという人が減ってくると、待遇だけよくしても、

応募してくるのは「人手」ばかりとなりかねません。

「『安く使おう』という考え方は、人手型の経営者。

社員をいかに教育していくかが、これからの経営者の仕事。

『安く使おう』から『どう成長させよう』へ切り替えよう。」と中谷さん。

社会が成熟していくなか、一人ひとりが自立していこうとしています。

経営のありかたも本質的な転換が迫られてきているようです。





○「生活の不安をなくしてあげるのが、経営者の仕事。」(中谷彰宏)

劇団四季は、安心して稽古に励めるように、

劇団員の生活の安定を保証しているのだそうです。

「せっかく才能に恵まれていても、生活を立てるために、

誘惑に負けてしまうこともある。それで才能がつぶされるのは残念。

無名塾も宝塚もジャニーズもバイトを禁止しているのは、

しっかり育成しようという理念があるから。」と中谷さん。

経営者の仕事は、安心して仕事に打ち込める環境をつくること。

管理から教育へ――マネジメントの進化は着実に進んでいるのです。





○「自発的に成果を出そうという仕組みを作ろう。」(中谷彰宏)

もう一つ重要になってきているのが「成果」を出す仕組みづくり。

中谷さんが高く評価するのが、ステーキの佰食屋。

ここでは、その名の通り、1日100食限定で提供しています。

スタッフは仕事が終え次第、業務終了。

だから、速く上質なものを生み出そうと全力を尽くします。

スピードが質を生むという典型的なケースといえます。

従業員の時間を尊重することが、企業の収益につながる時代なのですね。





○「センスがいい人は、流れを読んでいる。」(中谷彰宏)

東京ドームのビールの売り子さん。

売れる子と売れない子では、雲泥の差がつくそうです。

「センスのいい子は、流れを読むことができる。

ビールを注ぎながら、つぎのお客さんにアイコンタクトしている。

売れっ子は、センスがいい。それが頭のよさ。」と中谷さん。

このあたりのセンスは、生まれ持ったものが大きそうですが、

その才能を開花させられるかどうかは、勉強次第。

せっかくの才能、しっかり花開かせたいですね。





○「人手不足は、改革のチャンス。」(中谷彰宏)

売り手市場になると、従業員の立場は強くなります。

待遇改善の声が上がるのは必然ともいえます。

でも、そんな動きも含めて舵取りをするのが、経営者の仕事。

「人手不足は、改革のチャンス。」と中谷さん。

私の知り合いの会社でも、ここぞとばかりに、

「人手」に転職してもらい、「人材」獲得に動きました。

人手不足時代は、体質改善をはかる、またとないチャンス。

ピンチはチャンス。ピンチを活かして、次の流れにのりましょう。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美