月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏133「選り好みしない人が、運をつかむ。」――技術より基本を学ぶ教養術

中谷さんは、好きなことに没頭しようとおっしゃいました。
だから、わたしは選り好みをすることにします――
もし、こんな解釈をしている方がいたら、それは大きな誤解。
選り好みはいけません。なぜなら、チャンスを逃すからです。
「この仕事は、自分には向いていない……」
「この人、めんどくさそうだからパス」
こんなふうに選り好みをしていませんか?
ところが現実は、向いてなさそうな仕事にチャンスがあり、
めんどくさそうな人が運命の人だったりするものです。
「運は、縁から生まれる。」と中谷さん。
運を良くするマインドセット、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□自分の適性を知りたい方。
□好き嫌いが激しい方。
□運を良くしたい方。


ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

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○「動転するかどうかで、適性がわかる。」(中谷彰宏)
自分に向いていることとは、いったい何でしょうか?
中谷さんの判断基準はとてもシンプル。
それは、「ピンチのとき、動転するかどうか」です。
新しいチャレンジには、ピンチはつきもの。
そのとき、動転するようでは、適性に欠けるというわけです。
オロオロしないで泰然としていられたら、適性あり。
誰にでも、堂々としていられる分野があるのですね。

○「奥さんとの会話は、反復が基本。」(中谷彰宏)
夫婦のコミュニケーションについて、新たな金言。
「夫婦の会話は、反復が基本。話を深めない。
小津映画のように、奥さんの言葉を反復する。」
これがもし、男性を相手にやったら、きっと、
「バカにしているのか」と怒りをかうかもしれません。
でも女性には、じつはこれが一番なのです(笑)。
夫婦和合のコツは、聞き流しにあるのですね。

○「約束事が、教養。」(中谷彰宏)
「キリスト教世界では、赤はキリストを意味する。
青や星印はマリア様を表している。だから、
スーパーマンのマントは、マリアとキリストの象徴。」
さすが中谷さん、すごいですね!
「約束事が、教養。」と中谷さん。
「約束事」を知っていれば、もっと芸術を味わえる。
芸術は、感性だけで鑑賞はできないようですね。

○「好き嫌いを言わないのが教養。」(中谷彰宏)
とある知人は、日本の全市町村の踏破を目指しています。
現段階で95%以上の市町村を訪問したということですが、
残り5%を踏破するのに、まだ10年もかかるそうです。
「行きたくもない町もあるけれど、淡々と行く。
そうすると、意外と面白い発見に出会える」とは知人の弁。
「好き嫌いを言わないのが教養。」と中谷さん。
選り好みしていては、発見できないものがあるのですね。

○「品は、基本の積み重ねで身につく。」(中谷彰宏)
いくら情報を集めても、それは教養には昇華しません。
教養というものは、知の体系的な集積だからです。
「焦って、先にテクニックを覚えようとすると、
品がなくなる。いやらしくなる。」と中谷さん。
勝敗にこだわるのも、テクニック志向の人たちです。
基本の上にあって、はじめて技術は生きてきます。
成長し続ける人は、基本を大事にするのですね。

○「運は、縁から生まれる。」(中谷彰宏)
運は、タナボタではないようです。
自分の力で掴み取るものでも、ないようです。
「運を良くしたいのなら、好き嫌いを言わないこと。
たまたま隣に座ったおばあちゃんが運命の人かもしれない。
選り好みをしていると、運を逃す。」と中谷さん。
袖振り合うも多生の縁。
めぐり合わせに、本気で向き合っていきたいですね。

○「チャンスは、嫌いなことにある。」(中谷彰宏)
「三国志」マニアの友人が興味深い発見をしました。それは、
英雄への賞賛の言葉で目立つのは、用心深さだということ。
「用心深い」というと、どこかネガティブな印象ですが、
成功とは、用心深く仕事に取り組むことでもたらされるようです。
「チャンスは、嫌な仕事にある。
向いていないと思うから、慎重にやる。
だから、成功する。」と中谷さん。
嫌な仕事を振られたときが、物語の始まりなのかもしれませんね。


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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美