月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏128「承認より、教えを求めよう。」――やる気のレベルが上がる学び術

「こういうとき、中谷さんだったら、どうするだろう?」
奈良さんは行動に迷ったとき、こう自問するそうです。
自分の頭で考えるより、中谷さんの価値軸で考えてみる。
じつは、これはとても高度な方法なのだと思います。
つい安易に流れてしまう。ついマナーを怠ってしまう。
その場はいいかもしれませんが、待っているのは自己肯定感の低落です。
自己肯定感は元気の源。
自分を誇れる言動をしていれば、おのずと元気になるのです。
いつも元気ハツラツでいられる方法、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□物が捨てられない方。
□自己肯定感が低めの方。
□くよくよしがちな方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ128 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
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ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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◯「自覚があれば、大丈夫。」(中谷彰宏)
中谷さんのところには、いろいろな相談が寄せられます。
中谷さんのアドバイスで一貫しているのは、自覚の有無。
どんな短所があろうと、それが自覚できていれば問題ない。
このスタンスは、中谷さんの回答に一貫されています。
「自分は酔っ払っていると自覚できている人は、酔っ払いじゃない。
酔っていないと言い張る人が、いちばんたちが悪い。」と中谷さん。
自分の短所を自覚できれば、短所でなくなるのです。

◯「価値軸が決まれば、物は減る。」(中谷彰宏)
40代以降、より重要になってくるのが、自分の価値軸。
価値軸が定まらない人には、一つの特徴があります。
それは「物」が多いこと。
「価値軸が決まれば、物は減る。
物をへらしていく贅沢さ。喜びを噛み締めよう。」と中谷さん。
物が増えることで喜びを感じた年代から、
物が減ることで喜びを感じられる年代へ。
このシフトチェンジがスムーズな人が一流なのですね。

◯「『次』へリレーするのが、人生。」(中谷彰宏)
人生の目標って、何でしょうか?
楽して楽しく生きること? 感動的な体験を楽しむこと?
人それぞれでしょうが、中谷さんはこうおっしゃいます。
「『次』へリレーするのが、人生。」
その昔、「子孫繁栄」ということで、田んぼや畑を子孫に残しました。
現代では、お金などの財産、さらには「文化」かもしれません。
実体験と勉強で得た叡智を次の時代を担う人たちに伝えていく。
中谷さんが著作や塾でやろうとしていることが、まさにリレーなのです。

◯「善なる心で、生き延びよう。」(中谷彰宏)
生き延びるために必要なのは戦略だとよくいわれます。
でも、最強のサバイバル法は「善なる心」だと中谷さんは指摘します。
無垢の善なる心を持つ赤ちゃんは、周囲からの手助けを得て成長します。
大人になっても、善なる心を持っている人は、
周囲からの手助けを得て、生き延びることができます。
その時、手を差し伸べるのも、善なる心の持ち主。
善なる心の持ち主同士の絆は、戦略や資産を凌駕するのです。
智恵に磨きをかけるより、心を清く保つほうが大切なのですね。

◯「自己肯定感とは、誇り。」(中谷彰宏)
ズルをして、お金を儲けたとしても、自己肯定感は高まりません。
高まるようでしたら、「善なる心」が欠落しているかもしれません。
自己肯定感とは、自分を「他人」のように見たときに、
肯定できるときに獲得できる感情なのだと思います。
ズルしてお金儲けする他人を、肯定することはできませんよね。
「自己肯定感とは、誇り。」と中谷さん。
誇らしい行動を積み重ねることで、自己肯定感は高まるのです。

◯「誇りを持つと、元気になる。」(中谷彰宏)
わたしたちを消耗させているのは、疲労。
ただし、それは肉体的疲労ではなく、精神的疲労です。
では、どういう時に、精神的に消耗するのでしょうか?
それは、誇りを捨てた行動をしてしまった時です。
電車で目の前にお年寄り。でも、寝たふりをしてしまった。
狸寝入りすれば肉体的疲労は回復しますが、罪悪感が残ります。
こんな精神的疲労が、あとを引くのです。気をつけたいですね。

◯「くよくよすれば、優しくなれる。」(中谷彰宏)
くよくよすることは、悪いことではありません。
反省する気持ちをたくさん持っているということだからです。
「罪悪感を持ちやすい人は、根が優しい人。」と中谷さん。
そういう人は、周りの人を消耗させません。
消耗させるのは、負のオーラを持っている人。
「負のオーラを持っている人が来ると、ヘトヘトになる。」と中谷さん。
もっとくよくよして、優しさに磨きをかけましょう。


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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美