月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏122「一流の意識で、勉強しよう。」――迷いさえも楽しむ人生術

第一志望校には、なかなか合格できないものですし、
目指した仕事にはなかなか就けないものです。
「目標」とは、そもそも到達困難にできているようです。
そこで、中谷さんが提唱するのは、成り切ってしまうこと。
お金持ちを目指すのではなく、お金持ちとしてふるまう。
成功者を目指すのではなく、成功者として行動する。
モテるのを目指すのではなく、すでにモテているようにふるまう。
スタイルを身につけてしまえば、中身はあとからついてくる。
まず必要なのは、成り切る覚悟。
目標実現の裏技、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□現状から脱出したいと思っている方。
□迷いや焦りがストレスになっている方。
□成功者の思考法を知りたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ122 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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○「師匠がいれば、誰にでもフラットになれる。」(中谷彰宏)
上に媚びて、下に横柄になる。
いちばん嫌われるのは、こういうタイプです。
愛され、信用されるのは、誰にでもフラットに接せられる人。
では、どうすれば、フラットな対人スタイルを築けるのでしょうか。
中谷さんは、こうおっしゃいます。
「上下関係は、師弟関係だけにする。
そうすれば、誰にでもフラットにつきあえる。」
書家の武田双雲さんは、誰にでもフラット。
ただし、師匠であるお母様だけは別格なのだそうです。
師匠を持つことで、平等で公平な人間関係が築けるのですね。

○「抜け出してやろうとするから、抜け出せない。」(中谷彰宏)
今の不遇な状況から抜け出したい。
向上心のある人は、こういう意欲に燃えるものです。
でも、その意欲が空回りしてしまうことがよくあります。
「抜け出してやろうとするから、抜け出せない。
抜け出した状態でふるまえば、いつのまにか抜け出している。」と中谷さん。
貧乏から抜け出したいのなら、お金持ちとしてふるまう。
非モテから抜け出したいのなら、すでにモテているようにふるまう。
これは、「笑顔になると楽しい気持ちになる」のと同じ。
「理想」を演じているうちに、実体がともなってくるのですね。

○「お金持ちは、貧乏旅行を楽しめる。」(中谷彰宏)
中谷さんには「失敗談」がありません。
たとえ失敗しても、それを楽しい物語に転換してしまいます。
どんな苦境に陥っても、それを学びの機会に転換してしまいます。
この感性こそ、作家・中谷彰宏の真骨頂といえそうです。
「お金持ちは、貧乏旅行を楽しめる。」と中谷さん。
お金持ちは、強いメンタルと豊かな想像力の持ち主。
そういう人は、貧乏旅行でみじめになることはありません。
むしろ、珍しい体験として楽しんでやろうと目を輝かせます。
へこんでいる暇があったら、面白さを見つけ出しましょう。
この鍛錬を積めば、中谷さんの境地に近づけそうですね。

○「不遇の時代が、あとで見せ場になる。」(中谷彰宏)
どんな映画にも、必ずあるのは「不遇の時代」。
この不遇からいかにして抜け出すかが「物語」の本質です。
観る人は感動するのは、その間における主人公の成長。
これは、私たちの人生においても同様です。
不遇の時代は、自分が主人公の映画の「見せ場」なのです。
不遇だからと、愚痴をこぼして嘆いていたり、
投げやりになったりでは、物語として成立しません。
「不遇の時代が、あとで見せ場になる。」と中谷さん。
不遇の場面を、しっかり演じていきましょう。

○「迷いとは、楽しむもの。」(中谷彰宏)
生きていると、いろいろな「迷い」にぶつかるものです。
転職すべきか、それとも、もうひと踏ん張りするか。
別れるべきか、それとも、がんばって続ける努力をするか。
こうした迷いは、ふつう私たちの「苦しみ」になります。
でも、中谷さんは違います。
「大衆食堂で、何を注文するか迷うのは楽しい。
迷うことを楽しむのがショッピングの醍醐味。
迷いとは、楽しむもの。」と中谷さん。
ショッピングで迷うのを楽しむように、悩みや迷いすらも、
楽しみの対象にしてしまえばいい――なるほど!
服や料理を選ぶように、解決策を選択してきましょう。

○「弟子のうちから、師匠として生きよう。」(中谷彰宏)
今回、中谷さんが提唱しているのが「成り切り」の大切さ。
目標を仰ぎ見るのではなく、最初から頂点に立ってしまう。
たとえ平社員であっても、経営者のように行動する。
一スタッフに過ぎなくても、監督のように思考する。
「弟子のうちから、師匠として生きよう。」と中谷さん。
「弟子」という立場に安住していれば、
いつまでたっても、「師匠」になることはできません。
じっさいは「弟子」であっても、心は「師匠」。
そういう心意気を持っている人が、師匠へと成長するのです。

○「足を引っ張るのは、過去の自分。」(中谷彰宏)
中谷さんの「蜘蛛の糸」の読み解き方に感動しました。
極楽に逃げようとする主人公の足を引っ張るのは、
あとからついてくる罪人たちではなく、過去の自分――
今の自分を束縛しているのは、「過去の自分」だったのです。
過去の自分の思考癖や行動癖が、成長をさまたげる。
そんな実感を持っている人は少なくないことでしょう。
足を引っ張るのはライバルではなく、「過去の自分」。
この認識が、新しい自分へと刷新してくれるのです。


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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美