月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏114「運に頼らない人に、運は開く。」――プロの凄さに気づける仕事術

なぜ、がんばっても、稼げないのでしょうか? 
なぜ、お金で困ってばかりいるのでしょうか?
それは、プロの「すごさ」がわかっていないことが原因です。
一つの表現に込められた巨大な感情。
一つの作品に込められた膨大な調査と準備。
こうした目に見えない営みが見えないから、
努力ポイントが見えてこないのです。
パワースポットを訪ねても解決につながりません。
迷信に振り回されて捨てられるのがオチです。
その点、プロは知ってます。
日々淡々コツコツと努力を積み重ねることでしか、
運を引き寄せることができないことを。
ツキや運に頼らない開運術、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□いつもお金に困っている方。
□運頼み神頼みになっている方。
□プロの仕事のすごさを知りたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ114 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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○「『急な出費』には、先読みで防げる。」(中谷彰宏)
急な出費で、思わぬ借金で大誤算――こんな話を時々耳にします。
でも、中谷さんによれば、「急な出費」はじつは「急」ではなく、
ある程度予想できるものであるといいます。
結婚式が立て続けになる時期から住宅の修繕の時期まで、
出費パターンは、人生経験で読み込んでいけるはず。
そんな「先読み」ができているかどうかで、金銭力が問われます。
遠く先まで先読みできる人がお金持ちになっています。
中谷さんの歴史トークで、先見力を学んでいきましょう。

○「取り戻そうとするから、借金がふくらむ。」(中谷彰宏)
ギャンブルは、「なくなってもいいお金」で楽しむ。
これが、ギャンブルをする上での大鉄則。
最悪なのが、生活費を稼ぐためにギャンブルに手を出すこと。
「なくなっては困るお金だと、理性を失う。
生活費でギャンブルをすると、借金が増える。」と中谷さん。
お金は、「余裕」を好む習性があるようで、
余裕のないところには、お金は寄りつきません。
お金を不安にさせない、ドッシリした態度を体得することで、
お金が安心して集まってくるお金持ちになれるのですね。

○「ツキに頼らないと、ツキが巡ってくる。」(中谷彰宏)
仕事で発揮される粘りは、成功には不可欠です。
でも、ギャンブルでの「食い下がり」は破滅への片道切符。
「切羽詰まっている人が負ける。負ける人は、
好転という言葉に一縷の望みをかける。」と中谷さん。
たしかに、運気が反転することはありますが、
それはコツコツやってきた努力が実を結ぶ瞬間。
現状を認めずに、神頼みしたところで現実は変わりません。
「ツキに頼らないと、ツキが巡ってくる。」と中谷さん。
ツキとは、結局、努力のたまもの。
運気アップに励むより、今日のルーティンワークですね。

○「食べていけるようになるには、1万時間必要。」(中谷彰宏)
1万時間といえば、1日7時間を1428日。1428日は約4年。
9時から5時まで励んで丸4年――これくらい鍛錬しなければ、
食べていくレベルには到達できないものなのです。
「講師になりたいです。テーマは何がお勧めでしょうか?」
こんな質問に、中谷さんは、げんなりされます。
目的と手段が逆さまになっているからです。
好きなテーマがあって、それを1万時間、探求すれば、
自然と「講師」になっているものです。
まずは、「1万時間割けるテーマ」を持つことなのですね。

○「稼げない人は、プロのすごさがわからない。」(中谷彰宏)
「そうだ 京都、行こう」の名コピー、中谷さんの解説を聞くと、
それが、いかに練り上げられたものかがよくわかります。
でも、素人は「そんなの、俺でもつくれる」と思ってしまう……。
「プロの仕事は、練り上げられている。
レベルが高すぎて、アマチュアにはわからない。」と中谷さん。
匠の技は、匠でなければわからないというのが現実。
そば職人が食べに来る蕎麦屋さん、バーテンダーが飲みに来るバー。
プロを唸らせる仕事の現場で、目を養いたいものですね。

○「アマチュアは、奇をてらう。」(中谷彰宏)
一見、突拍子もない芸術作品。
でも、作家は、奇をてらっているわけではありません。
ほとばしる情動が、そういう形をとってしまったのです。
アマチュアは、そこを勘違いしてしまいます。
ピカソやダリのような絵を描けば、巨匠になれるのではないかと。
「アマチュアは、奇をてらう。ひねってはだめ。」
わかりやすい文章を書けるのが作家。
小手先のひねりはアマチュアの手すさび。戒めたいですね。

○「言葉のプロほど、辞書を引く。」(中谷彰宏)
プロは、地道な下準備を面倒臭がりません。
自分の知識や技術のメンテナンスも欠かしません。
アマチュアほど、自分の知識や技術にあぐらをかき、
こうした日々の丹精を怠るものです。
準備や練習に対する姿勢、それがプロとアマチュアの境目。
「言葉のプロほど、辞書を引く。」と中谷さん。
知識を得ていくほど、自分の無知を知る。
高みに到達するほど、自分を技術を疑えるようになる。
そこに至るためには、ひとり自分の道を歩むほかありません。
孤高に耐えることが、プロの宿命なのですね。


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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美