月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏105「道具より、先生にお金をかけよう。」――ボーナスより基本給を上げる金運術

がんばっても成功しない。それどころか、悪化する一方……。
そういう人たちの思考癖には共通点があります。
それは「メリットだけのものが存在する」という誤解です。
そう勘違いしている人は、背後に隠れているデメリットが見えません。
しかし、成功者は違います。
隠されたデメリットを見つけ出して、リスクを回避するだけではなく、
さらには、一見、デメリットだらけの事象の背後に、
隠されたチャンスを発見しているのです。
目に見えないチャンスの見出し方、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□「おいしい話」に騙されてしまう方。
□世の中の裏側を知りたい方。
□本当のチャンスをつかんでいきたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

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○「負けを取り戻そうとするから、失敗する。」(中谷彰宏)
株式投資でよく「損切り」という言葉がつかわれます。
損が確定しても、ある時点で売却してしまうことのようですが、
これは、なにも株にかぎった話ではないようです。
事業で、最後に大きな借金を残す経営者も同様です。
撤退時を誤って、たちの悪い粘り方をして借金を背負ったりします。
人間関係にしても、同様です。
悪印象を挽回しようとすればするほど、印象は悪化してしまいます。
粘り強く取り組むのは、仕事やマニアックな趣味に対してであって、
お金や人など、対外的な関係おいては、見切り時が肝腎なのです。
いずれ、それを挽回する機会がやってくるのですが、
その時に、再起不能になっていたら元も子もありませんからね。

○「まぐれ当たりは、ビギナーズ・アンラッキー。」(中谷彰宏)
ふしぎなもので、ビギナーズ・ラックというものはあるようです。
でも、これも中谷さんのとらえ方によれば「神様のテスト」。
最初のまぐれ当たりに味を占めて、どっぷりはまってしまわないか、
神様はそこをテストしているというのです。
「まぐれ当たりは、ビギナーズ・アンラッキー。」と中谷さん。
へたをすれば、そこから不幸の日々が始まりかねません。
まぐれ当たりが出たときは、要注意。気を引き締める時なんですね。

○「メリットだけのものは、存在しない。」(中谷彰宏)
詐欺に引っかかる人、騙されやすい人には共通点があります。
それは、メリットだけのものが存在とを信じているという点です。
いきなり紳士が現れて、「あなたのビジネスを支援しよう」と言う。
聞いてみれば、何もかも、都合のいい話ばかり。
その時、あなたならどうしますか。
真に受けて、喜んで、話にのってしまう。
その背後に隠されたデメリットを見つけ出そうとする。
「メリットだけのものは存在しない。」と中谷さん。
これはなにも、疑い深くなれというわけではありません。
「目に見えないものを見よう」というメッセージなのです。

○「見えないメリットを、見つけ出そう。」(中谷彰宏)
見えないデメリットに気づかなければ、騙されてしまいます。
でも、デメリットの裏に隠されたメリットを見つけられれば、
チャンスをつかむことができます。
「もし、メリットが見えていないのなら、みずから作り出す。」
中谷さんは、このようにおっしゃいます。
デメリットだらけに見えれば見えるほど、そこには宝が埋まっている。
そう確信して、掘り進めることができる人が成功しているのです。

○「サービスサイドで、考えよう。」(中谷彰宏)
騙されやすい人は、いつも受け身です。
相手の話を聞いて、その話にのるかどうかを決めるからです。
それでは、海千山千の詐欺師の口車に乗ってしまうだけ。
詐欺とまでいかないにせよ、ビジネスというものは、
受け身でいれば、リスクにさらされるようにできているものです。
騙されないためにも、成功するためにも、必要な心構えが前のめり。
みずから「サービスサイド」に回って考えることです。
提供する、与える、企画する。
そういう立場になれば、世の中のしくみが見えてきます。
消費者ではなく、創造者になる。参加者ではなく、主催者になる。
これが中谷さんが「サービス」という言葉に込める本質なのですね。

○「何を学び取るかに、センスが出る。」(中谷彰宏)
「こぶとり爺さん」の昔話を覚えているでしょうか。
この物語の教訓は、いったい何でしょうか?
中谷さんは、隣のお爺さんのフットワークのよさだと指摘します。
まさか、そんな見方があるとは思いませんでしたが、
たしかに、隣のお爺さんの行動力には目をみはるものがあります。
人によっては、こぶを取ってもらったお爺さんをつうじて、
踊りを上手に踊ることの大切さを学ぶでしょうし、
森の中で居眠りしてはならないという教訓を得ることでしょう。
このように、何を学び取るかに、その人のセンスが出ます。
そのセンスをいかにして磨くかが、勉強の目的なのですね。

○「道具ではなく、先生にお金をつかおう。」(中谷彰宏)
友人が鮎釣りを始めました。
鮎釣りの道具にはずいぶんお金がかかるそうですね。
一式揃えるのに7万円かかったと言っていました。
でも、1シーズン終えての釣果は、わずか8匹……
結果がすべてというわけでは、もちろんありませんが、
お金をかけるところを間違えた可能性はあります。
「道具ではなく、先生にお金をつかおう。」と中谷さん。
釣り道具を揃える前に、鮎釣り師匠に手ほどきを受ける。
先生にお金をかけるのが、上達の王道なのでしょうね。


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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美