月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

「月ナカ生活」トップ
月刊・中谷彰宏103「感動は、人に話す前に、深掘りをしよう。」――自分だけの価値を見つける人生術

感動できるのは「才能」。
感動できる瑞々しい感性の持ち主が、世の中で成功をおさめています。
ところが、感動しやすい人ことを「影響を受けやすい」として嘲笑する人がいます。
でも、その人こそ勘違い。
「影響を受けやすい人」は、自分の価値軸を持っていません。
だから、一時の流行に流されてしまいます。
でも、自分の価値軸を持っていれば、そうなりません。
そう、感動できるのです。
ムッとする。落ち込む――最初はそれでもかまいません。
でも、メンタルを鍛えることで、「感動体質」に生まれ変わることができます。
感動体質に生まれ変わる方法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□感動することがすくない方。
□ムッとしやすい方。
□同じあやまちを繰り返しがちな方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ103 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【CD版】月ナカ103 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!


○「素直だから、感動できる。」(中谷彰宏)
「感動体質」になるためには、まず素直になること。
素直とは、物事をひねくれて見ない態度のことをいいます。
「そんなの、できているよ」と思うかもしれませんが、そうでしょうか。
――アドバイスされても、何か裏があるのではないかと勘ぐる。
――映画を観ていても、役者の私生活などに気持ちが行ってしまう。
そんなことでは、目の前の出来事に集中できません。
「素直だから、感動できる。」と中谷さん。
素直とは、目の前の出来事に集中することをいうのかもしれませんね。

○「落ち込むのも、感動。」(中谷彰宏)
「ムッとするのも、落ち込むのも、感動。」と中谷さん。
たとえネガティブであろうと、弾む心はたいせつにしたいもの。
いちばん怖いのは、何の反応もしなくなった心です。
でも、ムッとしたり、落ち込むかたちでの感動では、得る物が少ない。
なぜかというと、感情が激すると、人は素直になれないからです。
感動に不可欠なのが素直な心。
メンタル力の鍛錬は、深い学びにもつながるのです。
せっかくの弾む心、学びに生かしましょう!

○「深掘りの仕方が、感性。」(中谷彰宏)
学生時代は、「要約」することが求められます。
テストで問われるのは、課題の文章をどうまとめるかです。
でも、社会人になると、どこに「注目」するかが問われます。
「どこを残して、どこを深掘りするかが感性。」と中谷さん。
感性とは、「どこに注目するか」ということ。
それを切り分けるのが、あなたの価値軸。
自分の価値軸を持っている人は、不要なものを捨てることができます。
これによって、本当にたいせつな所に集中できるようになるのです。

○「ムッとすると、深掘りできなくなる。」(中谷彰宏)
感性に磨きをかける上での最大の敵は「むかっ腹」。
精神の平衡を保っていてこそ、状況から学ぶことができます。
そのためには、まずは愚痴をやめること。
「クリーニングに行くたびに休み・・・」
「宅配便が来るのは、いつも不在の時・・・」
不運を愚痴るのをやめれば、冷静に状況を見ることができます。
冷静になれば、物事の本質が見えてきます。
本質が見えたら、あとはそこを掘り下げるだけ。
「むかっ腹」も癖の一つ。あらためてゆきましょう。

○「失敗のパターンを見つけていこう。」(中谷彰宏)
失敗には、それぞれの人のパターンがあります。
――ギャンブル性の高いビジネスに魅力を感じる。
――気が進まないことは、後回しにする。
――つい、相手の非を鳴らしてしまう。
こんな悪癖は、失敗のパターン。
でも、本人はなかなか自覚がないものです。
「神様のテスト」は、こんな失敗のパターンに気づかせるため。
パターンに気づかなければ、神様は「追試」をしてきます。
「神様のテスト」を通じて、失敗のパターンに気づきましょう。

○「ラッキーなことがあったら、お返しを考えよう。」(中谷彰宏)
幸不幸というものは、帳尻があうようにできているようです。
だから、幸運な人は「タナボタ」を野放しにしません。
たとえば、ホールインワンで「お返し」をするように、
思いがけないラッキーについて帳尻をあわせようとします。
こういう運の循環を行わなければ、何らかのかたちで、
強制的に「お返し」をさせられることになるでしょう。
「ラッキーなことがあったら、お返しを考えよう。」と中谷さん。
運をひとり占めにすると、運気は下がってゆくものなのです。

○「相手の価値観で、ベストにしよう。」(中谷彰宏)
仕事ができない人の共通点、それは「自分視点」。
つまり、自分がやってもらいたいことを相手にしてしまうのです。
たとえば、士業の方によく見かける説明過多。
依頼者側としては、必要な書類を揃えてくれるだけでいいのに、
税務的な説明や法的な説明を延々とする「先生」がいます。
こういう先生たちは、顧客の要望がわかっていないのです。
顧客が欲していることを即座に汲みとり、それに見合った対処を行う。
「相手の価値観」でベストにできる人が成功するのです。


**

月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美