月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏99「耳から、イメージを共有しよう。」――使いやすい人になる仕事術

関西人はモテモテ。
なぜ、関西人はこんなにもモテるのでしょうか?
中谷さんは、こうおっしゃいます。
「関東は見る文化。関西は聴く文化。」
関西人は、耳からの情報でつねに感性を磨いている。
どうやらこれが理由のようです。
目から入る情報は、情報量としては大きい。
でも、逆に、自分が想像する部分は少ないのが難点です。
その点、耳からの情報――ラジオ、落語、おしゃべりは、
想像できる部分がとても豊富です。
埋められていない空間をどう想像するか。
想像する機会に恵まれていて、鍛えられている。
それが関西人なのです。
感性の磨き方、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□面白い話ができるようになりたい方。
□想像力あふれる感性を身につけたい方。
□横柄だと言われたことがある方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ99 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【CD版】月ナカ99 価格:5,000円(税・送料込)

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○「頼まれやすいことが、一流の条件。」(中谷彰宏)
仕事ができる人より、仕事を頼まれやすい人。
仕事を頼まれやすいのが、プロフェッショナル。
仕事を頼みにくい人に、プロフェッショナルはいません。
気むずかしく、お高くとまっている人に未来はありません。
ところが、若い人のなかには勘違いしている人がいます。
上司から無茶ぶりされないために身を固める。
そんなふうに自衛していては、身の破滅を招くだけ。
「何でもご用命ください!」という姿勢が、
成功街道にのるための条件なのです。

○「横柄さは微細なところに出る。」(中谷彰宏)
横柄さとは、性格ではありません。
いうならば、生活習慣病。
長年つちかわれてきた生活の習い性です。
本編で紹介された郵便局の方のエピソード。
フルネームでのサインをお願いすると難色を示す。
そんなお客さんがいるそうです。
こういう小さな行動に、横柄さは出ます。
気むずかしさはだんだん体内で増殖していきます。
小さな横柄に敏感になりましょう。

○「音に、敏感になろう。」(中谷彰宏)
音への対応には、集中力が必要です。
落語を楽しむ人は、一言一句聴き逃しません。
ラジオも同様。
聴覚を全開にしなければ、ついていけません。
ラジオが脳に効くというのも納得できます。
テレビ番組のテロップはすっかり一般的になりました。
これにより、音のキャッチ力がさらに弱まりました。
こんな時代、月ナカは荒行。
「書き起こし原稿があったら、修行にならない。」と中谷さん。
聴く側の力量が問われるのが、月ナカなのです。

○「メンタル力がある人は、黙って座っていられる。」(中谷彰宏)
大学の授業時間は90分。小学校の授業時間は50分です。
子供は集中できる時間が短いものです。
大人になるとは、集中時間が長くなるということ。
ところが最近、集中時間の短縮化が進行しているようです。
講演時間はこれまで90分が主流でしたが徐々に50分に。
薄暗い部屋で、正座して、月ナカに食らいつく――
こんな修行が、私たちのメンタル力を高めてくれるのです。

○「脳は、耳からの情報で鍛えられる。」(中谷彰宏)
情報は、主に目と耳から入ってきます。
情報量の多さでは、目からの情報は圧倒的なのは、
テレビからの情報とラジオからの情報を比較すれば明らかです。
でも、その分、想像する余地を残しておいてくれません。
その点、耳からの情報は乏しい分、
私たちに想像するスペースをたくさん残しておいてくれます。
その分、私たちは想像し、思考することができます。
ラジオ、落語、そして月ナカ。
耳からの情報との格闘が、私たちの脳を鍛えてくれるのです。

○「聴くことで、イメージが共有できる。」(中谷彰宏)
目からの情報を軸にしている人は、
じっさいに見えることしか、見えません。
一方、耳からの情報を軸にしている人は、
「見えないもの」も見ることができるようになります。
仕事にしても、人間関係にしても、
目に見えないものをいかにして見るかが勝負所。
見えない要素をどれだけキャッチできるか。
会話という空中戦から、何を獲得するか。
見えないものを見るためには、耳を鍛える。
よい耳を持っている人が成功しているのです。

○「無智だから、横柄になる。」(中谷彰宏)
横柄な人は、性格が悪いからではありません。
単純に、それが不作法だということ知らないだけです。
子供は無智です。作法を知りません。
でも、それは子供の愛らしさのひとつ。
それで責められることはありません。
でも、大人になったら、無智では済まされません。
なぜかといえば、無智は犯罪につながるからです。
「素敵な女性だと思った。だからお尻を触った。何が悪い?」
と言っても、両手にお縄がかかってしまうのが現実。
「他者の迷惑」に対しての感度を高めていく。
それが洗練されていくということなのです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美