月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

「月ナカ生活」トップ
月刊・中谷彰宏96「便利なものに頼らないことで、成長する。」――のび太に学ぶ成功術

「便利」を追求していると、どうなるのでしょうか?
答は「不便」。
自分という人間の使い勝手が不便になります。
人はなぜ勉強して、経験を積んでいくのかといえば、
自分の使い勝手を向上させるため。
仕事ができる人は、自分の使い勝手がいい人です。
そのためには、「不便」のなかで自分を磨くこと。
物が増えたら、スペースを増やすのではなく捨てる。
見込みで行動するのではなく、気持ちで行動する。
スマホをいじるのではなく、本で調べる。
そんな不便な行動の一つ一つが力になっていく。
捨てて生まれ変わる方法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□物や成功体験が捨てられない方。
□お金持ちになりたい方。
□生まれ変わるための行動力に欠ける方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ96 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【CD版】月ナカ96 価格:5,000円(税・送料込)

最高45%引き! 特典たっぷり! 定期受講に便利!


○「物の『家賃』を計算しよう。」(中谷彰宏)
こんな問いかけをしてみてはいかがでしょうか。
その物のための「家賃」は、見合っているのでしょうか?
本1冊、服1着にしても場所をとります。
家賃や地価とスペースから計算すると、
1冊あたり1着あたりの家賃が計算できます。
そう、物も家賃をくっているのです。
家賃を払ってもかまわない物だけ保有する。
この発想で、捨てる踏ん切りがつきますね。

○「捨てられる人は、おしゃれ。」(中谷彰宏)
いつかいるかもしれない
――これが捨てられない原因の最たるもの。
そういう人のクローゼットは隙間なしのぎゅうぎゅう詰め。
「おしゃれな人のクローゼットには、ハンガーの空きがある。」
と中谷さん。
新しい服が入ると、着ない服が出て行く。
服の新陳代謝が活発な人はおしゃれです。
ハンガーの空きを5つキープしてみませんか。

○「貧しい時に手に入れた物が、宝物になる。」(中谷彰宏)
どうしても捨てられない物は、誰にでもあります。
小学校のころ、集めていた切手のコレクション。
貧乏な学生時代、大枚をはたいて買った時計。
「貧しさと価値は反比例する。」と中谷さん。
一生残る思い出や物は、貧しい時期の宝物。
何もかも捨てる必要はありません。
何もかも捨てようとすると、行き詰まります。
捨てる捨てないの基準があれば、それでいいのです。

○「アンケートからは、何も生まれない。」(中谷彰宏)
アンケート調査。
お客様のニーズを汲み取るために実施されます。
いくらだったら買いたい。
こういう商品だったら買いたい。
でも、中谷さんはこうおっしゃいます。
「アンケートからは、何も生まれない。」
買っていない人から、こういう意見をたくさん集めるより、
すでに買ってくださっているお客様の声を聞く。
これが本当の「お客様」の声を聞くということなのです。

○「いたわられていると、貧乏になる。」(中谷彰宏)
ストレスを減らそう。ストレスから解放されましょう。
そんなメッセージが、最近、本やセミナーで語られています。
でも、中谷さんはこうおっしゃいます。
「いたわられていると、貧乏になる。」
無理しないでいい。がんばらなくてもいい。
そういたわられても、結局、困るのは当人です。
困っても、いたわってくれてきた人は助けてくれません。
解決は、結局、自分でしかできないのです。

○「見込みがなくても行動する人が、成功する。」(中谷彰宏)
この業種って、今後見込みがありますかね?
この資格を取ったら、いい就職できそうですか?
「見込み」で行動する人には、2つの落とし穴があります。
1つは、見込み通りになる保証はまったくないこと。
もう1つは、見込みで行動する人は成功しないという現実。
「見込みで行動する時点で、勝負がついている。」と中谷さん。
見込みではなく、好きで行動する。信念で行動する。
自分の意志を捨てたところに、成功はないのですね。

○「本を読む人は、絞り込める。」(中谷彰宏)
学生時代は、要約することを学びます。
社会に出ると、抽出することを学んでいきます。
自分の美意識や価値観で絞り込み、抽出する。
それがセンスというものです。
「どれだけテーマを絞り込めるかが勝負。
本を読む人は、絞り込める。」と中谷さん。
どこに目をつけるかという鍛錬は、本がいちばん。
どんな本を選び、どこに集中して読むか。
絞り込める人が、活躍するのがビジネス社会なのです。

**

月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美