○「運動をして、テンションを上げよう。」(中谷彰宏)
ここ一番、一気にテンションを上げなければならない。
中谷さんはどんなことをされているのでしょうか。
1.朝ご飯を食べる
長丁場、大敵は空腹。
空腹は、心身のパフォーマンスを下げるからです。
しっかり朝ご飯を食べてから臨む。それが中谷さん流。
2.運動する
運動することで、心拍数は高まります。
心拍数が高まれば、気持ちも高まります。
中谷さんがテレビ局に歩いて行くのは、そういう理由なのです。
3.しゃべり続ける。
しゃべり続けることで、脳はアイドリング状態になります。
エンジンが停止しないよう、楽屋に戻らず、しゃべり続ける。
それが中谷さん流。
番外編。奈良さんのテンションアップ術、
それは「エッチなことを考える」でした(笑)。
○「勝手に責任感を持とう。」(中谷彰宏)
責任というと、できれば負いたくないもの。
でも、中谷さんは積極的に責任感を持っていきます。
「このイベントを盛り上げるのが、僕の使命。」
中谷さんはミスユニバースの審査員を務めながら、
大会全体の盛り上がりにまで、勝手に責任を負ってしまう。
こんな前のめりの姿勢が、仕事を楽しく、
実りあるものにするのでしょうね。
○「習い事をやっている人は、勝ち上がる。」(中谷彰宏)
ミスユニバースで勝ち上がっていく女性の共通点、
それは「吸収力が高い」こと。
吸収力は習い事によって鍛錬されると中谷さん。
習い事は、吸収力を高めてくれるだけではありません。
視野を広げてもくれます。
全体が見えてくれば、自分の役割も見えてくる。
役割が発見できた人が、その場を制するものです。
ちなみに「遅刻」は即選外。ご注意を。
○「空欄を埋めるのが、仕事。」(中谷彰宏)
世の中には、所々に「空欄」がぽっかりと存在します。
ある時は、料理の取り分け役だったり、
ある時は、お年寄りの送迎だったり、
ある時は、争いの調停役だったりします。
こんな空欄を埋めていくことが仕事であると中谷さん。
でも、そのためには、空欄をいかに見つけるかが第一歩。
仕事を“奪う”のではなく、空欄を“発見”する。
そして、その空欄こそが天職というものなのです。
○「才能ではなく、工夫。」(中谷彰宏)
才能に恵まれている人はいます。
でも、それに磨きをかけなければ、宝の持ち腐れ。
同様に、今の自分の境遇を、才能がないからと
割り切ってしまっては、そこで打ち止めです。
どんな工夫をすれば、もっといい仕事ができるようになるか。
どんな工夫をすれば、もっと日常が豊かになるか。
その工夫を実行してみたら、どんな結果につながったのか。
それを踏まえて、さらにどんな工夫ができそうか。
工夫ポイントの発見のために、私たちは勉強するのです。
○「依頼が来るまで、準備しながら待とう。」(中谷彰宏)
活躍の舞台が与えられる人と与えられない人の差、
それは「依頼」が来るまで待てるか待てないか、です。
じっくり腰を据え、準備しながら待てる人もいれば、
生半可な状態で、売り込みに必死になる人もいます。
ふしぎなもので、売り込むと安く買いたたかれ、
どっしりと構えていると、高く扱われるものです。
成功者は、その呼吸がわかっているのかもしれません。
焦るものわかりますが、一踏ん張りして待つ。
その忍耐強さが、持久力につながっていくのです。
○「瞬発力ではなく、持久力。」(中谷彰宏)
一流の人たちに共通するのが持久力。
継続は力なり。持久力こそが成功の要因です。
でも、一般的には、一気に成功した人が評価され、
時間をかけて大成した人たちは彼らほど賞賛されません。
誰しも時間なんてかけずに手っ取り早く成功したいのです。
でも、瞬発力で成功した人は、
あっという間に没落しているのが現実。
瞬発力をあてにせず、持久力に力点を置く。
着実に積み上げている人だけが、ゴールに到達しているのです。
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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美