月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏91「アクシデントから、ワクワクが生まれる。」――何もなくても楽しめる人生術

運がいい人は、運の良さに注目できる人。
運の悪い人は、運の悪さに注目してしまう人。
運がいい人は、いつも次の行動が思いつく人。
運が悪い人は、途中で何をしていいかわからなくなる人。
結局、運の善し悪しというものは、練習しだい。
目の付けどころに表れる感性。行き詰まったときの思考力。
こういう力が運をもたらしているのです。
運気アップに磨きをかけるトレーニング法、
中谷さんから教わりました。

★こんな方に有効です!

□運が悪いと思っている方。
□不測の事態で固まってしまう方。
□日常を楽しめない方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ91 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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○「運が悪い人は、幸運をスルーしている。」(中谷彰宏)
運がいい人は、運の良さに注目できる人。
運の悪い人は、運の悪さに注目してしまう人。
運にまつわる真実の一つは、こんなところにあるのでしょう。
目の前に、同じ光景が広がっていても、
それに感動できる人もいれば、無反応の人もいます。
秋の虫の声をノイズだと感じる人もいるくらいですから。
要は、感性。
幸運を感じ取る力を磨くことが、運を招くのです。

○「『エンプティ』になってからが、勝負。」(中谷彰宏)
ここでいう「エンプティ」とはガス欠のこと。
ガソリンがなくなって、エンプティランプがつくと焦ります。
人生でも、同じようなシーンがよくあります。
プロジェクトを何としても成し遂げなければならないが、
予算をほとんど使い切ってしまった……
明日が締め切りで、最後の追い込み中……
そこでさじを投げてしまうか、最後まで粘るか。
ピンチのときにこそ、その人の真価が表れるのです。

○「『運が悪い』と言う人は、行動が停止する。」(中谷彰宏)
運がいい人は、いつも次の行動が思いつく人。
運が悪い人は、途中で何をしていいかわからなくなる人。
運というものは天から降ってくるわけではなく、
自分でつかみとるものなのでしょう。
わき出る行動力を成功者たちは「運」と言っているわけで、
それは運ばれてくるのではなく、みずから運び寄せている。
次から次へとやりたいことが思い浮かぶ。
それが行動の源です。
その着想を豊かにするために、私たちは学んでいるのですね。

○「不測の事態は、ヒーローに起きる。」(中谷彰宏)
何ごとも起こらず、平穏無事では映画になりません。
不測の事態が起こらなければ、ヒーローたりえません。
アクシデントやトラブルは誰でもいやなものですが、
それなくして、人生は実りあるものにならないのが現実です。
自分の人生を、主体的に生きていくためには、
不測の事態に対する向き合い方を修正すること。
「いやだな」と思ったら、「チャンスだ」と思える。
そんなふうに発想の転換のトレーニングを積んでいく。
ヒーローの活躍は、そんな修練の結果なのです。

○「何もないところでどう遊ぶかが、企画力。」(中谷彰宏)
混み合っている電車に、二人で乗り合わせた。
おしゃべりもできない。お互いスマホを見るのも気まずい。
そんな時おすすめなのが、車内吊り広告を使ったクイズ。
片方が、雑誌や新商品などの広告を3分ほど凝視する。
その後、目を離してもらい、もう片方が問題を出す。
「○×ビールで使われている新製法は?」
「○×霊園の最寄り駅は?」
けっこう楽しいので、みなさんもやってみてください。
何もなくても遊びを生み出す力、それが企画力なのですね。

○「流れは変わる。自分が間違えたわけではない。」(中谷彰宏)
年功序列・終身雇用が当然とされていたかと思えば一転、
転職を通じてのキャリアアップが
もてはやされる時代が到来しました。
ところが、そういう時代も長くはつづかずふたたび反転。
時代によって「流れ」は変わるものです。
でも、同時代に生きていると、なかなかそれに気づけません。
判断を誤ったと自分を責める必要はありません。
流れが変わっただけなのですから。
大切なことは、流れに惑わされない美意識。
中谷さんの言うダンディズムが問われているのです。

○「最短コースが、いちばんつまらない。」(中谷彰宏)
効率的、効果的、合理的に要領よく生きていく。
なんとなくこれが「正しい」と思っているのが現代人。
試験や受験ではある程度通用するかもしれませんが、
恋愛や趣味ではどうでしょうか。
結果が出ればいいというものではありません。
労を惜しんで、つまらない「最短コース」を選ぶか、
面倒くさいけれど、楽しい「道草コース」を選ぶか。
私たち自身の美意識が問われているのです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美