月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏88「品のあるワルになろう。」――ダンディな生き方術

中谷さんの目指すもの、それは「ダンディズム」。
ダンディズムとは、自分の美学にもとづいて生き方。
面倒くさい作法やしきたり、超えてはならない自己規制。
さらには、嫌悪されたり、敵視されたりすることも。
ダンディに生きるためには、苦悩や問題が山積み。
それでも孤高に行きたい。
そんな方は、中谷さんのダンディズム論が参考になります。

★こんな方にお奨めです♪

□目先の損得でうろたえてしまう方。
□生き方に軸がない方。
□嫌われるのを恐れている方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

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○「変えられるのは、自分の問題だけ。」(中谷彰宏)
わからずやの上司、攻撃的な妻、だらしない子供。
まわりにいる「困った人」たち。
彼らとの問題を解決するために、あなたは何をしますか?
その際、相手を変えようとしてはダメ。
「他者を変えようとするから、挫折感を味わう。」と中谷さん。
困った相手とどうつきあうか。それは自分の問題。
問題は相手にあるのではなく、自分にあるのですね。

○「中谷本は、本物の中谷彰宏には叶わない。」(中谷彰宏)
中谷さんの本での語りと月ナカでの語り。
このふたつは、まるで別の人格です。
中谷さんの全てが本にこめられているわけではありません。
当然、月ナカでの中谷さんも中谷さんの一側面。
切り返し、話題の出し方、解釈の転換。
月ナカでは、脳をフル回転する中谷さんを味わえますが、
こちらにしてもしょせん「中谷彰宏」の部分にすぎません。
全体像が見えた上で、中谷さんの作品に触れてみる。
そんな謙虚な姿勢でふれることで、学びはより深まるのです。

○「芸術家は、心の貴族。」(中谷彰宏)
中谷さんの目指すもの。
それはダンディズム。
ダンディズム――それは貴族の生きざま。
目の前の損得にあくせくしない。
みずからの美意識、美学を追究する。
女性に迫られても、突き放す。
貴族の生き方は、まさに孤高。
現実社会において、貴族階級が消滅しつつある現代、
最後まで、貴族として生きているのが芸術家。
最後のよりどころは心。
私たちは心を磨くことによって、貴族として生きられるのです。

○「ダンディズムとは、反骨精神。」(中谷彰宏)
「ダンディズムとは、ファッションではない。生き方。」
中谷さんは、ダンディズムのある人物として、
千利休をあげています。
千利休というと、茶道のお師匠さんがお茶をズズッと。
そんな枯れたおじいさんのイメージですが、
ほんとうの千利休は反骨精神あふれる熱血漢。
みずからの美学を追求した結果、死を賜る。
ダンディズムとは生死を懸けた真剣勝負なのですね。

○「嫌悪を恐れたら、憧れの存在にならない。」(中谷彰宏)
「ダンディズムとは、エクストラオーディナリー。
超越していて、クレージーな世界。」と中谷さん。
ぶっ飛んでいる生き方をしている人は敵も多いものです。
また同時に、熱烈なファンもつかんでいます。
嫌われないでほどほどに生きるのであれば、村人。
貴族は嫌悪されながらも、憧れの対象。
「村人と貴族の中間はない。」と中谷さん。
貴族として生きるには、嫌われる覚悟が不可欠なのです。

○「京都に、成功という言葉はない。」(中谷彰宏)
「成功とは、東京の概念。京都にあるのは、美学。」
中谷さんのこの言葉は、とても響きました。
戦後、東京に人口が集中しました。
「金の卵」とも呼ばれた人たちは、東京でがんばって、
故郷に錦を飾ることが夢でした。
そう、東京とは一勝負する場所だったのです。
その点、京都は違います。
成功するために京都に出ようという人はいません。
千年の都でくらす人たちは、それぞれの美学をもとに、
日々生活を丹精している。そんなイメージです。
東京的な「成功」追求人生と京都的な「美学」追究人生。
あなたなら、どちらを選びますか。

○「便利は、ダンディズムからいちばん遠い概念。」(中谷彰宏)
便利とならんで反ダンディズム的とされているのが「楽」。
さらに、「お得」というのもつけ加えてもいいかもしれません。
ダンディズムとは、美学にもとづいて生きること。
一見面倒な作法やしきたりがつきものです。
楽や目先の損得に走っているダンディはいません。
宮本武蔵は、出会いを求めてパーティを渡り歩いたりしません。
ルパンは、狙った財宝を奪うために人殺しをしません。
自分に課したルールを守りながら、道を究めていく。
それがダンディズムなのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美