月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏87「「得意な人も、好きな人にはかなわない。」――先払いで幸福感を味わう金銭術

満足度の高い生活を送るための方法は2つ。
思い出を楽しむこと。
もう一つは、期待に胸躍らせること。
若いころの旅行の思い出をいつまでも楽しむ。
半年後に予定している旅行にワクワクする。
「その場」ではなく、時間のなかに楽しみを見つける。
それが満足度の高い日常をもたらすのです。
満足度の高い人生作法、中谷さんから伺いました。

★こんな方に有効です♪

□毎日が退屈な方。
□「後払いが得」と思っている方。
□人の目が気になる方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ87 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【iTune】価格:1,800円
当店サービス版はついておりません。<(_ _)>



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○「先払いに、幸福感がある。」(中谷彰宏)
支払いは、後にした方が得。
そう思っている人は少なくないのではないでしょうか。
でも、中谷さんのお奨めは「先払い」。
その理由は、楽しめる時間がその分長くなるから。
3ヶ月後のコンサートチケットを購入してしまえば、
それまでの間、ワクワクすることができます。
コンサートが終えてからの支払いとなると、
感激は半減してしまいそうです……
前払いすることで、待つ時間も楽しめてしまうのです。

○「モノではなく、体験を買おう。」(中谷彰宏)
その昔、「三種の神器」というものがありました。
それは冷蔵庫、洗濯機、白黒テレビ。
時代によってこのラインナップは変わりましたが、
いずれも「モノ」でした。
でも、中谷さんは「体験」を買おうと提唱します。
老後の楽しみのために貯金するより、今、体験する。
体験すれば、その思い出をいつまでも楽しむことができます。
モノは一時的ですが、体験は一生ものです。
今だからこそできる「体験」を買いましょう。

○「凡人とは、現状に満足している人。」(中谷彰宏)
凡人というと、当たり前のつまらない人というイメージ。
でも、中谷さんは、凡人をこう定義します。
「凡人とは、現状に満足している人。
天才でも満足していたら、凡人。」
自分に満足できれば、それなりに幸せです。
でも、それは「凡人」の幸せ。
それでは納得できない、という人も当然います。
そういう人たちのためにあるのが、勉強。
勉強は、「現状」から脱出するための蜘蛛の糸なのです。

○「周りの人からのアドバイスでは、抜け出せない。」(中谷彰宏)
人は自分と同じようなタイプと仲良くなります。
安心してつきあえるのは、価値観、生き方、美意識が近い人。
日常的に仲良くするぶんには、何も問題ありません。
また、今の自分に満足している人も問題ありません。
でも、「今の自分」では諦めがつかない。
そんな人が問題にぶつかったときは、目を移しましょう。
目指す世界にいる人からアドバイスを受けるのです。
所属する世界によって、思考法はまるで違います。
違う世界にいる人のものの考え方に触れることで、
その世界に入ることができるのです。

○「小分けに体験すると、満足度が高まる。」(中谷彰宏)
満足度を高めるために必要なのが、緊張状態。
ひとり旅にしても、キャバクラ(?)にしても、
緊張状態があるから、満足感が高まるのです。
慣れてくると、どうしても緊張感が薄らいでいきます。
だからこそ、「小分け」にしてみる。
旅行は長期ではなく、短期のものを何度かに分けて。
キャバクラは延長しないで1時間。で、また来る(笑)。
上手に緊張状態を活用することで、
満足感あふれる日常をつくることができるのです。

○「相手側の課題を解決する必要はない。」(中谷彰宏)
あなたのことが嫌いだという人がいたら、どうしますか?
気にして、自分の欠点を直そうとしますか?
それとも、気にしないで放っておきますか?
正解は後者。
問題は、あなたを嫌っている「相手」にあるのです。
むやみに人を嫌う。その性格に問題があるのです。
「相手側の課題を解決する必要はない。」と中谷さん。
人の目なんて気にしないで、自分の道を歩む。
人生上手とは、そういう人たちのことなのですね。

○「書くことが好きな人は、クレージー。」(中谷彰宏)
学生時代は、所定の文字数を埋めるために四苦八苦。
でも今は、所定の文字数に収めるために四苦八苦。
こうした変化は、どこから出てきたのでしょうか。
それは、書くことが楽しくなってきた。
こういう自分のなかの変化があったように思います。
「書くことが好きな人は、クレージー。」と中谷さん。
凡人なら、ついしゃべってしまいそうになることをあえて書く。
このクレージーが当たり前になっている人が作家なのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美