月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏85「迷ったら、カッコいいほう。」――失敗が、カッコよくなる生き様術

思い通りにならないと、キレる。
うまくいかなかったら、なげく。
こういう人は、まだまだ人生修行が足りません。
思い通りにならないとき、うまくいかないとき、
こういうときをどれだけ味わい尽くせるか。
それが幸せな人生を送るための勝負所。
苦境を味わい尽くす方法、中谷さんから伺いました。

★こんな方に有効です♪
□うまくいかないと、へこんでしまう方。
□思い通りにならないと、キレてしまう方。
□自分は不幸だと思っている方。

ゲスト:久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)


ゲスト:奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ85 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【iTune】価格:1,800円
当店サービス版はついておりません。<(_ _)>



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○「『ドンマイ』だと、精算できない。」(中谷彰宏)
ミスした人への声がけに、地域性が出ます。
東京では「ドンマイ」。
関西では「アホコラ、頼むで」。
東京のほうがやさしい言い方ですが、
吹っ切れ感がイマイチですね
その後、じわっと自責の念に駆られそう。
その点、関西のほうは吹っ切れています。
「次はがんばります!」と元気に言えそうです。
「アホコラ、頼むで」には、愛がありますね。

○「『せずにはいられない』ことを、やろう。」(中谷彰宏)
「本を書かずにはいられない。」と中谷さん。
本を書かなければならない、本を書きたい、ではなく、
気がついたら書き始め、気がついたら書き終えている。
これが、中谷さん。
無理して何かをしようとするよりも、
「せずにはいられない何か」に磨きをかけていく。
これが自分の能力を開花させる王道なのでしょうね。

○「迷ったときに判断基準になるのが、志。」(中谷彰宏)
やるべきかやらないべきか、どちらを選ぶべきか。
そういう場面において、中谷さんは、
「かっこいい」を基準に行動を決めているそうです。
どんな苦境に陥ろうと、かっこいいを基準にして行動する。
こういう覚悟が、行動に迷いを生じさせないのです。
一方、奈良さんの基準は「波風立てない」(笑)。
判断基準は人それぞれ。それを自覚することが、
スムーズに生きるコツなのかもしれませんね。

○「価値観があれば、状況に振り回されない。」(中谷彰宏)
じたばた、あたふた、そわそわ。
そういう人たちに共通しているのが、価値観の欠落。
何を目指して、何をすればいいのか。
こういったことが明確でないのです。
だから、人の目を気にしたり、流行に流されてしまう。
中谷さんは言います。「東大受験に失敗したら、
フルブライト奨学金でボストンに行こうと決めていた。」
失敗したからと呆然とすることなく、即、次の行動に移る。
このスピード感、まさに中谷さんならではですね。

○「可もなく不可もなしは、面白くない。」(中谷彰宏)
エリートは平穏無事に生きる達人といえます。
負ける勝負はしない。無茶をしない。
そんな堅実な生き方に、見習うところは多々あります。
でも、それだけでは物足りない。
「チャレンジすると、可か不可が出てくる。」と中谷さん。
一か八か、勝つか負けるかの大勝負。
のめり込んで道から外れてしまった。
可もあり不可もある体験に、人生の味わいがあるのですね。

○「感情に、流されよう。」(中谷彰宏)
大人になって分別がついてくると、
しだいに感情に流されなくなります。
成熟するとは、こういうことをいうのでしょう。
でも、まったく感情が揺り動かされなくなるのは問題。
それは感性が摩耗しているということだからです。
一目惚れ、衝動買い、どか食い。
一時的な感情に流された体験は、人生のうるおい。
感情に流された自分を、受け入れてあげましょう。

○「外れた体験が、奥深い。」(中谷彰宏)
「オーロラツアーは、見えないときが楽しい。
野外コンサートは、夕立に降られるのが味わい。」
中谷さんは、うまくいかなかったときの味わいを尊びます。
じっさい、うまくいかなかったときのほうが、
いっしょにいる人と気持ちが通じます。
そういう心の動きこそが、何よりも大事。
「思い通りにならないことをどれだけ楽しめるか。
思い通りになったらネタにならない。」と中谷さん。
すべての状況を味わい尽くす感性を磨きましょう。

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月ナカ生活 コーディネーター 曽我清美