月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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月刊・中谷彰宏75「もっと忙しくすると、悩まなくなる。」――やる気を出さなくてもできる仕事術

仕事が「苦役」になるか「生き甲斐」になるかは、心得しだい。
いつも締め切りギリギリで四苦八苦……
そんな方は「その先」を思い描くテクニックを修得しましょう。
いつリストラされるか考えると不安でならない……
そんな方は、こき使われ投げ飛ばされる経験を今すぐしましょう。
悩みが尽きない。悩みで夜も眠れない……
そんな方は、習い事を始めて自分を忙しくしてしまいましょう。
仕事とは本来、自分を豊かにするためのもの。
仕事が「お金を稼ぐ術」でしかないとしたら、
人生はたそがれたものになってしまいます。
仕事への向き合い方を修正すれば、人生は好転。
生き甲斐が得られる仕事術、中谷さんから教わりました。
★こんな方に有効です。
□仕事にやる気が持てない方。
□いつも締め切りギリギリな方。
□悩みが多く行き詰まりを感じている方。

ゲスト:
久瑠あさ美さん(メンタルトレーナー)
奈良巧さん(編集者)

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】月ナカ75 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


【iTune】価格:1,800円
当店サービス版はついておりません。<(_ _)>



【CD版】月ナカ75 価格:5,000円(税・送料込)

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○「仕事に、やる気は必要ない。」(中谷彰宏)
「公務員のように淡々とやっている。」
これは、荒俣宏さんから中谷さんへの褒め言葉。
ねじり鉢巻きして「さあやるぞ!」。
そんなシーンは、中谷さんの仕事風景にはありません。
淡々コツコツ、目の前の仕事に全力投球が中谷流。
やる気を出さないと仕事ができないようでは、
まだまだ修行が足りないと言わざるを得ません。
ルーティンワークを淡々コツコツこなす。
これが王道なのです。

○「締め切りの先を見て、仕事をしよう。」(中谷彰宏)
目標というものは、達成しにくくできているようです。
第一志望校には、なかなか合格できないものです。
マラソン完走を目標にすると、ゴールまでは長い道のりです。
締め切り日に向けて仕事をしていては、ギリギリになる。
こんな問題を解決するためには「その先」を設定すること。
たとえば、このプロジェクトが終えたら小旅行に出かける。
そうすれば、仕事の締め切りは「途中経過」。
サラリと走り抜けることができるはず。
「その先」を見通して楽しい計画を立てる。
これがゴール間際のしんどさを軽減してくれるのです。

○「リテークで、仕事に磨きをかけよう。」(中谷彰宏)
仕事をめぐる大きな勘違い。それは、
仕事をゆっくりていねいにやれば、質が上がる――というもの。
「大量の仕事をバリバリやれば、レベルも上がる。」と中谷さん。
量とスピードが質を生む。これがプロの知見。
そのためには、ひとまず終わらせて上司やお客様に提出。
このやりとりを繰り返すことで、仕事にリズム感が出てきます。
締め切りギリギリで提出して、「ボツ」では芸がなさすぎます。
テイク2、テイク3、テイク4、テイク5
――リテークが仕事に磨きをかけるということなのです。

○「仕事を『流れ』でとらえよう。」(中谷彰宏)
仕事ができる人は、リズム感があります。
周囲の人たちのリズムを汲み取り、巧みに立ち振る舞いします。
部下が帰る時間を配慮して、仕事を振る。
お客様をハラハラさせないように、こまめに経過報告をする。
上司が言って欲しい言葉を汲み取って代弁する。
一方、仕事ができない人はそんなことお構いなし。
悪い意味で、マイペース。周囲のリズムは知らぬ存ぜぬ。
仕事という曲で、自分のパートをしっかり演奏するのがプロ。
この感覚は、大量の仕事をこなすことで磨かれるのです。

○「こき使われるところから始めよう。」(中谷彰宏)
40代半ば、超一流出版社の編集者が吉野家でこき使われる。
同じころ、柔道を始めて、若い女の子に投げ飛ばされる。
奈良巧さんのチャレンジに、中高年男性は学ぶところ大です。
年とともに社会的地位や年収が上がるのは、もはや昔の話。
これからの時代は、そうはいきません。
プライド云々言っていては、苦境は深まる一方。
そんな時代にこそ、奈良さんスピリット。
いつでもこき使われる覚悟、いつでも投げ飛ばされる覚悟。
逞しく楽しく生きるには、こんな覚悟が不可欠なのですね。

○「蹴散らかすように話そう。」(中谷彰宏)
月ナカで展開されるトークは、悪く言えば、お行儀が悪い。
割り込みまくり、話をスルーしまくり、話題が飛びまくり、
暴論・極論ありまくり――これが「月ナカ」トークです。
展開をみて短く的確な発言が求められる現場は、エネルギーが爆発。
「月ナカでは、場のエネルギーを受け取って欲しい。」と中谷さん。
「月ナカ」はノウハウやテクニックという学びの側面と、
パワーを獲得するというエネルギー補給の側面があるのです。

○「忙しくすれば、悩みはなくなる。」(中谷彰宏)
「恋愛の苦しみから逃れるためには、忙しくすればいい」
芥川龍之介の『侏儒の言葉』にこんな言葉があったと記憶しています。
悩みとは暇な人が陥る病、あるいは特権なのかもしれません。
「悩みを書き出してみよう。書き出せば、悩みは消える」
岡田斗志夫さんもこんなことを言っておられます。
悩みとは実在するのではなく、自分が勝手に生み出している妄想。
――そんな気もしてきます。
悪夢を見ないためには寝ないこと――これは暴論ですが、
悩みという「亡霊」を出現させないためには、忙しくすること。
仕事や趣味に没頭すれば、悩みの入り込む余地はなくなりますね。

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何度も聴いて、愛され体質に!
月ナカ生活 曽我清美