○「モチベーション無関係が、プロ。」(中谷彰宏)
モチベーションがないと行動できない……。
そんな人は少なくありません。
でも、それでは素人。
プロには、モチベーションは関係ないのです。
請けた仕事を顔色変えずに淡々とこなす。
「モチベーション」という言葉は封印しましょう。
○「リズムにのれれば、認知される。」(中谷彰宏)
お店にしてもスクールにしても、そこを支配するリズムがあります。
そのリズムにのれるかどうかで、一員として認知されるかが決まります。
1.全体を見渡す。
2.視点を高くする。
3.力まず、落ち着く。
――この3つの心がけで、どんな場でも即座に馴染むことができるはず。
○「感情をコントロールできないから、つぶれてしまう。」(中谷彰宏)
「感情は解放しましょう」という人もけっこういますね。
でも、「感情はコントロールするもの」と中谷さん。
感情のなかでも、とくに危険なのが「怒り」。
怒りの感情を気軽に解放してしまうと、
より増幅して歯止めがきかなくなります。
プロとして仕事をするためには、冷静沈着が不可欠。
自分の感情はしっかり監視して、暴走させないようにしましょう。
○「力でなく、タイミング。」(中谷彰宏)
力尽くで押せば、押し返されるのが世の常。
これは仕事においても、男女関係においても同じ。
ものごとにはタイミングがあるのです。
タイミングをみるとは、言い換えれば、我慢すること。
力攻めしたいところをグッとこらえて、しかるべきタイミングを待つ。
チャンスをつかむために忍耐。しっかり修得したいですね。
○「健康法を気にしすぎると、不健康になる。」(中谷彰宏)
健康にいちばんよくないのがストレス。
そして、ストレスは「気にしすぎる」ことから生まれます。
健康に気をつけることは大事ですが、あまりにも神経質になると、
かえって健康を損ねてしまう。何事も、バランスが大事です。
これは健康に限った話ではありません。
お金持ちになるにしても、幸せな結婚生活を送る上でも、
あまり追い求めると、逃げられてしまいます。
追い求めるのではなく、「意識する」くらいがちょうどいいかも。
○「自分のリズムで生きればいい。」(中谷彰宏)
人にはそれぞれ自分にあったリズムがあります。
だから、いちがいに「朝型がいい」「早起きが大事」とはなりません。
大事なのは、自分のリズムを知って、それを淡々と守ること。
毎日、明け方まで仕事して、お昼に起床するのもOK。
「不規則正しく生活すればいい。」と中谷さん。
世間的には不規則でも、自分のリズムで規則正しく。
自分のリズムは、自分で確立させましょう。
○「寝ている時間は、勉強時間に算入できる。」(中谷彰宏)
「勉強した後、よく眠ると定着する。」
とは、ホリエモンこと、堀江貴文さんの言葉。
「寝ている間に、脳内が掃除される。」
とは、養老孟司さんの言葉。
睡眠を削ってがんばったところで意味はありません。
しっかり眠って、元気で、整頓された脳で学ぶこと。
これが勉強の王道なのですね。