●「意味を求めるのは、メリット先行。」(中谷彰宏)
究極、どんな仕事にも、どんな勉強にも意味はありません。
「ない」と思う人にとっては、ないのが意味なのです。
すべてのことに意味を求めるのは、メリット先行思考。
目先の損得でしか物事を考えられない人なのです。
そんな人が、仕事で活躍することはありません。
意味を求めずに、すぐに取り組める人が活躍するのですね。
●「意味は、後からついてくる。」(中谷彰宏)
「もっと勉強しておけばよかった。」
これは、大人になってから誰しも思うことでしょう。
後になってわかるのが、勉強の「意味」。
その時はわからないのが、意味なのです。
だから、やるべき時には意味を考えずに全力投球。
そんな人が成功するのです。
●「自分で見つけるのが、意味。」(中谷彰宏)
「これをやれば、こういう人たちを救える。」
そんなふうに仕事に取り組んでいる人の目の色は違います。
自分で「意味」を発見した人のモチベーションは高いです。
ところが、上司から意味を教えられて、同じように、
一生懸命打ち込めるでしょうか。
そうはいかないでしょう。
自分で見つけてこそ、意味は生きてくるのです。
意味を見つけられる力量を身に付けましょう。
●「お茶汲みは、茶道。」(中谷彰宏)
雑用を「道」にすると、意味が生まれます。
たとえば、お茶汲み。
お茶汲みを茶道のレベルに高められれば、
仕事が芸術に領域にまで高められたということです。
歴史に名を残すかもしれません。
日本人の強みは、「道」に高める力。
雑用、庶務を「道」にしていきましょう。
●「気働きは、自己表現。絵や歌と同じ。」(中谷彰宏)
自己表現というと、絵や歌というイメージです。
何らかのカタチにして初めて、表現された。
それも一つの真実です。
でも、無形の自己表現というものも存在します。
たとえば、「気働き」。
気を利かす、気をまわす、気を遣う。
場の空気を編み出す「気」の世界。
これは、絵や歌と変わらない自己表現なのです。
●「鬱憤を、エネルギーにしよう。」(中谷彰宏)
仕事をしていれば、鬱憤がたまることがあります。
いい仕事をしている人は、この鬱憤をエネルギーにします。
悔しい、虚しい、そういう感情を浄化させ、原動力にする。
鬱憤は、ふて腐れることによって、毒ガスになり、
その人の体内で中毒症状を起こしてしまいます。
鬱憤をエネルギーにするには、とにかくふて腐れないこと。
ふて腐れない人の鬱憤は、パワーになるのです。
●「成り行き重視の女性。ダンドリ重視の男性。」(中谷彰宏)
「合理的でない人にイライラしなくなると、
人間がワンステップアップする。」と中谷さん。
出かけ際、もたもたしている女性にイライラする男性。
どの家庭でもお馴染みの光景です。
これには、まさに男女の志向性の違いが如実に表れています。
男性が組んだダンドリを、女性が壊してイライラ。
このありがちがパターンを乗り越えるためには、
女性がダンドリ上手になる。
あるいは、男性がイライラしない。
この2つ、中谷さんから教わることができますね。