月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

素直だから、愛される。

何でも真に受ける、中谷流「直感」素直術。

別冊・中谷彰宏177「最悪の先に、天使が現れる。」――『バッファロー'66』『フェノミナン』

「直感」とは、神様からのメッセージを受け止める感受性。
そのために不可欠なのが「素直さ」です。
今回ご紹介する映画は2本「バッファロー'66」と「フェノミナン」。
いずれも主人公の「素直さ」が味わいどころです。
これまでご紹介してきた「イエスマン」や「フォレスト・ガンプ」も、
同様に、主人公の素直さが見どころでした。
中谷さん好みのキャラクターは「素直」に、運命に向き合う人。
そういう人だからこそ、神様からのメッセージを受け止め、
自分の才能を世のため人のために活かしていけるのですね。
「素直」に才能を活かしきる方法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□自意識が強くて、疑い深い方。
□四角四面で疲れている方。
□神様のアイディアを受け止めたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏177

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ177 価格:1,700円(税込)

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○「主人公が常識からずれている。それがオフビート。」(中谷彰宏)

最初にご紹介するのは「バッファロー'66」。
奇才・ヴィンセント・ギャロの監督・主演作の自伝映画です。
この機会に、ギャロについて調べてみたら、とても興味深い人物でした。
若い頃、路上で出会ったバスキアとバンドを組んでいたり、
J-WAVEで人生相談をしていたり、小津安二郎のファンだったり、
グンゼの白ブリーフが好きで、来日時にダイエーで大人買いしたり。
ヴィンセント・ギャロ、味わい深いアーティストですね。

○「『抱きしめて』と言われたら、握手しよう。」(中谷彰宏)

ある冬の日、刑期を終えて出所した主人公・ビリー。
出所するなり、いきなり尿意に見舞われます。
とはいえ、刑務所に戻ることもできず…
おしっこを我慢しながら出会ったのが「天使」レイラ。
フィアンセとして、レイラはビリーの実家に「拉致」されます。
「『抱きしめて』と言われたのに、握手しようと手を差し出す。
ビリーは、見た目と違って、とても臆病で、うぶ。
とにかく常識からずれている。オフビート。」と中谷さん。
落差の大きいキャラクターで、浮世の憂さも吹っ切れますね。

○「ジョン・トラボルタは、一番感じのいい俳優の一人。」(中谷彰宏)

「フェノミナン」とは「不思議な現象」や「天才」を意味します。
映画「フェノミナン」の主演は、かのジョン・トラボルタ。
のんびりした田舎町の自動車修理工・ジョージ。
37歳の誕生日パーティーの帰り道、謎の閃光を浴びます。
この瞬間から、ジョージは「天才」に。
チェスではライバルを打ち破り、スペイン語も一気にマスター。
貧しい人にビジネスを手ほどきし、行方不明の子供を見つけ出す。
さらには地震を予知、的中させて、彼の人生はさらに加速。
「一番感じのいい俳優」の演じる天才物語、惹き込まれます。

○「リンゴは肉体の一部になり、ずっと永遠に一緒にいられる。」(中谷彰宏)

「リンゴを齧ってみよう。リンゴは僕の肉体の一部となり、
思い出となる。そして、これから先ずっと永遠に一緒にいられるんだ。
すべてのものは、みんな、どこかへと旅を続けているんだよ。
木は、地面で全部つながっているんだ」とジョージ。
「天才」ジョージが、どうしてこんなセリフを?
この間に、いかなる物語があったのか、ぜひ妄想してみてください。
一度ご覧になった方は、もう一度観るきっかけになりますね。

○「素直に受け取る人が、直感力がある人。」(中谷彰宏)

ずいぶん前の月ナカで紹介された「イエスマン」。
別ナカ170で紹介の「フォレスト・ガンプ」。そして「フェノミナン」。
中谷さんのリスペクトするキャラクターの共通点は「素直さ」。
「自意識が行動力を妨げる。素直に受け取る人が、実行する人。
素直に受け取る人は、直感力がある人。」と中谷さん。
直感とは、神様からのメッセージをそのまま受け止める感受性。
人を信じることで、神様からの恩恵を受けることができるのですね。

○「社交辞令を、真に受けよう。」(中谷彰宏)

社交辞令と言えば、「真に受けない」というのが大人の作法。
一般的に、そう思われていますが、それは違うと中谷さん。
「ホテルマンやバーテンダー。サービスマンは、頼まれごとが大好物。
対談したパークホテルホテルの支配人さんの社交辞令を真に受けて、
今回、月ナカのジャケット写真を撮影させてもらった。
社交辞令は、神の啓示。鵜呑みにしよう。」と中谷さん。
「素直さ」を体得するなら映画。この機会に「フェノミナン」を。

○「アイディアは、愛。」(中谷彰宏)

映画「フェノミナン」で印象的だったのは、
困っている人たちへ、無償でアイディアを提供するシーン。
「僕は、頼まれてもいないのに、アイディアが浮かぶ。
アイディアは、愛。神様からのアイディアを中継する。
素直な人は、神様からのアイディアを受け止められる。」と中谷さん。
神様の「愛」を受け止めるために必要なのが「素直さ」。
「素直」はトレーニングして、体得していくものなのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美