月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

中谷さんの原点が「綾子おかあちゃん」。

コシノ家に学ぶ、岸和田流「みとれえ」商売術。

別冊・中谷彰宏173「誰も、悪くない。」――『カーネーション』

NHKの朝ドラ「カーネーション」。
主人公は「綾子おかあちゃん」は、中谷さんのご親戚にあたる方。
ファッションデザイナーのコシノ三姉妹のお母さんでもあります。
「誰もわるない。しょうがないやんか」
事業不振や家族の問題、そして戦争という世相。
誰かを悪いとしてしまえば済むところを、そうしない根性。
そんなど根性が「カーネーション」の基調になっています。
「みとれえ」――どんなときもめげないのが岸和田の流儀。
粘り強い「あきない」の本質、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです♪

□中谷さんのルーツを見てみたい方。
□最高のセリフから元気をもらいたい方。
□「あきない」の真髄を体得したい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏173

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ173 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】別ナカ173 価格:5,000円(税・送料込)

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○「命は、燃やすためにある。」(中谷彰宏)

ドラマ「カーネーション」、セリフがしびれると中谷さん。
とくに、主人公の「綾子おかあちゃん」。
「ええときに、調子のるのもあかんけど、
つらいときにいじけるのも、あかん。
なんぼでも、くるしんだらええ。あがいたらええ、悩んだらええ。
命はな、燃やすためにあるんや」と綾子おかあちゃん。
「実物を知っている。僕のなかではリアル。」と中谷さん。
このドラマで、中谷さんのルーツにアクセスできそうですね。

○「夢は大きいほど、こわれやすい。」(中谷彰宏)

夢を持って、努力しても叶わないこともあります。
その一方で、思いがけない幸運に見舞われることも。
「夢は大きいほど、こわれやすいもんやによってな、
大きい夢もたなあかんけど、大きい夢ほどこわれやすいで」
「人生ちゅうもんは、やさしいもんで、
なにが欲しいのかよういわん人間のような手にも、
急にぽこっと宝物をくれるときがあります」
見えない未来を予想せずに、一日一日に打ち込むことですね。

○「服が、ふさわしい物事を引き寄せる。」(中谷彰宏)

「服っちゅうもんはな、着て歩くことで、
それにふさわしい物事を引き寄せてまうんや」
暴力事件の原因は、当人のファッションに原因がある。
でも、けっして否定はしないのが綾子おかあちゃん。
「若いこのやることは自分にはわからんかて、
まちごうとるとは限らんっちゅう、覚えたらええんや。
要はな、あれは外国語みたいなもんや。うちにはわからんでも、
それで通じておうている人もいてるっちゅうことや」
肯定でも否定でもない絶妙な言葉だからこそ、響きますね。

○「相手のためにすることで、成功できる。」(中谷彰宏)

「うちがなんかして成功したときちゅうんは、
必ず相手のためを思うてしたときなんです。
自分のために、欲に目がくらんでやったときは、
ぜーんぶ、失敗しました」と綾子おかあちゃん。
「自分の身銭きってこそなんや。
自分で崖っぷちに立たんことには、ぜったい
ここまでおもろないよってな」
利他的な行為と身銭を切るという覚悟。
成功は、この心構えからもたらされるのですね。

○「知恵は、増えていくばかり。時間は減っていくばかり。」(中谷彰宏)

「知恵というもんはな、増えていくばっかしのもんや。
10年ちゅう時間はな、減っていくばっかしのもんや
その気になれば、勉強できることは山ほどある」
このあたり、中谷さんのメッセージそのもの。さらに、
「若い子らがな、無理やと思うことほどやったらんで、
どないするんや 歳とっとる意味ないがな」
高齢者こそ、無茶をしよう――元気が出るメッセージですね。

○「うまくいくではなく、勉強になることを目指そう。」(中谷彰宏)

成功と成長、この二択に迷わず「成長」の綾子おかあちゃん。
「しんどいけどな、必死にやらんと勉強にならない。
うまくいくねんと勉強になるは違う」と綾子おかあちゃん。
「求めていることは、成長。
『うまくいく』、成功より『勉強になる』は、もっと得。
勉強になればいいと思えば、ショックがない。」と中谷さん。
成功にとらわれないで、成長にこだわりたいですね。

○「不安なときほど、胸を張ろう。」(中谷彰宏)

「堂々としなさい。洋服を着て胸を張って歩くことを、
あなたの使命だと思いなさい それが洋服をつくる人間の使命」
「堂々」、これは中谷さんが日頃言う「余裕」の現れ。
中谷さんは、つぎのようにおっしゃいます。
「ファッションデザインとは、元気をつくる仕事。
いい服を着るには、品格と誇りが必要。
誇りと品格なくして、夢と希望は持てない。」
服へのこだわりは、夢と希望へのあくなき追求だったのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美