月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

正しさより好き嫌い。甘さより苦さ。

寛人生の奥深さを味わう、中谷流「不均一」健康術。

別冊・中谷彰宏151「不均一だから、美味しい。」――違いを楽しむ健康術術

健康的な食べ物を食べているのに、毎日運動しているのに、元気がない。
その理由は、「精神ハツラツ行動」が乏しいからかもしれません。
健康食を食べるのなら、料理から手がけることで、もっと美味しくなる。
ストーリーだけではなく、筋を捨てて映画を観れば、もっと味わえる。
言葉ではなく、阿吽の呼吸でコミュニケーションすれば、もっと伝わる。
正しさにこだわるより、自分の好き嫌いで行動すれば、もっと元気になる。
「わかっている」ことに安住せずに、「わからない」ことを探求する。
こうした「異質」との接触が、私たちの魂をみずみずしくしてくれるのです。
魂レベルの健康法、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□中谷さんのように映画を観たい方。
□中谷さんのように料理をしたい方。
□無理なくダイエットしたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏151

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ151 価格:1,700円(税込)

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自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】別ナカ151 価格:5,000円(税・送料込)

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○「1回目から、ストーリーを捨てよう。」(中谷彰宏)

以前の月ナカで、中谷さんはこうおっしゃっていまいた。
「1回目は筋を追う。2回目は演出や製作者の意図と技を観る。」
このときは、とても感銘を受けましたが、さらに進化していました。
「僕は、もう1回目から筋を捨てることができる。
僕が熱く語った、そのシーンはなかった。」と中谷さん。
映画を観るというより、映画に陶酔しているかのようですね。
中谷さんの域に達するために、やっぱり映画をたくさん観ること。
量稽古が、私たちの感性に磨きをかけてくれるのです。

○「健康意識は、伝導する。」(中谷彰宏)

健康にばかり意識が行っている姿は、決してかっこいいものではありません。
毎朝、血圧を計っているロックミュージシャンは様になりませんし、
早寝早起きする文豪は、ちょっとイメージと違います。
でも、これらは私たちに刷り込まれたステレオタイプなのかもしれません。
「不健康だと活躍できない。だから、一流は健康意識が高い。
だから、アスリートは健康オタクの年上女性と結婚する。」と中谷さん。
健康意識の高い人とつきあうことで、活躍寿命が伸びるのですね。

○「苦味が味わえると、仕事も恋愛も一流。」(中谷彰宏)

苦味というのは、子供にはわからない味覚の一つです。
サンマのワタを味わえるのも、大人ならではの楽しみといえます。
「味覚も仕事も、最初は、甘さから入る。
それが苦味も味わえるようになると面白い。
恋愛も苦さを味わえるようになれば、一流。」と中谷さん。
味覚とは違い、仕事や恋愛には経験という肥やしが不可欠です。
たくさんトライして、人生を味わい尽くしましょう。

○「料理すれば、ダイエットできる。」(中谷彰宏)

ダイエットの大敵は「食べ過ぎ」。
どうして食べすぎてしまうかといえば、「出される」からです。
出されたものは平らげるのも、マナーのひとつです。
これを防ぐためには、自分で食べる量を調整するしかありません。
そう、自分で料理するのです。
「料理とは工夫。ひとり言を言いながら、料理しよう。」と中谷さん。
中谷さんは、一人二役になって、会話しながら料理するそうです。
そのおしゃべりも、食べすぎ防止にもつながりそうですね。

○「しゃべらないほうが、感情が伝わる。」(中谷彰宏)

「話せばわかる」と言いますが、本当でしょうか。
理路整然と論理を並べられても、納得できないことはよくあります。
まくしたてられるように感じられたら、聞く耳も持てなくなるものです。
「しゃべらないほうが、感情が伝わる。」と中谷さん。
欧米的なディベート重視の昨今、言葉に頼りがちな人が増えています。
でも、本当に心が通い合うのは「阿吽の呼吸」、
言葉を介さないコミュニケーションなのかもしれませんね。

○「好き好きは、正しい正しくないより上位概念。」(中谷彰宏)

好きな食べ物、好きなチーム、好きなタレント。
どれだけ論理を積み上げられても、好きなものは好き。
いくら理詰めされようとも、論破されようとも微動しないのがファン心理。
「好き好きは、正しい正しくないより上位概念。
『機嫌ようやっているのやから、やらしてやりいな』の精神。
嫌いだと思う人は、関わらなくていい。」と中谷さん。
価値軸が確立していれば、他人の声でブレることはないのですね。

○「わからないものを、大事にしよう。」(中谷彰宏)

わかりやすいこと。すでに、わかっていること。
年をとると、こうしたことに対する執着心が強まるようです。
その一方で、「わからないもの」に対する適応力を失っていきます。
「わかってしまうと、つまらない。成長がない。
わからないものを、大事にしよう。」と中谷さん。
「わかる」に安住しないで冒険に出る。
これが、人生を活力あふれたものにしてくれるのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美