月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

階段を見たら、飛びつこう。

寛大になれる、中谷流・ごきげん健康法。

別冊・中谷彰宏150「善と悪を分けないことで、ストレスは消える。」――寛大になれる生活術

健康を気にしているようでは、仕事に生きているといえない。

こんな考え方が、少し前までの日本社会の主流でした。

時は流れ、こんにち不健康自慢、徹夜自慢はイタい感じになりました。

自己管理、時間管理の不行き届きを自ら晒しているようなものだからです。

「40歳が人生の境目。足腰から衰えは訪れる。

階段を見たら、飛びつこう。正しい深呼吸をしよう。」と中谷さん。

ふだんの生活のなかで、どれだけトレーニングできるかが勝負。

人生100年時代の健康法、中谷さんから伺いました。


★こんな方にお奨めです♪


□いつもごきげんでいたい方。

□正しい深呼吸を習得したい方。

□ずっと健康でいたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)

【単品】別冊・中谷彰宏150

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ150 価格:1,700円(税込)

※メールでデータをお送りします。

自動配信ではありませんので、配信に最長1日かかります。

【CD版】別ナカ150 価格:5,000円(税・送料込)

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○「人生の境目は、40歳。」(中谷彰宏)

『LIFE SHIFT』によれば、今40歳くらいの人は、平気寿命は95歳。

「人生100年」は、にわかに現実味を帯びてきました。

ところが、これまでの人生モデルは、80年人生を想定したもの。

「80年戦略」で、今後をやりすごすことの困難さが叫ばれています。

「60歳までしがみついたら、それからは無理。

30代と40代以降は、違う人生。人生の境目は、40歳。」と中谷さん。

長寿化とともに重要になったのが、年齢に応じたアップデート。

勉強し続けて、新たな自分に脱皮し続けていきましょう。

○「健康管理は、時間管理。」(中谷彰宏)

「健康に気遣っているようでは、一流とはいえない」

ひと昔前の男性は、そんな考え方をしていました。

時代は変わり、今やそういう価値観はもはやブラック思想。

「健康診断には、忙しくて行けないではアウト。

健康管理は、時間管理。」と中谷さん。

健康をないがしろにする人は、時間をないがしろにする人。

そういう認識が、働き方をアップデートしていくのでしょうね。

○「都市生活者は、階段との戦い。」(中谷彰宏)

だいぶ前の月ナカで、中谷さんがこうおっしゃいました。

「階段を見つけたら、飛びついている。

『イチニサンシ、ニニサンシ』とぐいぐい昇る。」

これを聴いてから、私も階段を苦にしなくなりました。

「循環器の問題は、足腰の問題。走るまではいかなくてもいい。

老化は下半身から。歩こう。階段を昇ろう。」と中谷さん。

階段を見つけたら、飛びつきましょう。

○「健康管理は、ごきげん管理。」(中谷彰宏)

諸悪の根源とされる、メタボリックシンドローム。

でも、中谷さんはこうおっしゃいます。

「体脂肪率をむやみに下げると、リスクに見舞われる。

免疫力が下がる。もう一つはメンタル。不機嫌になる。」

健康的な数値を達成するために、ストイックになりすぎると、

かえって心の健康を損ねてしまう。そんなことはままあります。

自分の「機嫌」を最優先して、健康を考えてみましょう。

○「ニュースを見ないで、絵画を観よう。」(中谷彰宏)

怒りが、健康に害をなすことは、よく知られています。

心疾患などの血管に、怒りは悪影響を与えるようです。

「暗いニュースを見ると、腰が痛くなる。腰痛は、メンタルの問題。

ニュースを見るより絵を観よう。展覧会に行こう。」と中谷さん。

怒りを誘発してしまう要因を遠ざけることが、いちばんの健康法。

感情に火をつけるより、感性を研ぎ澄ます。

心身一如。心のありようが、健康を決めるのですね。

○「怒りは、正義感から生まれる。」(中谷彰宏)

世の中、嫌なことには、どうしても遭遇してしまうものです。

でも、その時に、私たちの日頃の修行の成果が試されます。

「怒りは、正義感から生まれる。

やり返していては、悪意の感染を増幅するだけ。

嫌なことを感謝に切り替えるのが、感じのいい人。」と中谷さん。

正義感を「怒り」に落としてしまうのではなく「平和」に高める。

こんな切り替えができる人が、真の平和主義者なのですね。

○「道徳とは、自分に問い直す力。」(中谷彰宏)

道徳というと「正義感」のあるなしで語られがちです。

正義か否かという判断で、悪を裁くというイメージがあります。

でも、これについて、中谷さんは、つぎのように戒めます。

「他者に向かっているのは、道徳心ではない。

あれやったけど、あれでよかったのかなあ。

自分の行動を自問するのが道徳心。

魔女狩りには、クリエイティビティがない。」

悪と決めつけ断罪するのは、道徳心の欠如した行動なのです。

それぞれの事情を斟酌するのが、寛容の精神なのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美