月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏145「見えない糸を感じる人が、成長する。」――師匠運をあげる生き方塾

「知識」を得るだけならネットで済みますが、教養となると話は別。
池上彰さんが「教養とは、自分を知ること」とおっしゃっていましたが、
ネットは、さすがに「自分を知ること」まで面倒をみてくれません。
そこで「師匠」の登場です。
師匠につき、一挙手一投足を観察する。生き方を丸ごと体得する。
そうすることで、師匠のみならず、師匠につらなる先人たちの叡智を、
「教養」として、一身に吸収することができるのです。
知識の時代から教養の時代は、テクニックの時代からスピリットの時代。
小手先のテクニックではどうにもならない時代だからこそ「師匠」。
師匠の見つけ方と私淑の仕方、中谷さんから教わりました。

★こんな方にお奨めです。

□「本物」を体得したい方。
□ずっと成長し続けたい方。
□眼の前の忙しさに追われている方。

本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ145 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
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ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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○「習慣が、遺伝する。」(中谷彰宏)
現代のタブーの一つ、それは「遺伝」。
すべて遺伝で片づけられたら、「学校」は崩壊してしまいます。
でも、遺伝が現実として存在することは、誰もが実感する通りです。
「遺伝の95%は、習慣遺伝。親の習慣が、子供に遺伝する。」と中谷さん。
「生まれつき」というより、その後の「生き方」が遺伝するのです。
そうなると、親たる者、自分の習慣を省みる必要が出てきます。
あなたの今の習慣、お子さんがそのまま継承してもいいですか?

○「善なることを信じられるのが、想像力。」(中谷彰宏)
疑い深い人が詐欺に遭う――これは、よく言われることです。
疑い深いとはいっても、どこかに弱点があるものです。
詐欺師は、そこにつけ込むのでしょう。
「信じるとは、想像力。自分も将来、苦境に陥ることがある。
そう想像できれば、困っている人をむげにできない。
いつ、その人にお世話になるかもしれないから。」と中谷さん。
自分が困った時を想像できて、救われる場面も想像できる。
いい「物語」を思い浮かべられる力、それが想像力なのですね。

○「いちばん大事なのが、師匠運。」(中谷彰宏)
「金運、恋愛運、健康運――あらゆる運勢のなかで、
一番大事なのが師匠運。見えない糸が見えるかは弟子次第。
師匠と出会うためには、優れた弟子である必要がある。」と中谷さん。
師匠と弟子の関係は、代々の師弟関係を継承するということ。
弟子は師匠となり、いずれ、弟子を育てることになります。
師弟の連綿とした系譜に身を置けるかどうかは、私たち次第。
「物語」を実感できるのが、師匠運なのですね。

○「ルーティンがあるから、成長できる。」(中谷彰宏)
「規則正しい生活をしているから、力を発揮できる」
青山学院大学の原監督が、こうおっしゃっていました。
師匠についていく意義も、ここにあるのかもしれません。
師匠の話し方、佇まい、日課。そういったものを丸飲みする。
「引っ張っていってくれるからついていけばいい。
師匠につけば、自動的に成長できる。」と中谷さん。
師匠にすべて委ねることができるから、自分の領域を耕せる。
より高みを目指すためには、師匠の存在が不可欠なのです。

○「抽選思考では、成功できない。」(中谷彰宏)
選抜思考か抽選思考か――人間には2タイプあると中谷さん。
「勉強が好きな人は選抜思考。勉強が嫌いな人は抽選思考。
配られたカードの良し悪しで一喜一憂するのが抽選思考。
選抜思考なら、配られたカードで最善を尽くす。」
その全力の出し方が、成長であり幸福というもの。
与えられた条件や待遇に嘆いたり愚痴ったりしていては、
せっかくの成長機会を逸することになるのですね。
配られたカードで、ベストを尽くしましょう。

○「未来の忙しさに、追われよう。」(中谷彰宏)
眼の前の仕事に追われている人もいれば、
「未来の忙しさ」に追われている人もいます。
「過去に追われているか、それとも未来を追っているか。
それは予習と復習の差。思考のフライイング。
トップアスリートの気持ちは、つねに未来に向いている。
まだ起こってないことをシミュレーションしよう。」と中谷さん。
「未来」のための忙しさで、ヘトヘトになりたいですね。

○「頼まれてないことを、しよう。」(中谷彰宏)
合理性や論理性では、前進しない時代を迎えつつあります。
これからの時代を牽引するのは「おもろいやつ」と中谷さん。
「頼まれてもないことをする人が、一番面白い。
過剰な入れ込み、食い込もうという気迫、おせっかい。
わからなくても、『はい!』と手を挙げるのが関西人。」
中谷さんが愛する作家、ロマン・ローランもこう言っています。
「他人のうしろから行くものは、決して前進しているのではない」
前のめりでつんのめりそうな人が、時代の寵児となるのですね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美