月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏135「非効率ができる人が、稼げる。」――教養で生きる人生術

豊かな生活をしたい。自分の願いをかなえたい。
どんな時代でも、私たちが願うことに変わりはありません。
でも、時代を洞察し、それを見据えた戦略を立てなければ、
望むような成功は実現できないのが現実。
現在、経済の時代から文化の時代へと急激に転換中です。
効率を重視すれば豊かになれる時代は終焉を迎え、
学びによって豊かになる。そんな時代に移行しつつあります。
「効率で食べていける時代は、終わった。」と中谷さん。
経済の時代が終え、AI=超効率時代が到来するなか、
私たちはどのような意識改革をすればいいのでしょうか?
新しい時代の人生戦略、中谷さんが語ってくださいました。

★こんな方にお奨めです♪

□努力が空回りしていると思われる方。
□AIに仕事を奪われるのではないかと心配な方。
□いち早く、新しい時代を先取りしたい方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ135 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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○「高いかどうかは、価格では決まらない。」(中谷彰宏)
500円でも高すぎると思う料理もあれば、
5万円でも安すぎるという料理もあります。
では、その評価は、どのようにして決まるのでしょうか?
「高いかどうかは、価格では決まらない。
知識、経験、技術、心意気。器、しつらえ、豊かな時間。
このお店で学ぶことができる量で決まる。」と中谷さん。
文化をどれだけ体験できるかが、価値なのですね。

○「文化的関係とは、学びを媒介とした関係。」(中谷彰宏)
お客さんは、お店から学び、お店はお客さんから学ぶ。
この両者によって、そのお店の価値が決まるといってよさそうです。
これはお店に限らず、人間関係でも同様。
おたがいに学びあえる関係が、もっとも豊かな人間関係といえます。
「文化的関係とは、学びを媒介とした関係。」と中谷さん。
経済効率一辺倒の時代が終え、文化度が問われる時代へ。
そんな時代の尺度は「学びの量」となっていくのですね。

○「夜景が好きな男は、モテない。」(中谷彰宏)
「お店から学ぶ」といっても、そう簡単ではありません。
予習しないで出向いたのでは、学びも浅いものになってしまいます。
中谷さんは、「芸術を鑑賞するためには、勉強が必要。」と、
よくおっしゃっていますが、お店から学ぶにも予習が必要なのです。
流れている音楽は、この店にとって、どのような物語があるのか。
手入れされた庭園に咲き誇るのは、どんな草花なのか。
「夜景が好きな男は、モテない。」と中谷さん。
目を楽しませるイルミネーションも悪くはありませんが、
深い文化や教養の世界にも習熟しておきたいですね。

○「季節感が崩壊すると、情緒も崩壊する。」(中谷彰宏)
一流のレストランで、学ぶべきものは、何でしょうか?
当然、味。サービスやもてなし方、インテリアもあるでしょうが、
中谷さんは、「一流のお店には、季節感がある。旬は高い。
効率には季節感がない。季節感が崩壊すると、情緒も崩壊する。
一人でカウンターに座って、季節感を満喫しよう。」とアドバイス。
慌ただしく毎日を過ごしていると、季節を忘れてしまいますね。
そんな方は、一流のお店で、季節感を味わいましょう。

○「文化の場所に、経済を導入しない。」(中谷彰宏)
「なんで、スーパーでも売っているビールが1000円もするんだ!」
「でっかい皿に、ちょこっとしか載っていなかったよ……」
食べ物をカロリーや栄養の補給源としか考えていない方は、
こんな不平を口にしたりするものです。
「文化の場所に、経済的ロジックを導入しない。
それはファーストフード店でのロジック。
高級なところに行って、貧乏くさいことをしてしまうのは、
ふだんの勉強が足りないから。」と中谷さん。
コスパで見ていては、文化は見えてこないのですね。

○「レベルを上げなければ、教えてもらえない。」(中谷彰宏)
文化の世界では、「学び」が土台。
その際、重要なのが、「教え・教えられ」の関係です。
お店の常連になるのは、学びをもっと深いものにするため。
そう言っても、過言ではないでしょう。
「一回の食事に真剣勝負。文化の吸収に貪欲であること。
トイレに行きたくなくても、行って勉強する。」と中谷さん。
そういう人には、お店のご主人が学びを授けてくれます。
そんな姿勢と意欲が、あなたのレベルを上げてくれるのです。

○「効率で食べていける時代は、終わった。」(中谷彰宏)
働けば、それだけ稼げた「高度経済成長時代」。
働かなくても儲かり、働いても稼げなくなった「バブル以降」。
さて、これからの時代は、どのようになるのでしょうか?
「効率で食べていける時代は、終わった。
効率という点では、AIにはとうていかなわない。
これからは文化。文化には、AIも太刀打ちできない。
文化や教養に投資した人が、成功する。」と中谷さん。
効率を追求すれば空回り、非効率に身を置けば噛み合う。
そんな文化の時代は、勉強の時代。ともに学んでいきましょう。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美