月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏134「パーティでは、食事より、社交をしよう。」――一流と出会う社交術

見ず知らずの人がたくさん集まるパーティー会場。
どんなふうに振る舞えばいいのか、
落ち着かない思いをする方も少なくないのでは?
成功者は、こういう場をフル活用します。
「パーティーとは、格上の人と出会う場。
そのためには、なんとなく参加していてはならない。
大事なのは、コンセプト。」と中谷さん。
パーティーに参加するにも、開催するにも要は「コンセプト」。
コンセプトが明確ではない集まりには、参加しない。
会を開催するのなら、まず何よりもコンセプトを明確にする。
無駄な会で消耗しないための人脈術、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□パーティーが苦手な方。
□会を上手に開催したい方。
□物事の本質を掴むのが苦手な方。

ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

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○「パーティーでは、飲まず食わず。両手を空けておこう。」(中谷彰宏)
パーティーでは、どんな立ち居振る舞いをすればいいのか。
今回の別ナカでは、そのもやもやを晴らしてくれることでしょう。
1.飲まない、食べない。両手を空けておく。
2.会うべき人がいなかったら、すぐに帰る。
3.紹介を受けずに、自分からアタックする。
これが中谷さんのパーティー3か条。
これを徹底するだけで、パーティーが実りあるものになりそうですね。

○「紹介は受けずに、自分から向かっていこう。」(中谷彰宏)
パーティーといえば、紹介を受けながら、人脈を増やしていく。
そんなイメージがありますが、これは「日本の宴会」の流儀。
「パーティーは、自分より格上の人と知り合う場。
一流の人から学ぶための出会いの場。だから、紹介を受けずに、
自分からいかなければ、チャンスをつかめない。」と中谷さん。
紹介を受けなければ、自分が安っぽく思われるのではないか。
そんな余計な心配をしている場合ではないのです。

○「会には、コンセプトが不可欠。」(中谷彰宏)
「何のために集まるのかを明確にしよう。
コンセプトがない会は、グダグダになる。
お葬式は、故人を悼むという点で、コンセプトが明確。」と中谷さん。
なんとなく集まって、なんとなくだべる。
これほどの時間の無駄はありません。
フットワークの軽さは、こんな時、仇になります。
しっかり会の質を確認してから、参加しましょう。

○「学びの場は、同等のレベルで集まる。」(中谷彰宏)
経済学者・野口悠紀雄さんが、ブレストの必須条件として、
レベルが同等の人で行うこととおっしゃっていました。
たしかに、いろんなレベルの人でブレストをすると、
レベルが低い人に変な気遣いをして、議論が不毛なものになりかねません。
心置きなくアイディアを出しあうためには、レベル合わせが不可欠。
「学びの場は、同等のレベルで集まる。」と中谷さん。
自分のレベルを客観視することが、効果的な学びにつながるのですね。

○「コンセプトは、誰を喜ばせるかで決まる。」(中谷彰宏)
「『誰を一番喜ばせればいいのか』がコンセプトの最大要件。
「社長がニコニコになればいいのか、それとも、
協力会社の人たちが喜んでくれればいいのか。
それをきちんと設定することで、コンセプトが明確になる。」と中谷さん。
誰もが満足する会を目指そうとすると、かえって、
誰も満足できないという結果になりかねません。
目的を絞り込むことが、会の成功を生むのですね。

○「こだわりとは、状況に合わせてアレンジすること。」(中谷彰宏)
たとえばテレビ出演の時、中谷さんは、番組のコンセプト、気候や天候、
さらには社会的状況の変化を踏まえて、着る服を選ぶそうです。
直前になって、突発的な事件が起こって、変更することもしばしば。
「こだわりとは、着たいものを着るではない。
刻一刻と変化する状況に、踏み込んでいく。
こだわりとは、状況に合わせてアレンジし続けること。」と中谷さん。
シチュエーションに対してベストを尽くすこと。
これが「こだわり」、つまりプロ意識というものなのですね。

○「雑談で、物語に肉薄しよう。」(中谷彰宏)
一流の仕事人は、お客さんの「物語」に肉薄します。
建前、見栄、体裁といったものの向こうにある希望や期待、
お客さん本人すら気づいていない、「物語」に気づかせてくれる。
そんな仕事をする人は、どんな技法を用いているのでしょうか?
「予算と人数を尋ねてよしとするようでは、ノーコンセプト。
雑談を通じて、コンセプトを明確にしていこう。」と中谷さん。
雰囲気を和やかにするためのラポール機能だけではありません。
雑談とは、お客さんの「物語」を取材するための技法なのです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美