月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏131「勉強することで、楽しめる。」――マニアックな人に愛される恋愛術

幸せな人とは、どんな人でしょうか?
お金持ち? それとも、社会的成功をおさめた人?
中谷さんの答えは違います。
「いま、一番幸せなのが、マニアな人たち。」
自分の好きな世界を深められている人は、人に寛容です。
他人の長所を見つけることに長けているのが、マニアな人たち。
マニアな人は、人を信頼できます。だから、信頼される。
信頼され愛されるから、神様銀行にも自然とお金が貯まる。
時代の豊かさを存分に享受する、マニアという生き方。
マニアな人たちの心構え、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□マニア体質になりたい方。
□芸術を鑑賞したい方。
□人に優しく、寛容になりたい方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ131 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
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ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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○「マニアは、マニアが好き。」(中谷彰宏)
マニアな人が魅力を感じるのは、同じくマニアな人。
その際、ジャンルは違っていても構いません。
自分のテーマの「掘り下げ方」に共鳴するからです。
一方、同じジャンルを志向していても、
浅く掘っている人に違和感を持つのがマニアな人たち。
上段者は、上段者同士の人間関係が築かれていくのですね。
脇目も振らず、自分のテーマを掘り下げていきましょう。

○「芸術を鑑賞するためには、勉強が必要。」(中谷彰宏)
「『先入観なしで観てください』というのはおしゃれだけど、
芸術を鑑賞するためには、事前の勉強が必要。
芸術は作者が半分、鑑賞者が半分つくるものだから。」と中谷さん。
仏師・運慶はいかなる時代に行きていたのか。
どうしてあのような写実的で力強い作品を残したのか。
そういった知識を知っておくことで、芸術はもっと味わえます。
芸術を観る感性は、勉強でやしなわれるのですね。

○「マニアは、飽きない。」(中谷彰宏)
マニアな人は、物事を深く掘り下げる手法を持っています。
だから、自分のジャンル以外のことでも味わうことができます。
盆栽マニアが、レストランのサービスを堪能したり、
鉄道マニアが、現代アートを観賞するのも、その一例。
掘り下げるという一点においては、構造は同じだからです。
「マニアの反対は便利。便利を追求すると、マニアにはなれない。
掘り下げ方を知らないから、すぐに飽きる。マニアは飽きない。」
いつでもどこでも楽しめるのが、マニアな生き方なのですね。

○「評価しているコメントを、参考にしよう。」(中谷彰宏)
レストランでも映画でも、中谷さんが参考にするのは、品のあるレビュー。
批判的なレビューやコメントは参考にしないそうです。
批判的なレビューは、実は、書いた当人の力量のなさの表れ。
ものをみる目を持った人は、長所を見い出すことができます。
「評論とは、優れた点を見つけ出す作業」とは、
評論の神様・小林秀雄さんの言葉。
長所を見つけ出す訓練を通じて、味わえる人になりたいですね。

○「マニアックとは、何かを捨てること。」(中谷彰宏)
マニアックな趣味を持っている人は、それに集中投下します。
ある知り合いは、ボーナスをすべて鉄道模型2点につぎ込みました。
彼はクルマも持っていませんし、家庭も持とうとしません。
全人生を、鉄道模型に集中させようとしているようです。
「マニアックとは、何かを捨てること。何でも所有したがるようでは、
マニアックにはなれない。」と中谷さん。
欲望を研ぎすませていくことで、マニア体質に変身できるのですね。

○「信頼の反対は、慎重。」(中谷彰宏)
信頼する人のほうが騙されにくく、疑い深い人のほうが騙される。
そんな本をしばらく前に読みました。
一見、逆ではないかと思いますが、中谷さんもこうおっしゃっています。
「慎重とは、信頼していないということ。
信頼とは見返りを求めない関係。信頼があれば、行動できる。」
行動力がないのは、根底に人間不信があるのかもしれませんね。
行動することで、信頼し信頼される関係を築きたいですね。

○「騙されて本望なのが、マニアの生き方。」(中谷彰宏)
マニアな人たちを見ていると、一つのことに打ち込み過ぎていて、
人生を棒に振ることはないのかと、心配に駆られることがあります。
でも、それは、マニアの幸福感がわかっていない人のおせっかいかも。
「自分の好きなことに対して、何の疑いも持たない。
全幅の信頼を持っている。神様から見返りを求めていない。
棒に振って本望というのが、マニアの心意気。」と中谷さん。
心配されるのは、打ち込む対象のない人のほうかもしれませんね。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美