月刊・中谷彰宏「月ナカ生活」

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別冊・中谷彰宏130「終わりの笛を、始まりの笛にしよう。」――逆縁を活かす出会い術

自分の「物語」を生きる人が、人生の成功者。
そういう人は、「終わった…」と諦めたりしません。
どんな苦境に置かれようとも、それが苦境であればあるほど、
「今から、物語が始まる」と考えるのです。
でも、誰もがそういう発想ができるわけではありません。
映画や本で「物語」を大量に仕込んでおくことが肝腎です。
そして、その「物語」を自分にアレンジする創作力も。
さらには、一拍置くことができるメンタル力も不可欠。
ピンチをチャンスにするメンタル術、中谷さんから伺いました。

★こんな方にお奨めです♪

□すぐに諦めてしまう方。
□不安になりやすい方。
□都合のいいところだけつまみ食いしてしまう方。
ゲスト:奈良巧さん(編集者)
本編の一部を無料試聴いただけます。

【データ版】別ナカ130 価格:1,700円(税込)
※メールでデータをお送りします。
自動配信では
ありませんので、 配信に最長1日かかります。


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○「いったん緊張してから、緊張を乗り越えよう。」(中谷彰宏)
緊張、不安、怒り――感情の制御は難しいものです。
「緊張してもいい。緊張を抑えようとしてはいけない。
いったん緊張してから、緊張を乗り越えよう。」と中谷さん。
緊張を押さえ込もうとすればするほど、かえって緊張してしまう。
だったら、「自分は緊張しているんだな」と認めた上で、
それに対処すればいいというわけです。
一気に解決しようとしないで、段階を踏むのがコツなのですね。

○「丸ごと面倒をみる男が、モテる。」(中谷彰宏)
不倫する男性と、お妾さんを囲う男性。
同じようで、ぜんぜん印象が違うのはなぜでしょうか。
「お妾さんを囲う旦那さんは、相手の家族を丸ごと面倒を見る。
お母さんと暮らせる家をあげて、仕事も持たせる。」と中谷さん。
その点、不倫に精を出す男性はコソコソとつまみ食い。
旦那さんの太っ腹とは正反対といってもいいかもしれません。
大事な人の家族まで受け入れる度量が、旦那の魅力なのですね。

○「選ばないで、丸飲みしよう。」(中谷彰宏)
JRのすべての路線に乗った友人がこう言っていました。
「気乗りしない路線もたくさんあったけど、すべて乗りつぶす。
そうすると、意外な魅力が見えてくるし、終えたときの満足感が違う。
好きな路線ばかり乗る、つまみ食い乗りでは、その醍醐味は味わえない」
「つまみ食い」では味わえない、「丸飲み」の醍醐味。
中谷さんは「好きなことは面倒くさいこと」とよくおっしゃいますが、
面倒くさくてもやってしまうことが、好きなことなのですね。

○「恋愛は、逆縁が本質。」(中谷彰宏)
逆縁とは、望ましくない縁という意味の仏教用語。
中谷さんは、この逆縁にこそチャンスがあるとおっしゃいます。
「思わしくない出会いが、運命の出会いになる。
縁はベストの状態から始まらない。恋愛は、逆縁が本質。
だから、逆縁を排除すると、恋愛のチャンスを逃してしまう。」
トラブルやアクシデントから始まった出会い、
面倒くさい相手こそ、運命の人なのかもしれませんね。

○「勝負は、ロスタイム。」(中谷彰宏)
サッカーの試合では、驚くほど、ロスタイムで動きがあります。
ここを制することができるかどうかは、メンタル力で決まります。
「物事を『終わり』と解釈すると落ち込む。終わりではなく、
『始まり』と解釈し直すことで、力がみなぎる。」と中谷さん。
直面している苦境を、物語の「伏線」と考えるのです。
ピンチをチャンスに変える人は、最後まで諦めない人。
そんな「物語力」のある人が、ロスタイムで試合を覆すのです。

○「先をイメージすると、走り抜けられる。」(中谷彰宏)
「社会で活躍するイメージができている人は、
大学受験は簡単に走り抜けることができる。」と中谷さん。
そう、「その先」がイメージできていれば、
目先の問題は、問題ではなくなってしまうのです。
もし、不安や悩みがあるのなら、その先をイメージしてみましょう。
結婚相手と出会えないと悩むのなら、子育てしている姿をイメージする。
「その先」の想像力を、中谷さんから学びましょう。

○「守るものがあると、成熟する。」(中谷彰宏)
不安の正体というのは、じつは依存体質にあるのかも。
「守ってもらおうとすると、人間は成長しない。
捨てられやしないかと、不安になるばかり。
守らなければならないものがある人は成熟する。
そういう人には、不安はなくなる。」と中谷さん。
不安を抱えている人は、人でもペットでも世話をしてみては?
世話に忙殺されているうちに、不安は消え去っているはずです。

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月ナカ生活 コーディネーター・曽我清美